2008年07月30日

「ランブルフィッシュ」{テレビ(BSアナログ)放映情報}

来る8月10日(日)の午前1:30〜3:05(9日深夜)にNHK-BS2の『衛星映画劇場』にて、一番はじめの投稿記事で取り上げていますスーザン・エロイーズ・ヒントンの同名小説をフランシス・フォード・コッポラが監督と製作総指揮、そして原作者のヒントンと共に脚本をも手掛けて、スタイリッシュなモノクローム(パートカラー)の映像で映画化した青春映画作品「ランブルフィッシュ」が放映されます。
私が最も好きな映画作品の一本で、八重洲スター座(もしくはどこか都内の名画座)で初めて観て以来数十回観ており、原作小説もペイパーバックで何度も読みました。私の青春時代の貴重な一作でもあります。
本作については四の五の申しません。ご興味おありの方は是非この機会にご覧になってみてください。

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2008年07月29日

誰かに似ている...

グレゴリー・マクドナルドの同名小説をジョニー・デップが監督/脚本/主演の三役を務め、映画化した「ブレイブ」というドラマ作品がありますが、私はこの作品、余りピンとは来ていないのですが、NHK-BS2の『衛星映画劇場』なぞで放映される度についつい観てしまいます。社会から冷遇され、貧困に喘いでいるネイティブ・アメリカンの現状とその社会に宿る精神性について描かれている上、スナッフ・フィルムを題材にしていることから{インパクトがあって、興味深く、効果していると思いますが、流石にスナッフ・フィルムとなると、些か唐突・突飛なような気がしないでもありません... (アンソニー・ウォラー監督/製作/脚本、マリナ・スディナ主演のホラー・サスペンス映画作品「ミュート・ウィットネス」やジョエル・シューマカー監督/製作、ニコラス・ケイジ主演のサスペンス映画作品「8mm」なぞとくらべても...)}全編に暗澹たる雰囲気と不思議な時間と空間の漂いが感じられる気がしますし、自身ネイティブ・アメリカン(チェロキー族)の血を引くジョニー・デップが演じる主人公の貧困な生活に喘ぐネイティブ・アメリカンの青年、"ラファエル"が家族のために選択した行動を決意せしめた考えや思・想いや何やらが胸に重くのしかかってくるような気はするのですが、そのが何なのかはもう一つ判然としませんし、シンパシーを感じるような感じないような、不思議で、もどかしい感じがします。デップ自身の宗教観...神への、信仰への、そして自己への静かなる叫びや問いかけなのでしょうか...死生観...。"取りの脚を食べる男”役でカメオ出演しているイギー・ポップが手掛けている音楽も作品の雰囲気をうまく表現している気がいます。
とまあ、そんなこんなはおいておいて、初めて本作を観たときに、"ラファエル"にスナッフ・フィルムへの出演と引き換えに5万ドルを支払う謎の男、"マッカーシー"を演じているマーロン・ブランドが誰かに似ていると気になって気になって散々考えた挙句、結局それはマーロン・ブランドその人だったことに気づき、少し前にH・G・ウェルズの小説『モロー博士の島』をジョン・フランケンハイマー監督が、デヴィッド・シューリス主演でリメイク映画化した「D.N.A.」(因にウィリアム・メサ監督、マーク・ダカスコス主演のSFホラー映画「D.N.A.II」という作品がありますが、「D.N.A.」とは関係なく、むしろジョン・マクティアナン監督、アーノルド・シュワルツェネガー主演のSFアクション映画「シュワルツェネッガー/プレデター」の焼き直しのような作品です。マーク・ダカスコスは「D.N.A.」で"ドクター・モロー”の半豹半人の息子、"ローメイ"役を演じています)に"ドクター・モロー"役で出演しているのを観たばかりだっただけに(マーロン・ブランドに成される仕打ちは、自業自得とはいえ、酷いと感じます)、何だかとっても損した気分になり、苦笑いするしかありませんでした。
"マッカーシー"が"ラファエル"に説いて聞かせる"ブレイブ"というのは、彼が5万ドルの対価として"ラファエル"に要求することからすると(それがそのまま全てとすると..)、てんでわかりません。
ラストで"マッカーシー"との約束の、最期の日を迎えた"ラファエル"が彼のもとへ向かうべく奥まで乗り込んで静かに佇む業務用の大型エレベーターの重い扉がバンとしまるシーンは以前の投稿記事で取り上げていますウィリアム・ヒョーツバーグの小説『堕ちる天使』をアラン・パーカー監督が脚本を手掛け、ミッキー・ローク主演で映画化したミステリー・ホラー作品「エンゼル・ハート」のラスト(地獄へのエレベーター)を観て感じるのとはまた違った陰鬱なというか、何ともいえず重苦しい気持ちになります...どこかで違っていてくれと願いつつ...。

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2008年07月26日

「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」、「機動警察パトレイバー THE MOVIE」&「機動警察パトレイバー2 the Movie」{テレビ(地上波)放映情報}

明後日7月28日(月)の深夜25:59〜27:41に日本テレビの『月曜映画』にて士郎正宗さんの漫画『攻殻機動隊』押井守監督が伊藤和典さんの脚本でアニメ映画化したSFサスペンス・アクション映画作品「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」が、7月30日(水)の深夜26:14〜28:00に同じ日本テレビの『水曜シネマ』にて押井守監督、伊藤和典脚本による劇場版アニメ「機動警察パトレイバー」シリーズ第一弾の「機動警察パトレイバー THE MOVIE」が放映されます。8月6日(水)26:14〜28:00の『水曜シネマ』では、同じく押井守監督、伊藤和典脚本による劇場版第二弾の「機動警察パトレイバー2 the Movie」が放映されます。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」につきましては、ビデオリリース時、近所のレンタルビデオ店でビデオを借りて初めて観て、その近未来世界観や映像の描写には圧倒されたものの、チョッとコンパクトにまとまり過ぎて、今一つピンときませんでしたし、その後読んだ原作漫画も耳慣れない言葉が沢山出て来たりもしますし、描かれ方も漫画を読むのが不得手な私には、何だかごちゃごちゃした感じがして、読み難いな〜なぞと思ったりしていたのですが、「機動警察パトレイバー THE MOVIE」と「機動警察パトレイバー2 the Movie」をこれまた近所のレンタルビデオ店でビデオを借りて観て、その絶妙なテーマ性と娯楽性のバランスをした斬新、リアル、サスペンスフルでミステリアスな緊迫感に溢れる多層的で興味深い視点と描かれ方にすっかり魅了されてしまい、その後、OVAとTV{横沢啓子さんが声を演じている警視庁警備部特科車両二課第二小隊員、二号機バックアップ(指揮担当)の"熊耳武緒"巡査部長の凛々しく実直で優しい可愛らしさが好きだったりします)の『機動警察パトレイバー』シリーズも同じく近所のレンタルビデオ店でビデオを借りて貪るように観た後にあらためて観て、その実良くわからなかったりもしますが、興味をくすぐるコンセプトと綿密な設定に基ずく構成によって描かれるテーマらしきものの斬新さ、リアルな生々しさや切迫した孤独と哀愁の中の希望{仮想現実実感世界との融合(また別の孤独と哀愁への逃避)}の漂いなのかにこのときになって初めて衝撃を受けました。"攻殻機動隊"こと"公安9課"のリーダー、"少佐"こと"草薙素子"は大変興味深いキャラクターと思いつつ、何故か余り魅力的には感じられませんが、声を演じている田中敦子さんは、声のみならず、強さと優しさを兼ね備えた、知的なオトナさが魅力やに思います。"素子"より断然彼女の方に”イイ女”を感じます。3作品共、川井憲次さんの手になる音楽も作品の世界観にピッタリで、作品の魅力を引き立てているやに感じます。
現在押井守監督監修の下、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を最新鋭の技術でフルリニューアルした『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』が、今月の12日より劇場公開されているとのことです。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』は、新作カットが使用され、一部3DCGとなっていて、音響も6.1ch化され、台詞・音楽・SEなどがリニューアルされているとのことです。

*心覚え(作品中に登場する台詞・人物・言葉・事物等)
"もう少し、見ていたかったのかもしれんな...この街の、未来を"...根津甚八さんの声の演技も渋くて...。

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2008年07月25日

「水の女」

「水の女」
2002年製作 日本
監督/脚本/編集:杉森秀則 製作:河村光庸、猿川直人 プロデューサー:甲斐直樹、根岸洋之 製作総指揮:中村雅哉 撮影:町田博 美術:林田裕至 衣装:北村道子 音楽菅野よう子 ラインプロデューサー:大里俊博 証明:木村太郎 整音:杉山篤 録音:林大輔 助監督:猪腰弘之
出演:UA、浅野忠信、HIKARU、江夏豊、大浦龍宇一、塩見三省、大久保保鷹、流山児祥、川又邦広、町田忍、樋口圭太、谷崎亜門、杉山りん、都家歌六、松島一夫、頭師佳孝、石井光三、ぼんちおさむ、YUKI、小川眞由美

*おことわり*
この記事には、まだ本映画作品を見ていない方が読まれると多少とも作品の面白さを損なう可能性がある内容が含まれているやも知れません。気になる方はお読みにならないことをお勧めします。


この映画はファンである菅野よう子さんが音楽を担当されているということと、浅野忠信さんが出演しているということ以外には殆ど予備知識がないまま近所のレンタルビデオ店でDVDを借りて観ました。本作がスクリーンデビューとなる主演のシンガーソングライター、UAさんについても殆ど知りませんでした。俳優の村上淳さんの元奥様だったのですネ。

何というかファンタジックで精霊的な雰囲気と題名が「水の女」というだけに、瑞々しく生々しく苛烈、壮絶で危ういリアリティーが感じられて、興味と不安に胸をさわさわと掻き立てられるような気もする作品です。この危うい感じが何とも嫌だけれども、また強く惹き付けられもしてしまいます。私にとっては目にしたことがあるような日常の非日常的風景や情景、ノスタルジアというよりも日常の片隅感というか異世界感を感じる気がします。"水"、"火"、"風"と"大地"をモチーフにしているそうですが、それについてはチョッとスタイリッシュな描写に過ぎるところがある気もしてしまうせいか、ストンとはこないものもあります。"水の女"と"火に取り憑かれた男"の宿命の出会いと恋についても、ジュワッとはくるのかも知れませんが...惹かれ合い、求め合うということの意味...命...生きること...。

銭湯に雨というのは、流石にややくどくてうっとしいイメージを抱きそうなものでもありますが、結婚直前に大浦龍宇一さん演じる婚約者の"ヨシオ"を交通事故で、そして共に関西の小さな町で銭湯"ひかり湯"を営んでいた江夏豊さん扮する父親の"清水忠雄"を心臓発作で失ってしまい天涯孤独となってしまった身の回りで何かが起こる度に雨が降ることから、いつしか"雨女"とあだ名される"清水涼子"を演じているUAさんが醸す不思議な魅惑的(セクシャルでもないのかしら...)な雰囲気と存在感もあってか、観てみると全く違和感を感じることなく観ることができます。

唯一の家族を失ってしまい、しばらく銭湯を閉めて旅に出て戻った"涼が"釜場を任せることになる勝手に家に上がり込んで食事をしていた見知らぬ謎だけれども、不思議な魅力を感じさせる火を眺めていると心が安らぐという男、"宮沢優作"を演じている浅野忠信さんは正しく謎の不思議な魅力を漂わせていて、決して押し付けがましかったり、うるさかったりもせずに、自然に、印象的にスクリーンに溶け込んでいて、もはや演技云々ではない(浅野さんが演じている役の中では、どちらかというと演技を魅せてくれているようにも感じられますが...)、何か凄さと恐さを感じる気がします。優作についていえば、同じ"火に取り憑かれた男"でも佐藤卓哉監督/脚本の私が大好きなテレビSFコメディアニメ作品『NieA_7』の舞台となる宇宙船が着水した港にある、小さな町、荏ノ花唯一の銭湯”荏ノ花湯"の釜炊き、安全第一、シャイな憎めない男、"吉岡稔侍"みたいだったらな〜なぞと思ったりもします。恐いといえば、荏ノ花クレーター地区の宇宙人の地位向上と社会的認知を訴え、元+5で、自らをエリート宇宙人と称するプライドが高く高飛車な中華風宇宙人の女の子、"カーナ"がその自慢の超高性能アンテナで変な電波を受けてトリップしてしまうとき保けた顔が恐いです。

"涼"が傷心の旅先の富士山の樹海の奥で出逢い、後にひょんなかたちで再開を果たすことになるモデルのHIKARUさん演じる風のように自由奔放に生きるバイカーの女性、"ユキノ"というのは、作品のモチーフからしても重要な存在なのだろうけれど、"涼"との絡みも含めて何となく私にはピンとこないものがあったりします。風のようなというのでは、そうなのかも知れませんし、精霊的な雰囲気の漂いは感じなくもないですが、何だか実態がない気がして...それが主人公の"涼"を生々しくバイタルに見せるのに効果していたりするのやも知れませんが...何というか何だかチョッと唐突というか、取って付けたような気もして...。

"忠雄"役の江夏さん、ほんのチョッとしか登場しませんが、犬の散歩をさせている男を演じているぼんちおさむさんや時々"あさひ湯"に訪れては"涼"に風呂に入れてもらう自分は"涼"の母親だと思い込んでいているホームレスの女性、"翠"に扮している小川眞由美さんらも生々しくリアルな危う気さを漂わせた味がある素敵で見応えがある演技を魅せてくれているやに感じます。

私としては、事故や災害などの異常事態、本作ではそれが阪神淡路大震災なだけに、被災者が被った被害や人害について、虚実は別として痛烈に突きつけられ、考えさせられる思いをする作品でもあります。

そして何といっても...ある意味、私が最も恐怖したシーンがある映画でもあるのです..."ひかり湯"の煙突に上り、雷にうたれて炎上しながら落下するチョッと変てこな映像のあの浅野さんの表情と姿には震撼を覚え、今でも目に焼き付いて離れなかったりします...。煙突といえば、小沼勝監督、金子修介脚本/助監督、五月みどりさん主演の日活ロマンポルノ作品「ファイナル・スキャンダル 奥様はお固いのがお好き」を思い出したりなぞします。

銭湯の壁といえばお馴染みの富士山の絵が壁いっぱいにペンキと筆で見事に描き変えられるシーンは圧巻で目を奪われてしまいます。ちあきなおみさんの『雨に濡れた慕情』も素敵に響きます。

お話やストーリーテリングの上手さや面白さはさておき、上述の繰り返しになりますが、危うい微妙なバランスの雰囲気が私にはうざったく感じられるのではなく、嫌だけれど魅力的な緊張感、緊迫感に感じられて惹かれてもしまいます。感覚の素敵さなのか、愛称の良さを感じる気がします。ただ、何度も観たいかというと...。

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2008年07月22日

"Dr.クローガー"=スタンリー・カメル逝く

つい先頃、現在NHK衛星第2テレビジョン(BS2)で毎週火曜日の午後11時〜11時45分にシリーズ5が放送されている(本日7月22日に最終第16話の『謎の凶弾』(後編)が放送されます)トニー・シャルーブ主演/製作総指揮の米国/USAネットワークの大人気TVミステリー・サスペンス・コメディードラマ『名探偵モンク』シリーズでトニー・シャルーブ演じる主人公の元警察官で極度の潔癖症や強迫神経症なぞの症状に悩まされながらも天才的な推理と観察力で難事件を次々に解決する名探偵"エイドリアン・モンク"の担当の精神科医、"Dr.クローガー"役のスタンリー・カメルが今年の4月8日にハリウッド・ヒルズの自宅で亡くなってしたことを知りました。私はこの作品の、この役を演じている彼が大好きなだけに(彼がその味のある悪人面で演じる理性的、常識的で人が良くて、思い遣りもあるごく普通人の"Dr.クローガー"が大好きです)彼の死去を知り、驚きと残念な気持ちでいっぱいです。彼はトニー・スコット監督、キーラ・ナイトレイ主演、ミッキー・ロークら共演による名優ローレンス・ハーヴェイと、ロンドンで活躍するスーパーモデルのポーリーン・ストーン(存じ上げません)との間に生まれ、自らもモデルとして活躍した女性バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)、"ドミノ・ハーヴェイ"と彼女を取り巻く実在の人物をモチーフに彼女の波乱の人生を虚実交錯させて織りなす犯罪ドラマ映画作品「ドミノ」やデヴィッド・リンチ監督/製作/脚本/撮影、ローラ・ダーン主演の奇妙奇天烈なミステリー・ドラマ映画作品「インランド・エンパイア」なぞにも出演してます。
享年65歳とのことです。ここに心よりご冥福をお祈りいたします。今まで楽しませてくれてありがとうございました。シーズン6でお目にかかれるのを楽しみにしています。
現在『名探偵モンク』シリーズは、米国ではシーズン7まで放送されているとのことですが、スタンリー・カメルはシーズン6の第14話『Mr. Monk Paints His Masterpiece』が最後の出演となってしまったとのことで、現シリーズからヘクター・エリゾンド演じる"Dr.クローガー"の友人、"DR.Neven Bell"が新たな"モンク"のの担当の精神科医として登場するとのことです。ヘクター・エリゾンドは私お気に入りの一本であるゲイリー・マーシャル監督/脚本、マット・ディロン主演の青春映画作品「フラミンゴキッド」でマット・ディロン扮するカードゲーム、ジンラミーが得意なことで、ロング・アイランドのビーチ・クラブ<エル・フラミンゴ>の駐車場係として職を得ることになった高校を卒業した夏に将来の進路に悩む主人公の青年、"ジェフリー"の実直な鉛管工の父親、"アーサー"を演じていたりもする味のある堅実な役者さんとの印象です。

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2008年07月20日

「Wの悲劇」

「Wの悲劇」
1984年製作 日本
監督/脚本:澤井信一郎 製作:角川春樹 プロデューサー:黒澤満、伊藤亮爾、瀬戸恒雄 原作:夏樹静子『Wの悲劇』 脚本:荒井晴彦 撮影:仙元誠三 美術:桑名忠之 編集:西東清明 音楽久石譲 音楽プロデューサー:高桑忠男、石川光 助監督:藤沢勇夫
出演:薬師丸ひろ子、世良公則、三田佳子、三田村邦彦、高木美保、蜷川幸雄、志方亜紀子、清水紘治、南美江、草薙幸二郎、西田健、香野百合子、日野道夫、仲谷昇、梨本勝、福岡翼、須藤勘一郎、藤田恵子

先日ひょんなことから公開時に劇場で観て以来、二十数年ぶりに夏樹静子さん原作の同名小説を澤井信一郎さんが監督と脚本を手掛け、薬師丸ひろ子さん主演で映画化したサスペンス・ドラマ映画作品「Wの悲劇」を観ました。初めて観たときには、先に読んでいた原作に何というか匂いのある読み応えを感じるというような本格ミステリという印象を得ていただけに、原作が劇中劇として描かれてしまっていることに物足りなさを感じたりもしたものですし(同時上映の森村桂さんの同名小説大林宣彦さんが監督/潤色/編集を手掛けて、原田知世さん主演で映画化したロマンス作品「天国にいちばん近い島」も観る前に原作を読んでいたこともあって、本作以上に物たらなさを感じた覚えがあります...大林監督作品ということできたしていましたし、キャストも面白いと思ったのですが...原田知世さんはカワイイですし、彼女が歌う主題歌もイイです...)、薬師丸ひろ子さん扮する"三田静香"が研究生として在籍している劇団『海』の看板役者の一人、"五代淳"を演じている三田村邦彦さんや"静香"が女優としての幅を広げるために先輩である"五代"と一夜を過ごした翌朝の帰り道に自宅近所の公園で知り合った不動産屋に勤める"森口昭夫"役の世良公則さんらのアッサリしているのかくどいのか良くわからなかった演技や演出も今見てみると時代や当時風の角川映画的リアリティーが懐かしさと共に感じられながら観れてしまいますし、構成もしっかりして、そつなくて中々見応えがあって結構惹き込まれもしていました。雰囲気や空気感に不思議な緊張感が漂って感じられているのも面白い気がしますし、何気ない日常的なシーン、"静香"が住まうアパートとその部屋、静香が所属する劇団『海』の劇団員たちが居酒屋に集い、舞台上演することとなった『Wの悲劇』の台本を読み上げるシーンや静香と森田昭夫が偶然再開する銭湯のコインランドリーのシーンなぞも何だか惹かれるものがある気がします。上述の"静香"と"昭夫"が出逢うシーンも何だかイイと思います。稽古のシーンは三谷幸喜さんが脚本を手掛ける人気シットコム『やっぱり猫が好き』シリーズのもたいまさこさん、室井滋さんと小林聡美さん扮する恩田三姉妹が素人探偵として活躍するコメディ・サスペンスドラマ『やっぱり猫が好き殺人事件』のそれが想起されてならなかったりしますが...。

薬師丸ひろ子さんは、魅力的かどうかはともかくとして、コクのある印象的な存在感を醸した見応えを感じる演技を魅せてくれているやに思いますし、ともあれ、嫌いではありません。劇団『海』の看板女優、"羽鳥翔"役の三田佳子さんや劇団『海』の次回公演作『Wの悲劇』で準主役である娘役を射止める"静香"と同じ研究生の"菊地かおり"を演じている高木美保さんも、個人的には魅力的かどうかはともかくとして、見応えある演技と存在感を魅せてくれているやに感じます。

人生、人間ドラマとして、パッション、壮絶さ、残酷さ、(情熱的)諦観や一過程性が当時風の意外とさらりとしたタッチで描かれた興味深い映画に思えなくもない反面、そつなくまじめに撮られ過ぎている嫌いも否めない気もして、もう一つ面白味にも重厚さにも欠ける気がしてしまうのは残念な気もするのと、もう一つアクセントなり癖なりのある演出をもって露に描くなり、作品の世界観からすると異質のタイプのインパクトのあるというか、惹きのある魅力的な登場人物もしくはキャストの存在が加味されなぞしていたら、もう一つ面白く、印象的な作品と感じられたやも知れないなぞと思ったりします。青春期に観たこの手の作品を観返してみて、ありがちな気恥ずかしさは感じませんでした。劇中劇のシーンは劇団『海』の演出家、"安部幸雄"を演じている蜷川幸雄さんが演出を手掛けているだけあって見応えありそうな舞台に映ります。それと巧いかどうかは別にして、蜷川さんの何気ない微妙なディテールの演技は何となく興味深くて惹かれものがある気がします。

個人的には自覚的にかどうかはいざ知らず、切なさを決然と振り払う唯一無二の女優としてというより、一人の女性としての"静香"の明日に興味をそそられるカーテンコールポーズのラストもカッコ良く素敵でチョッピリ胸熱くなったりもしますし、エンディングで流れる薬師丸ひろ子さん歌うところの主題歌『Woman〜Wの悲劇〜より』も懐かしく素敵で涙してしまいます{本作ではこの歌が一番好いかも知れないなぞとはいいませんが...(笑)レコードも買いましたっけ...}。”静香"を拍手で見送る”昭夫"の男振りも演じる世良さんも私は好いと思います。"さよならはわかれのことばじゃなくて ふたたびあうまでのとおいやくそく"とも歌ってますし...。

悪い印象ではなく、ある意味微妙に馬鹿が入っていて怖くも感じられる明日向きな性格の"静香"もまた(観ている分には)不思議に興味深く素敵で魅力的に感じたりします。このことにもよって生じて映る他の登場人物達との微妙なミスマッチも面白い気がします。

久石譲のスコアも効いてますし、聴かせてくれます。

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2008年07月19日

「メゾン・ド・ヒミコ」

「メゾン・ド・ヒミコ」
2005年製作 日本
監督:犬童一心 プロデューサー:久保田修、小川真司 脚本:渡辺あや 撮影: 蔦井孝洋 美術:磯田典宏 衣装:北村道子 編集: 阿部亙英 音楽細野晴臣 音楽プロデューサー:安井輝照明: 疋田ヨシタケ 録音:志満順一 助監督:池上純哉
出演:オダギリジョー、柴咲コウ、 田中泯、西島秀俊、歌澤寅右衛門、青山吉良、 柳澤愼一、井上博一、森山潤久、洋ちゃん、村上大樹、高橋昌也、大河内浩、中村靖日、村石千春、久保麻衣子、田辺季正

監督のお名前、犬童一心さんはカッコイイというか、趣があって印象的に感じられます。脚本を手掛けている市川準監督、池脇千鶴さん主演で剣太郎セガールさんも共演しているドラマ映画作品「大阪物語」や監督を務めている妻夫木聡さんと池脇千鶴さん主演のロマンス・ドラマ映画作品「ジョゼと虎と魚たち」も好かったですし、ファンであるオダギリジョーさんが主演しているということで期待しながらも、テーマがテーマだけに入り込めるかどうか、些か不安を抱きつつ、鑑賞しましたが、違和感なく、面白く観ることが出来ました。程良く見応えある作品やに思います。犬童監督は余り知られていないとのことですが、大林宣彦監督、薬師丸ひろ子さん主演の青春・ファンタジー・サスペンス映画作品「ねらわれた学園」にチョイ役で出演しているとのことです。
大島弓子さんの同名コミックを犬童監督が脚本と編集も手掛け、伊勢谷友介さんと池脇千鶴さん主演で映画化したロマンティック・ファンタジー・ドラマ作品「金髪の草原」を最近になって観ました。ファンタジックでユニークで素敵な映画な気はするのですが、何やらもう一つストンとこなかったりもしました。伊勢谷友介さんは、東京藝術大学美術学部大学院修士課程修了されているのですネ。

静かにゆったりと感じられようと、騒がしく慌ただしく感じられようと、確実に時は流れ行くのですネ。

窓辺から見渡せる砂浜と青い海が美しくも、どこか寂し気にも感じられます。曇り空や暗い波も印象的です。豊かな食卓のシーンには何だかうきうきしてしまいます。

癌で余命幾ばくもないゲイの老人でゲイのための老人ホーム”メゾン・ド・ヒミコ"を設立、運営する"卑弥呼”を演じる田中泯さんは、演技も然ることながら、表情や仕草には味があり、存在感は圧倒的に感じます。舞踏家の鍛え上げられた肉体は美しいですが、末期癌に侵されていることを思い出すと、面白い感じもします。
"卑弥呼”の恋人”春彦"役のオダギリジョーさんの抑制された静かでストレートな中にも、(本作に限ったことではないやも知れませんが、)狂気めいたというかエキセントリックでエクスプローシブなエネルギーを内包した演技が、危う気な隠し味の風味として感じられて好いです。柴咲コウさん扮する"卑弥子"の娘、"沙織”の勤務する塗装会社の"細川専務”役の西島秀俊の擦れて、飄々とした感じの演技も好いやに思います。

愛が深ければ深い程、喪失の恐怖、苦しみや痛みを一入に伴うものなのですネ。

愛憎の描写はシリアスでリアリティーがあり、尚かつ滑稽で馬鹿馬鹿しくありもし、心打たれたり、温かくユーモラスに感じたりして面白かったりします。愛するのにも憎むのにもエネルギーを要するやに思いますが、愛する方が疲れない気がしたりします。ただ、自ら内向きにエネルギーを作用させるのは難しかったりするやに思ったりもします。

ユニバーサルセックスすら意識することなく、一個の人であることと平穏に生きる、生きようとすることの大切さ、尊さ、素敵さと難しさを感じ、考えさせられます。人がエゴイズム、差別、固定観念、嫉妬心、嘲り、欲望、猜疑心、恐怖、弱さや怒りといった一時の感情の昂りや雰囲気に流されてしまうことがあったとして、好ましからざることをしてしまった人ではあっても、その結果傷つけられたり、被害を被った人に許されるか否かは別にして、必ずしも、悪い人とは限りませんし、悪い人ばかりとも限らないやに思います。人の思・想いと人と人の関係性は整合しないこともあり、そうでなくても厄介な面もあるやに思いますが、それでも人と人との繋がりは大切やに思います。諍いがあっても、喧嘩をしようとも、憎しみ合ってさえ、皆仲良く暮らすに越したことはないやに思います。堪え難き苦痛と苦難を伴うこともあるやも知れませんが...。良くも悪くも、私ともあなたとも同じ他者は存在し得ませんし、これは請け売りですが、人は他者が望む通りには生きれないものやに思います(どのような生き方も許されるかどうかとは別ですが...)。

子、親、恋人、愛人、同性愛者や異性愛者から人に成長するのやも知れません。

行きつ戻りつしたりするのも人と人の関係やに思ったりします。

ドラマチックで、もどかしくて、興味深く愉快な作品やにも思います。

まやかしに生きていたとしても、常に恋しい、愛しい想いを抱いていれば...。

老人ホーム”メゾン・ド・ヒミコ"のロケーションには静岡県御前崎にある海辺のレストラン「Cafe Welcome Tea」が使用されているとのことです。お店は昨年閉店してしまったとのことです。

*心覚え(作品中に登場する台詞・人物・言葉・事物等)
*覚え書き/心覚え
「可愛いひと(娘)、あなたが好きよ」

I have been tormented by an inferiority complex since my birth.

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時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。

咳止めの薬をもらい、特別な薬というわけでもないようなのですが、症状や体質に合っているのか、これが本当に良く効いて、苦しかった咳がかなり楽になりました。ただ眠くなって仕方ありませんが...。お陰様で風邪も良くなってきているのもあると思います。
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2008年07月18日

「レッスン!/TAKE THE LEAD」(返答コメント 第二弾)

お気に入りリンクで紹介しておりますブログ『まい・ふぇいばりっと・あるばむ』のOZZYさんより先日の投稿記事「レッスン!/TAKE THE LEAD」へのコメントの中でリクエスト頂きました私のお薦めというか、面白かった!」と思う映画作品について、敢えず先日は今まで観た中で最もお気に入りの邦画作品と最近観た中で最もお気に入りの邦画作品の二作品についてご紹介させて頂きましたが、今回は、この十年来観た映画作品の中で私が最も嬉しい驚愕と感動を覚えた作品について紹介させて頂きたいと思います。なるべく最近のもので出来たら邦画でホラー以外を所望とのことですが、洋画です。
その作品とは、デビッド・フィンチャー監督、マイケル・ダグラス主演のサスペンス・ミステリー映画「ゲーム」です。デビッド・フィンチャー監督、マイケル・ダグラス主演のサスペンス・ミステリー映画作品ということくらいの予備知識しかなく観たこともあり、観終わってみると見事に心地良く騙されていました。飽くまでも私的にですし、テイストは異なりますが、本作は、ジョーイ・ロイ・ヒル監督、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマン主演の娯楽映画の大傑作である犯罪コメディ映画作品「スティング」に匹敵する騙し映画とすら思えてしまいます。観後感の余韻も感動的で素敵なものがありますし、これまで何度となく観ていますが、飽きることがありません。有り得ないを魅せてしまう、"納得"や"説得"、たたみかける構成は秀逸に感じます。何というか斬新、ショッキングで心臓に応える強引さをしながらある意味ファンタジックで素敵な仕方をした核心的で興味深い人生再生ドラマという感じもしたりします。想いと遊びが粋やに感じます。デビッド・フィンチャー監督独特の暗くスタイリッシュで透明な質感が感じられる映像が醸す雰囲気や空気感にも大いに惹き付けられるものがあります。二度、三度と観ると作品に盛り込まれた映画の色々な要素、面白さや遊びなぞも楽しめるような気がします。主人公の父親の莫大な資産を引き継いだ大富豪の実業家、"ニコラス"を演じているマイケル・ダグラスをはじめ、"ニコラス"の出来の悪い弟、"コンラッド"を演じているショーン・ペン、"ニコラス"が"コンラッド"と待ち合わせをしてすっぽかされたレストランのウェイトレスで、"ニコラス"の服にワインをこぼしてしまったことをきっかけに彼と行動を共にすることとなる"クリスティーン"に扮している私と同い歳のデボラ・カーラ・アンガーや"ニコラス"が"コンラッド"に誕生プレゼントとして紹介された"凄い体験"の"ゲーム"を顧客に提供するという"CRS"という会社の重役、"ファインゴールド"役のジェームズ・レブホーンなぞなぞ出演者の皆さんは存在感のある素敵で見応えのある演技を魅せてくれていると思います。
本作では莫大なお金も要していますし、かなり大仰な仕掛けであったりもして描かれていますが、まあそれはともかくとして、(何かのきっかけや誰かの手助け協力なりがあれば、)人は変わり得るものやに思えたりします...。
「私のお薦めというか、面白かった!」と思う映画作品ついては、まだまだ引き続きつらつらと考えて、また思いつきましたら追々返答コメントとして記事投稿してみたいと思っていますので、期待せずにお待ち下さい。

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時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
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2008年07月17日

殴る男

...なぞと書くと格闘技を思い浮かべたり、穏やかではないとお思いになるやも知れませんが、映画の中に観るそれについての話しです...そういえば...小栗康平監督/脚本、役所広司さん主演のドラマ映画作品「眠る男」やスティーヴン・キングの同名小説をトム・ホランドが監督と脚本を手掛けて、ロバート・ジョン・バーク主演で映画化したホラー作品「痩せゆく男」というのもありましたネ...。映画の中には人を殴るという日常的で非日常的な描写を数多目にしますが、アクションなぞの条件にでも基ずくものでなければ、そうそればかりに惹かれる、魅了されるというものでもないやにも思います。そんな中でも私にはその姿がとても魅力的だったり印象的だったりに映る役者、男優さんというのがいたりします。
まずは、まだ残念ながら観れていませんが、現在最新第3弾の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が全国の映画館で絶賛上映中のスティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮/キャラクター創造の人気アクション・アドベンチャー映画「インディ・ジョーンズ」シリーズで主人公の考古学者、“インディ・ジョーンズ"を演じているハリソン・フォードです。特に「インディ・ジョーンズ」シリーズ記念すべき第1作の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」における飛行場で繰り広げられるドイツ兵とのフィストファイトシーンは印象的です。野暮ったいというか素朴というか、実に痛そうな拳骨で、"インディー怒りの拳骨"という感じがして見応えがありますし、殴られ方も様になって映る気がします。何というかチャーミングさやユーモラスさも感じる気がします。書き忘れていましたが、ピーター・ウィアー監督のサスペンス・ロマンス・ドラマ映画作品「刑事ジョン・ブック/目撃者」において、叔母の住むボルチモアへの旅の最中、フィラデルフィア駅のトイレで麻薬潜入捜査官殺しを目撃してしまうルーカス・ハース演じるアーミッシュの少年、"サミュエル"とケリー・マクギリス扮するその母親をダニー・グローバー演じる犯人の麻薬課課長の"マクフィニー"とその仲間から守るために彼らの住むペンシルベニア州の片田舎のアーミッシュの村の農場に送り届け、"マクフィニー"から負った傷を癒すために村に逗留していた主人公のフィラデルフィア警察の"ジョン・ブック"警部を演じる彼がアレクサンダー・ゴドノフ扮する牧歌的で非暴力を信条とするアーミッシュの青年、"ダニエル"を無抵抗なのを良いことにからかって嫌がらせをした観光客の男の鼻っ柱を殴りつける"怒りの拳骨"も印象的です。
それから、私の青春期の憧れの男優ながら、1992年の来日試合でプロボクサーとしてはさることながら俳優としてのキャリア、実力や魅力よりも”猫パンチ”の不評で一躍有名になってしまい、1995年プロボクサー引退も長い低迷期に陥っていて、ここに来て役者として何やら復調の兆しが見えているミッキー・ロークです。取り分け一番初めの投稿記事で取り上げていますスーザン・エロイーズ・ヒントンの同名小説をフランシス・フォード・コッポラが監督と製作総指揮、そして原作者のヒントンと共に脚本をも手掛けてスタイリッシュなモノクロームの映像で映画化した青春映画作品「ランブルフィッシュ」において"バイクボーイ”役の彼が真夜中のうらびれた路地でマット・ディロン演じる作品の主人公で弟、"ラスティ・ジェームズ"とヴィンセント・スパーノ扮するその幼なじみの親友、"スティーヴ"を襲ったごろつきを袋叩きにするシーンや元ニューヨーク市警刑事ロバート・デイリーの同名小説をマイケル・チミノが監督と脚本を手掛けて映画化した犯罪ドラマ作品「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」においてニューヨークのチャイナタウンをえげつない仕方で牛耳る新勢力のチャイニーズマフィア撲滅に執念を燃やす一匹狼の刑事、"スタンリー・ホワイト"を演じる彼がレストランだったか、クラブだったかのトイレだったかでジョン・ローン扮するチャイニーズマフィアの若きリーダー、"ジョーイ・タイ"の鼻っ柱を叩き折るシーンが怒り、容赦のなさ、残忍さ、哀しさにスタイリッシュさと粗野さが相俟って感じられて、とても印象的でそそられるものがあります。
そして何といっても松田優作さんです。アクションとしてのそれの迫力、迫真さ、バイオレンスさ、容赦のなさ、えげつなさ、ユーモアさ、ユニークさ、斬新さ、スタイリッシュさやカッコ良さも然ることながら、連続TVアクション・コメディ・ドラマ『探偵物語』の最終回でのそれなぞは、アクション云々を超越した壮絶な何か(の気みたいなもの)を感じる気がしてとても魅力的、印象的で興味深いものを覚えます。ファンだからかも知れませんが...。

思・想いを込めて...拳に痛みと...を感じて...痛い...揺さぶる...感じる...。

何にせよ、殴られるのはもとより、殴りたくなぞもないものですが...アントニオ猪木さんに闘魂を注入してもらえるのは別にして...。

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お陰様で大分風邪も良くなってきたのですが、今朝方、就寝中に突然酷い咳に見舞われて、呼吸困難に陥ってしまい気を失いかけてしまいました。水の中に引き込まれていき、あやういところで何とか水面に浮上することができたイメージを見た気がします...。本当に死ぬかと思いました...(汗笑)。
posted by ウォルター at 20:36| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

『第14回 三遊亭京楽「チャリティー寄席」 親子で楽しもう!ミュージカル環境落語「カラスのグリーン」』のご案内

ご紹介リンクで紹介しております地球環境のために・・・ 株式会社国際環境デザイン協会の代表取締役が実行委員として携わられている赤坂環境落語実行委員会 エスプラナード赤坂商店街振興組合主催により、来る8月2日(土)〔13:00開場 14:00開演 16:45終了予定〕に赤坂区民センター区民ホール〔受付4階〕にて『第14回 三遊亭 京楽 「チャリティー寄席」 親子で楽しもう!ミュージカル環境落語「カラスのグリーン」』{入場料:大人(中学生以上)2,000円/子ども(小学生)15,00円}が開催されます。環境問題や落語にご興味をお持ちの方は(今回は)是非(親子そろって)足を運んでみてください。

*詳細・前売り予約・お問い合わせにつきましては、以下のホームページをご参照
 されるか、連絡先へお問い合わせください。

□エスプラナード赤坂商店街振興組合 オフィシャルサイト

◆入場料
 大人(中学生以上)2,000円/子ども(小学生)15,00円
◆お申し込み 
 お名前、ご住所、必要枚数を表記のうえFAXまたはホームページからお願いいた
 しますとのことです。
 郵便振替用紙同封でチケットを郵送されるとのこです。
 FAX:03-5561-9128 URL:http://www.e-akasaka.com/
◆お問い合わせ
 03-5561-9125 エクスプロナード赤坂商店街振興組合
 (電話受付時間 平日午前11時〜午後6時とのことです)

※収益金は、日本赤十字社等を通じて環境保全のために寄付されるとのことで
 す。


真打・三遊亭 京楽 プロフィール
平成4年にスピード昇進で真打ちになり、以来古典落語ネタ200席のほか、防災落語、福祉落語、環境ミュージカル落語など新作落語の公演活動にも注力中。平成10年より毎年米国で公演。平成14年には日本赤十字社に功績が認められ、高円宮妃殿下より「金色有功賞」を授与。

三遊亭京楽.gif

尚、演目は、真打・三遊亭京楽師匠による《人の絆を大切に》をテーマとする古典人情噺:「しじみ屋」 、ミュージカル環境落語:「カラスのグリーン」と真打・三遊亭鳳好師匠による《古いものを大切に》をテーマにした古典落語:「道具屋」とのことです。

「カラスのグリーン」 STORY
ケンタ君との出会いにより人の言葉が話せるようになった緑色のカラス「グリーン」。便利な生活のために人間が引き起してしまった環境問題について、グリーンたちはカラスの目を通して、私たちに問いかけます。地球は誰のものか?本当の幸せとは?私たちに出来ることは?未来を担う子ども達に、笑いと感動、自然の大切さ、親子の絆を伝えてくれる物語です。

参照 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
posted by ウォルター at 20:12| 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「レッスン!/TAKE THE LEAD」(返答コメント)

お気に入りリンクで紹介しておりますブログ『まい・ふぇいばりっと・あるばむ』のOZZYさんより先日の投稿記事「レッスン!/TAKE THE LEAD」へのコメントの中でリクエスト頂きました『私のお薦めというか、面白かった!』と思う映画作品についてつらつらと考えてみたのですが、いざあらためてとなると、これが案外スラスラとは思い浮かばなかったのですが、なるべく最近のもので出来たら邦画でホラー以外を所望とのことですので、取り敢えず今回は今まで観た中で最もお気に入りの邦画作品と最近観た中で最もお気に入りの邦画作品の二作品についてご紹介させて頂きたいと思います。
まずはこれまでも投稿記事の中で何度となく書き記しています私が最も好きな映画作品の一本である恩田陸さん原作の同名ミステリー篠原哲雄監督が鈴木京香さん、原田美枝子さん、富田靖子さん、西田尚美さん、加藤登紀子さん(この作品での加藤さんの容貌はとてもインパクトがあり、"ある意味"とても興味深く、私の中では映画史に残る程のものがあったりします)と浅丘ルリ子さんという豪華実力派女優陣で映画化した「木曜組曲」です。雨音とともに静かにそしてミステリアスに深まる夜なぞの雰囲気が何ともいえず癖になる感じで、何度も繰り返し観れますし、観ています。壮絶さや機知と感性に富んだ小粋さなぞの絶妙な混在も堪らない、余韻に胸躍らせるというような作品という感じがしたりもします。本作については、前々から記事に取り上げて投稿したいと思っていて、何度も記事を書いてみてはいるのですが、好きなだけに未だ自分なりに納得のいく記事が書けないでいます(今まで自分で納得のいく記事どころか、読むに耐えるまともな記事なぞ書けたためしがあったかしらとも思いつつ...)。また追って記事投稿出来ればと思っています。原作も大好きです。恩田陸劇場が送る"重松時子"演出劇にどっぷりと浸る心地良さが何ともいえません。
それから最近観た映画作品では最もお気に入りの作品である青山真治監督/原作/脚本、浅野忠信さん主演、石田えりさん、宮崎あおいさん、板谷由夏さん、中村嘉葎雄さんやオダギリジョーさんら共演の犯罪・人間ドラマ映画「サッド・ヴァケイション」です。青山真治監督による『北九州サーガ三部作』の集大成と呼ぶににふさわしい作品やに思います。非情で残酷で苛烈でやるせなくて切ないけれど、強い優しさをした前向きな日常現実のファンタジーというような感じがします。『北九州サーガ』前二作を観ていると感動も一入であったりするやも知れません...「Helpless」については、余りピンと来ていなかったこともあり、然程印象を強く持ってはいませんでしたが...。「サッド・ヴァケイション」についても追々記事にして投稿出来たらと思っています。
『私のお薦めというか、面白かった!』と思う映画作品ついては引き続きつらつらと考えてみて、また思いつきましたら追々返答コメントとして記事投稿してみたいと思います。
OZZYさん、今回は風邪をこじらせてしまい体調不良なこともありますので、この程度でどうぞご勘弁願います。

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posted by ウォルター at 17:45| 🌁| Comment(0) | TrackBack(3) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

「レリック」{テレビ(地上波)放映情報}

今晩7月7日(月)深夜25:59〜28:00に日本テレビの『月曜映画』にて、ダグラス・プレイストンとリンカーン・チャイルド原作の同名小説をピーター・ハイアムズが監督と撮影を手掛け、ペネロープ・アン・ミラー主演、トム・サイズモア共演で映画化したSFバイオクリーチャー(モンスター)・ホラー作品作品「レリック」が放映されます。この手の作品としては、基本的にありきたりといえばありきたりの設定に展開をしてはいるものの、些か暗すぎるのが難な気はしますが、CGをはじめとした映像には緊迫感や雰囲気が感じられて、ついついそれを味わいたくなってか時折思い出したかのように観てしまったりします。博物館内という限定された舞台設定は斬新とまではいえないやも知れませんが、目新しさは感じますし、派手さというのは余り感じれず、斬新だとか卓越しているだとかという風にも見受けられませんが、そつのない手堅い感じの演出は好いやに思います。前半のサスペンスタッチと後半のスピード感あるモンスターとの死闘のアクションの構成のバランスは悪くないやに思います。インパクトに薄いと感じる向きもあるやも知れませんが、大仰な感じがしないのも好きだったりします。些か唐突で説明不足だったり、インパクトに薄いと感じる向きもあるやも知れませんが、大仰な感じがしないのも好きだったりします。

本作と同じ年に製作されたギレルモ・デル・トロ監督/原案/脚本、ミラ・ソルヴィノ主演の(異色)SFクリーチャー(モンスター)・サスペンス・ホラー映画「ミミック」はとても興味深い作品やに思います。ギレルモ・デル・トロ監督のハリウッド・デビュー作品です。劇場公開前に何の映画作品を観に行ったときだったか、横浜のどこだったかの映画館のロビーに置いてあったインパクトある画柄のチラシを目にしてどんな映画作品なんだろうと思った記憶があります。

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posted by ウォルター at 23:59| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする