2008年08月30日

「SWEET SIXTEEN/SWEET SIXTEEN」

「SWEET SIXTEEN/SWEET SIXTEEN」
2002年製作 英国/独国/スペイン
監督:ケン・ローチ 製作:レベッカ・オブライエン 共同製作:ウルリッヒ・フェルスベルク、ヘラルド・エレーロ 脚本:ポール・ラヴァーティ 撮影:バリー・アクロイド 音楽:ジョージ・フェントン
出演:マーティン・コムストン、ミッチェル・クルター、アンマリー・フェルトン、ウィリアム・ルアン、ゲイリー・マコーマック、ミッチェル・アバークロンビー、トミー・マッキー

主人公の不遇な人生を儚い夢なのか...彼なりの穏やかで静かで平凡な家族団欒の幸せな生活を...求めて、痛々しくも逞しく、活き活きと生きる15歳の少年、"リアム"を演しているマーティン・コムストンはその純粋な演技の見応えや見事さ、素敵さなぞも然ることながら、イイ面構えをしていると思います。"リアム"の親友、"ピンボール"に扮するウィリアム・ルアンをはじめ他の出演陣も見応えのある素敵な演技を見せてくれていると思います。特に脇役を演じている役者さんたちの演技や所作・仕草にはとても生々しくリアリティーが感じられるところがある気がして、目を引かれるものがあります。

ミッシュエル・クルター演じる"リック"の母親の"ジーン"のガリー・マコーマック扮する恋人の"スタン"とトミー・マッキー演じる祖父の"ラブ"のロクデナシ振りが可笑しくも辛く哀しい思いに駆られます。

愛すべき、守るべきと信ずる家族があり、傷つき傷つき合えもする強く深い信頼の絆で結ばれた友がいる...それだけに...辛く、痛ましく哀しい...モラルの捉え方と"現実(ある現実とそうたらしめる現実)"...モラルに反していても...モラルを見失っているわけでは...何を優先させているか...儚いのか...夢と希望を心に抱いて...ままならない...いかんともしがたい...やるせない...酷かもしれずとも...へこたれずに踏ん張って乗り越えて...としか...。

重静かにフェードアウトするラストと静かに響く音楽が流れるエンドロールは何とも...。

ジョナサン・タロックの同名小説をマーク・ハーマン監督が脚本をも手掛けて映画化した青春(コメディ)ドラマ映画作品「シーズンチケット」と混同していました。元サッカーイングランド代表キャプテンにしてエースストライカー、当時プレミアリーグ、ニューカッスル・ユナイテッドに所属していたアラン・シアラーが特別出演していて、主人公の少年二人組にけしからんことをされています。

本作を観て、同監督がエルマンノ・オルミ監督、アッバス・キアロスタミ監督とコラボレート監督したコメディドラマ作品「明日へのチケット」を観ると感慨も一入という感じで...嬉しくて救われる気がします。

良いとか悪いとか、面白いとか面白くないとかというよりもまず、ケン・ローチの映画を観たという感じがします。

またしても舌足らずで支離滅裂な苦しい記事となってしまいました。

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2008年08月28日

『不安な童話』

以前の投稿記事『未読の本(積ん読本)』で購入後未読のままになっていた本(積ん読本)の中の一冊、恩田陸さんの『不安な童話』を読みました。
何やら...と思わせられるプロローグにはじまり、唐突に感じられる物語のはじまりと、不安なというより何とも不思議な感覚に陥らされつつ、飽きの来ないバラエティーに富んだある意味新鮮なストーリー展開と、だからこそ時折強く感じさせられるやの恩田陸テイストの魅力にどっぷりとでいうわけでもありませんが、ついつい惹き込まれて読み進めてしまいました。私が好きな恩田陸さんが綴る物語が醸す独特のファンタジックでミステリアスな雰囲気だったり、気象や天気の描写による空気感だったり、感覚描写だったりが強く見て取れる、感じられはするのですが、それが作品全体に行き渡っている風には感じられなかったりもします。それがこの作品の新し味の面白味の一つなのやも知れませんが...。“ノスタルジアの魔術師”と称される恩田陸さんですが、本作にはノスタルジアというよりも回想、追憶感のようなものを感じる気がします。色々なモチーフが軽やかにうまくまとめられているやに思います。ただし、クライマックスからラストにかけての展開や描写はプロローグを見事に踏襲したものとなっていたりもしますし、巧いとは思いつつも、些か物足りなさを覚えてしまいます。その余地、余韻は残されているとは感じつつも、もっとなのか違ったかたちでなのか、ファンタジックでミステリアスなまま閉じて欲しかった気もしたりします。
不思議の内に読み進んでしまうといった飽きさせない微妙(びみょう・みみょう)なバランスのお話の運びをした、興味深い作品やに感じます。娯楽色を感じる気もします。
まずは『不安な童話』の題名に違わぬ雰囲気や感覚をしたお話やに思います。

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2008年08月25日

『BSマンガ夜話』第35弾(放送情報)

来る9月16日(火)〜18日(木)の3日間、深夜零時にBS2(NHK衛星第二テレビション)にて『BSマンガ夜話』第35弾が放送されます。ラインナップは一夜目が、柴田ヨクサルさんの『ハチワンダイバー』で、去る7月5日(土)に長野県茅野市の茅野市民館で催されました公開収録分の放送とのことです。同作は、今年の5月3日から7月19日までフジテレビ系列の土曜ドラマで、毎週23:10〜23:55に溝端淳平さん主演、仲里依紗さんや安田美沙子さんら共演のテレビドラマ化作品が放送されてもしました。私は漫画は読んだことがありませんが、テレビドラマ化作品は、チョコチョコっとですが、観ていたりしました。二夜目は、原案・李學仁(イ・ハギン)さん、漫画・王欣太(きんぐ ごんた)さんの『蒼天航路』とのことです。この漫画は読んだことはもとよりありませんし、その存在すら全く知りませんでした。そして三夜目は、何と何と漫画を読むのが不得手な私の数少ない愛読漫画の中の一つであるあずまきよひこさんの『よつばと!』とのことで、嬉しい限りです。"ちよ"ちゃん、"とも"さん、"よみ"さん、"大阪"さん、"榊"さんや"神楽"さんらも喜んでいることと思います。公開収録分放送の一夜目のゲストはお笑いコンビ、スピードワゴンの小沢一敬さんと女流棋士の鈴木環那さんとのことですが、生放送の二夜以降のゲストは現在のところ未定とのことです。今から放送が楽しみです。

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*追記 ついうっかりして書き忘れていましたが、あずまきよひこさんの『よつばと!』第8巻が明後日、8月27日(水)に発売されます。
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2008年08月22日

「フランキー・スターライト/世界で一番素敵な恋/FRANKIE STARLIGHT」

「フランキー・スターライト/世界で一番素敵な恋/FRANKIE STARLIGHT」
1995年製作 英国/仏国/愛国(アイルランド)
監督:マイケル・リンゼイ=ホッグ 製作:ノエル・ピアソン 原作/脚本:チェット・レイモ 脚本:ロナン・オリアリー 撮影:ポール・ローファー 音楽:エルマー・バーンスタイン
出演:アンヌ・バリロー、マット・ディロン、ガブリエル・バーン、ルディ・デイヴィス、ジョージナ・ケイツ、コーバン・ウォーカー、アラン・ベントリー、バーバラ・アリン・ウッズ

マット・ディロンが出演しているということの外には殆ど予備知識がないままビデオリリース時に近所のレンタルビデオ店で借りて観た作品です。

本作の脚本を手掛けているチェット・レイモの小説『The Dork of Cork』をマイケル・リンゼイ=ホッグ監督が、リック・ベンソン監督/脚本のアクション・サスペンス・ドラマ映画作品「ニキータ」で主人公の女性暗殺者、"ニキータ"を演じて一躍注目を集めたアンヌ・パリロー主演で映画化した不可思議、切な気でしっとりと心にしみ込む、心温まる大人しやかな愛の寓話・お伽噺ドラマといった感じの作品やに感じます。マイケル・リンゼイ=ホッグは、1969年1月に行われたザ・ビートルズの『ゲット・バック・セッション』(トゥイッケナム・フィルム・スタジオとアップルの社屋ビルにおけるセッションやアップルの社屋ビル屋上で行われた彼らの最後の公式パフォーマンスである予告無しの公開ルーフトップ・コンサート)の模様を記録したドキュメンタリー映画作品「ビートルズ/レット・イット・ビー」の監督を務めています。

原作小説は未読ながら、著者自らが脚本を手掛けているということもあってか、100分という短目の尺にアラン・ベントリーとコーバン・ウォーカー演じる私生児として生を受けた星と文学に親しむ小人症の"フランキー"こと"フランク・ボイス"が小説に認めた波瀾万丈の人生を送ったアンヌ・バリロー扮する母親、"ベルナデット"とそれを取り巻く人々との思い出と現在の彼が変にドラマチックにもファンタジックにもなり過ぎずに、すっきりと見事に凝縮して織り交ぜられて、しっかりとまとめ描かれているやに思います。構成や展開にさり気ない巧さを感じる気がします。描かなさ加減や余韻、後味の残らなさ加減がある意味面白味、興味を残すのやも知れません。静かなフェイドアウト感が何となく心地好い気がします。

アンヌ・バリローは、第二次世界大戦中、ドイツ占領下のフランスで過去に辛い陰を背負った美しく奔放(自暴)なようでありながら、正直で堅気な掴みどころ無さ気でもある女性で優しき強い母親の"ベルナデット"をミステリアスな存在感を存在感を漂わせつつ、抑えた演技で自然に見事に演じて魅せてくれているやに感じます。"フランキー"の少年期を演じているアラン・ベントリーは親しみやすく、愛らしく、大人になってからを演じているコーバン・ウォーカーは自然体なオトナでカッコヨク素敵に映ります。それから、第二次世界大戦後、フランスからアイルランドに身一つで流れ着いたお腹に誰とも知れぬGI(米兵)の子供("フランキー")を宿した"ベルナデット"に同情し、救いの手を差し伸べて...る移民管理局員の"ジャック"を演じているガブリエル・バーンしかり、フランスから出航した600人のGIを乗せた米国軍の輸送船で"ベルナデット"を見初めて想い続けて、退役後帰郷したテキサスから彼女を探し求めて再び欧州に舞い戻って...る元GIの"テリー"に扮するマット・ディロンしかり、決して派手さやインパクトがあるという風ではありませんが、他の出演陣もしっかりした旨味ある素敵な演技を魅せてくれていると思います。マット・ディロンの垢抜けないバイクの乗りこなしもぽくてイイと思います。

"ベルナデット" が再会した"ジャック"にパブで御馳走になる大きなサンドイッチがふんわりして美味しそうです。

登場人物も各々魅力的に描かれているやに感じます。特に"ベルナデット"の性格設定と彼女のビヘイビアやアティテュードとのバランス・アンバランスの微妙さが興味深く魅力的に感じられる気がします。Dearbhla Molloy扮する"ジャック"の妻、”エファ"は潔くてカッコイイと感じます。

エルマー・バーンスタインの手になる音楽もしとやかにひっそりと作品を盛り上げているやに感じます。

愛に出逢う...素敵に思えたなら...。

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2008年08月17日

「ラブ&デス/LOVE AND DEATH ON LONG ISLAND」

「ラブ&デス/LOVE AND DEATH ON LONG ISLAND」
1997年製作 英国
監督/脚本:リチャード・クウィートニオスキー 製作:スティーヴ・クラーク=ホール、クリストファー・ジマー 原作:ギルバート・アデア『ラブ&デス』 撮影:オリヴァー・カーティス 音楽:リチャード・グラスビー=ルイス
出演:ジョン・ハート、ジェイソン・プリーストリー、フィオナ・オーウィ、シーラ・ハンコック、モーリー・チェイキン

ギルバート・アデアの同名小説をリチャード・クウィートニオスキーが監督と脚本を手掛け、ジョン・ハート主演で映画化したユニークなラヴ・ストーリー・ドラマ映画作品です。原作は未読ですし、今のところ読む予定もありません。

この映画、ビデオリリース時に近所のレンタルビデオ店でビデオを借りて観たのが最初でしたが、そのときは正直ピンとも何とも気ませんで、何だってこんな作品を借りてしまったのかなぞと思った覚えがあります。今回たまたま久しぶりに観てみて、中々興味深い作品と思えました。

初老の英国人小説家の純粋なだけに厄介な憧れ、そして恋愛という(恋愛と創作とが錯綜したかの)欲求の行方をユーモラス、ウィッティーでシニカルに、そして切なくて、残酷だけれど、そつなく大人しやかに、そして好い・いい加減に描かれていて、中々面白いと思います。微妙な距離感の描かれ方は絶妙やも知れません。パロディもそうですが、何となく、セルフパロディやオマージュなぞも感じる気がします。文学的・芸術的な意地悪な遊びという感じもします。

E.M.フォースターの小説を映画化した文芸作品を観ようとして入った映画館で、間違って「ホットパンツ・カレッジ2」なるB級青春映画を観る羽目に陥ってしまったものの出演していたジェイソン・プリーストリー演じるアメリカンアイドル青年俳優の"ロニー"に一目惚れしてしまった主人公の堅く古い考え方の持ち主の初老の英国人小説家、"ディアス"の真摯さ、滑稽さ、シニカルさやウィットが愛らしく微笑ましく健気に感じられもしつつ、紳士なのかスノッブなのか計り兼ねるところもあって、とても興味深く感じますし、扮するジョン・ハートは何とも微妙(みみょうな)な演技で魅せてくれていると感じます。 

原作小説の内容説明には、20世紀末版『ベニスに死す』とあるものもありますが、私はノーベル賞作家、トーマス・マン原作の同名小説をルキノ・ヴィスコンティが監督、製作、脚本を手掛けて、ダーク・ボガード主演で見事に映画化した傑作ドラマ作品「ベニスに死す」よりもむしろ「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」「透明人間」などホラー映画の名作を発表し、引退後にハリウッドの自宅のプールで謎の死を遂げたジェームズ・ホエールの晩年に焦点を当てた伝記的小説『Father of Frankenstein』をクライブ・パーカーらが製作総指揮を務め、ビル・コンドンが監督と脚本を手掛けて、イアン・マッケラン主演で映画化した秀作ドラマ「ゴッド・アンド・モンスター」を想起します。同じ(同性愛の)英国人(出身)の作家を主人公にしていても実在の人物と想像上の人物、そして映画監督と小説家の違いがあるのかしら...。

ロングアイランドというのは、何だか寂しいところだなという感じがします。

失うものと得るもの...、否、失うものと残すもの...残酷な宝物であるということも...。

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2008年08月16日

「秒速5センチメートル」

「秒速5センチメートル」
2007年製作 Anime 日本
監督/原作/脚本:新海誠 美術:丹治匠、馬島亮子 音楽:天門 主題歌:山崎まさよし『One more time, One more night』 キャラクターデザイン/作画監督:西村貴世
声の出演:水橋研二、近藤好美、花村怜美、尾上綾華

(何でもないような)風景の捉え方、切り取り方、加工の仕方による映像情景描写には、何とも惹きつけられるものがあります。さりげなく圧巻という感じがします。叙情的で新しいのに懐かしいというような、ノスタルジックな雰囲気、空気感やどこか遠いところに行くような感覚や温度(気温も心の温度も...?)が感じられて、深みや広がりのあって吸い込まれてしまいそうな空、風や雨の描写、視線描写、そして演出、カット割、アングルやメタファー表現なぞ、何でもないようなのだけれど、素敵で、印象深く心に来るものがあります(カット割やアングルは秀逸と思います)。忘れてしまいそうで忘れられない、忘れてしまわなそうで忘れてしまったりするというような感覚・感情...人を思・想って涙を流す...、気持ちと気持ちの思い出・記憶、淋しさ、懐かしさ、惨めさ、哀しさ、不安や苛立の先にある安堵のようなものなぞが時間、過去と現在との微妙なクロスオーバーと離れ離れの距離による関係・思・想いの変化、不変と喪失・消失なぞによって描き綴られていて、観ているこちらが経験したものとも、抱いている心象とも異なっていたとしても、ノスタルジーとシンパシーを覚えて、どうしようもなく心の琴線に触れ揺さぶられてしまい、涙がポロポロと頬をつたいます。主題歌として使われている山崎まさよしさんの『One More Time, One More Chance』を流された日にはもう堪らず号泣を禁じ得ません。作品のために書き下ろされたかのように、その世界観にとてもマッチしていると思います。モノローグもリリカルに印象的・効果的で素敵と思います。声優さんたちの声の演技も自然で優しくてイイと思います。
もどかしいというかいじましくも感じられますが、それだけに切ない美しさを感じるのやも知れません...どうでもいいような、大切な...。

心に吹き荒さぶ吹雪は地上に降る桜の花びらのように...秒速5センチメートルで...。

思考は、過去、行動は、現在...未来に向かって過去と現在を生きているのかしら...。

以前の投稿記事で取り上げています柊あおいさんの同名漫画宮崎駿さんが製作プロデュース、脚本と絵コンテを手掛けて、近藤喜文監督が映画化した青春アニメ作品「耳をすませば」を観るときと同じような感覚(フィクショナルな、憧憬的な郷愁感のようなものなぞ)を覚える気がします。

マスターピースというのではないやに思いますが、こうした映画作品を(新海誠監督独自の感性と表現をもって)作ってくれて何だか嬉しい気がします。斬新というのでもない気はしますが、興味深いテーマと構成・見せ方をした新鮮さを感じる作品です。大林宣彦監督映画作品に通じるようなテーマをしてるような気がしたりもします。

今回またしてもかなり支離滅裂な苦しい記事となってしまいました。語彙と表現力のなさがもどかしいです...。

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[角川公認MAD] 秒速5センチメートル風 涼宮ハルヒの憂鬱PV

秒速かなたメートル

AMV 「秒速5センチメートル」+時かけ主題歌「ガーネット」

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2008年08月12日

「最も危険な遊戯」

「最も危険な遊戯」
1978年製作 日本
監督:村川透 企画:黒沢満/伊地智啓 脚本:永原秀一 撮影:仙元誠三 美術:小林正義 編集:田中修 音楽大野雄二 助監督:崔洋一
出演:松田優作、田坂圭子、荒木一郎、内田朝雄、草野大悟、見明凡太郎、市地洋子、名和裕、入江正徳、片桐竜次、山西道広、榎木兵衛、石橋蓮司、苅谷俊介、大前均、阿藤海、団厳、原田力、岡本麗、柴田恭平、内田裕也

本作が劇場公開されたとき、私はまだ小学校5年生だったこともあり、リアルタイムでは観れなかったのですが、何の映画だったか、恐らく「東映まんがまつり 」を地元の映画館に観に行ったときに予告編を目にして以来ずっと観たいと思っていて、大藪春彦さんの処女作にして代表作の一作、『伊達邦彦』シリーズの第一作である同名小説を角川映画が本作の監督を手掛けている村川透監督、黒澤満プロデューサー、丸山昇一脚本、仙元誠三撮影、小池要之助助監督で映画化し、勿論主演は松田優作さんのハードボイルド・アクション・サスペンス作品「野獣死すべし」公開時劇場に観に行った後しばらくして、テレビ放映でだったか、どこぞの名画座でだったかではじめて観て(かなりインパクトを受けたのですが、その後何度も観ていることもあって、今となってはどれが最初だったのやら...ハッキリは思い出せなかったりします...)、優作さんと彼が演じる愛用の44マグナム拳銃を手に暗躍する巨大な陰謀に立ち向かうユニークな孤高のヒットマン、"鳴海昌平"のカッコ好さと面白さにシビレました。「遊戯・鳴海昌平」シリーズ第ニ作の「殺人遊戯」("津山美沙子"役を演じている中島ゆたかさんの大人のセクシーさが堪らなく魅力的に感じられました)も同時期に観ているのですが、「処刑遊戯」を観たのはもう少し後になってからです(ラストのブラインドだったかがとても印象的です)。

防衛庁の第五次国防計画の最新防空警戒システム導入問題で、東日グループと激しい争いを繰り広げた末、東日グループに受注を奪われたことから、五洋コンツェルンとその裏で暗躍する見明凡太朗扮する政界の黒幕、"足立精四郎"による東日グループ壊滅の陰謀のため政財界の大物たちを次々と誘拐する誘拐犯一味を率いる名和宏さん演じる"足立"の右腕、"居郷忠司"の情婦、"田坂杏子"役の田坂圭子さんは、たどたどしく、ぶっきらぼうな台詞回しがぽくて好いです。冒頭の麻雀荘のシーンでイカサマ麻雀でカモられる"鳴海"と石橋蓮司さんや柴田恭兵さんら演じるイカサマ師の輩たちとの掛け合いも可笑しくて好きです。特に蓮司さんはやさぐれた如何にも、という感じがハマっていて何ともイイです。そのシーンでゆら〜として映るイカサマ師の輩の一人を演じている内田裕也さんは何か可笑しかったりします。ラストのストリップ劇場のシーンでの岡本麗さん演じるストリッパーと"鳴海"の掛け合いも面白くて、大好きです。『人間の証明のテーマ』草刈正雄さん...。
不謹慎やも知れませんが、優作さんと清水宏さんとの絡みのシーンがとてもインパクトがあって印象的だったりします...。
初めて本作のテレビ放映を観た際に一緒に観ていた叔父貴と叔母たちが警視庁特捜部の"桂木彰"刑事役の荒木一郎さんをテレビ画面で目にして、"荒木一郎が出てるんだ"と口にしていたのが、とても印象に残っています。当初は荒木一郎さんが何者なのか全く知らず、随分朴訥というか、ぶっきらぼうな雰囲気・感じと演技をした役者さんだな〜と思たりなぞしていました。
苅谷俊介さん扮する"桂木"刑事の部下、"石崎"がしているマスクが気になったりします。同じく"桂木"刑事の部下役を演じている柔道五段の大前均さんは現在どうされているのかしら...。

兎に角、私には若き優作さんの魅力を十二分に満喫・堪能することができる作品です。優作さんが全力疾走する姿...それもブーツで...や獣のように力強くしなやかな躍動はカッコ良く、美しくさえあって、魅せられます。特にクライマックスシーンで、港湾内の貨車の引き込み線を全力疾走する優作さんにはシビレます。過去の役者さん、作品や作品のキャラクターを踏襲している気もしますが、それでも尚、新鮮さ、斬新さ、を感じる荒々しくも綿密な台詞回し、所作動作、{極真会館池袋本部道場で真樹日佐夫元師範代(三代目/現真樹道場宗師)にも指導を受けて、二段の腕前を持つ空手による}格闘アクション・アクション・殺陣やコミカルさ、軽妙さをはじめとしたリアルにデフォルメされたリアルに映る吐き出される感じの演技というか表現なぞ何もかもが絶妙にカッコ良くて(、悪くて)、面白くて、魅力的です。悶絶苦悶の表情や演技も生々しく、(絶妙にデフォルメされた)リアリティーが感じられて面白くて、見応えがあります。

大野雄二さんが音楽を担当していることもあってなのか、優作さんはそのシルエットも相俟ってこの頃から既に"ルバン三世"の雰囲気を漂わせて感じられる気がします。

大野雄二さん手になるジャジーなスコアも渋くてクールで素敵です。

この手の作品としては、お話はそう悪くはない気もしますが、取り立ててどうこうということもない気もしますし、編集や演出は荒削りというか、編集や演出は荒削りというか、大雑把なところもある気はしますが、ロケーション撮影は雰囲気や空気感がとても感じられる気がしますし、何といっても村川透監督は、当時の優作さん、優作さん的ハードボイルドやそのアクションの見せ方をわかっておられると思います。

"鳴海昌平"、孤独の悲哀、寂しさと自由の機微を漂わせた優作さん的ハードボイルド・ピカレスクヒーロー...もしくは寅さん的ハードボイルド・ピカレスクヒーロー...私にとっての...。

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2008年08月08日

「ストレンヂア -無皇刃譚-」

「ストレンヂア -無皇刃譚-」
2007年製作 Anime 日本
監督:安藤真裕 アニメーション制作:ボンズ プロデューサー:南雅彦 原作:
BONES 脚本:高山文彦 撮影監督:宮原洋平 美術監督:森川篤 美術設計:竹内志保 音楽;佐藤直紀 音響監督:若林和弘 作画監督:伊藤嘉之 色彩設計:中山しほ子 人物設計:斉藤恒徳
声の出演:長瀬智也、知念侑李、竹中直人、山寺宏一、石塚運昇、宮野真守、坂本真綾、大塚明夫、筈見純、野島裕史、伊井篤史

強烈なインパクトというのはありませんし、102分という短めの尺のせいもあってか、小粒な印象がないもないですが、お話の建て込みは面白く、登場人物のキャラクターも興味深いですし、アクショも迫力満点で、見せ方・演出も自然で、なおかつ微妙な旨味が感じられて、とてもしまった作りの見応えある作品と思います。噛めば噛む程味わいが楽しめる作品やにも思います。

くどくどとした前口上が排されているのは、この作品の導入部の惹きとして効果していますし、潔くて好いと思います。透明な雰囲気や冷たくて、熱い空気感の漂いが感じられて好きです。チョッとした展開の裏切りが嬉しかったりもします。かなり過激で血なまぐさい描写もあるアクションシーンは躍動的で緊迫感や迫力があるというだけでなく、生々しい気持ちや感情が込められて感じられて、特にクライマックスのそれは、画面を食い入るように観てしまいます。それまでのプロセスや伏線がさり気なくもしっかり、丁寧綿密に描かれていることが効果しているのやも知れません。だからこそ、刀を交えることで、吹っ切れた境地、ある意味聖なる、馬鹿なる境地に近づく者たちにリアリティーを感じ、心揺さぶられたりするのやも知れません。

名を捨て刀を封印した奇妙な剣士、"名無し"の声を演じている長瀬智也さんは、キャラクターを過度になく、自然に、そして力強く微妙に表現されていて、魅力的に演じて魅せてくれていると思います。ぶっきらぼうながら優しさ、思・想い、気持ちや感情が秘められていて、何よりらしさが感じられて、素敵でカッコイイと思います。声と台詞回しが杉本哲太さんにチョッと似ている気がしたりもします。明国から来た武装集団に追われる中、"名無し"と出逢うこととなる秘密を背負った明国出身の天涯孤独の少年、"仔太郎"の声を演じているHey! Say! JUMPの知念侑李さんは初々しくて、擦れていない自然な感じがキャラクターにより息吹と暖かみを与えているやに感じます。戦乱の世に明国皇帝の密命を受け、ある目的のために来日し、"仔太郎"の秘密を狙う白髪の老人、"白鸞"率いる武装集団最強の剣士、"羅狼"と金を貰い、明国から"白鸞"ら来訪者を領内に招き入れ手を組む戦国時代の貧しい小国、赤池の国の領主の声を渡辺信一郎監督によるTV近未来SFアクションドラマアニメ作品『COWBOY BEBOP』と劇場映画化作品「COWBOY BEBOP 天国の扉」で主人公の賞金稼ぎ、"スパイク・スピーゲル"と"ジェット・ブラック"の声を演じている山寺宏一さんと石塚運昇さんが、赤池国の重臣にして、領内一の手練れで、"名無し"とも浅からぬ因縁を持つ"虎杖将監"の声を士郎正宗さんの漫画『攻殻機動隊』押井守監督がアニメ映画化したSFサスペンス・アクション作品「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」、以前の投稿記事で取り上げていますその続編アニメ映画作品「イノセンス」と押井塾の塾生、神山健治監督がテレビアニメ化した『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 』シリーズの公安九課、通称攻殻機動隊のバトーの声を演じている大塚明夫さんが演じられていて、その魅力的で見応え、聴き応えあるしっかりした演技でキャラクターを肉付けし、作品を引き締めてくれていると思います。"仔太郎"の相棒の犬、"飛丸"は忠誠心に厚くて、頼りになって心強くて、可愛いです。修行のため明国に渡り、孤児となった"仔太郎"の身の上に同乗して日本に連れ帰った禅宗の僧侶で、有力者・"絶界和尚"の弟子の"祥庵"の声を演じている竹中直人さんや赤池の国の領主の娘、"萩姫"の声を演じている坂本真綾ら他の声の演者の皆さんもまたキャラクターを生かす演技を見せて、聴かせてくれていると思います。

死生を仄めかして感じられる不安気で、危う気だけれど、明日への希望に満ちたラストは感慨迫るものがあります。

思・想いというか、熱い気持ちや感情がヒシヒシと伝わって来る気がします。

初め、題名の「ストレンヂア」とは何ぞやなぞと思いましたが、公式サイトのPRODUCTION NOTE《安藤真裕監督、「ストレンヂア」を語る》の【題名「ストレンヂア」にこめた意味】を読んで大いに納得がいきました。サブタイトルの「-無皇刃譚-」については、依然として良くわからないままだったりしますが...。

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2008年08月06日

「ニューヨーク恋泥棒/THE LINGUINI INCIDENT」

「ニューヨーク恋泥棒/THE LINGUINI INCIDENT」
1991年製作 英国
監督/脚本:リチャード・シェパード 製作:アーノルド・アルゴリー二 製作総指揮:リチャード・ギャグノン 撮影:ロバート・イェーマン 音楽:トーマス・ニューマン(アルフレッド・ニューマンの息子さんで、ランディ・ニューマンの従弟)
出演:デヴィッド・ボウイ、ロザンナ・アークエット(パトリシア・アークエットのお姉さん)、エスター・バリント、アンドレ・グレゴリー、バック・ヘンリー、ヴィヴェカ・リンドフォース、マーリー・マトリン、エロイ・カサドス、ジェームズ・アヴェリー、モーラ・タイニー、クリスティーナ・ロッジア(ロバート・ロッジアの娘さん)、ロクサーヌ・ベックフォード、アンドレア・キング 、ルイス・アークエット(ロザンナ・アークエットのお父さん)、(ケリー・リンチ、)イマン(デヴィッド・ボイウの奥さん)

もう一つインパクトに欠け、何となく野暮ったかったりもして、がちゃついて、ごてついた印象もする茶番劇、三文芝居という感じもしないでもないですが、粋でお洒落でコミカルというよりもユーモラスでクスリと笑わせてくれて、クールでファンタジックというかお伽話チックで何やら不可思議な、オトナな感じがするロマンスドラマという感じがします。スタイリッシュさは感じますが、ファッショナブルかどうかはわかりませんし、雰囲気や空気感は余り感じられない気がします。お洒落で機知に富んだクレバーさと妙味、面白味ある構成をしたお話(脚本)という気はするのですが、お話とテンポとテンションが微妙なバランスをして感じられて、それが面白いような、しっくり来ないような気もしますし、脚本や演出の良し悪しや面白さはもはやわかりません。とことどころ脚本や演出のセンスが光って感じられるようなところがある気はします。もっと落ち着いた感じで、よりスタイリッシュだったりドラマチックだったりにも描けるのかななぞと思ったりもします。オフ・ビートというのか、平易に撮られているように映るせいか、お話が取り留めなくも感じられてしまう気もします。初見ではそれ程ピンとは気ませんが、二度三度観ると何だか良くはわからないのですが、作品世界の不可思議な魅力なのかに次第に惹かれていく気がします。さらりとしたラストもまたトリックのかぐわいを残す余韻が感じられる気がして、粋で素敵と取ります。

夜ごとニューヨークのナイト・トリッパーたちが集うトレンディ・クラブ・"ダリ"のバーテンダー、"モンティ"を演じているデビッド・ボウイのエキセントリックな魅力とはまた違ったユーモラスでさり気なくストレートな魅力に触れられて興味深い気がします。インパクとこそ薄い気もしますが、独特の存在感は放って感じられますし、何といっても、やっぱりスタイリッシュでカッコイイです。さりげない所作や仕草に色気が感じられて魅力的です。リーゼントの髪を下ろしても、また普通にナチュラルにカッコイイです。一節でも歌って欲しかったような気もします(笑)。"モンティ"にグリーンカード目当ての偽装結婚を持ちかけられるクラブ・"ダリ"のウェイトレスで、脱出王の異名を馳せた奇術師のハリー・フーディーニを憧憬するエスケープ・マジシャンの"ルーシー"を演じているロザンヌ・アークェットの演技はステレオティピカルというかややオバーアクトで空回り気味というか可笑しなテンションにも見受けられますが、可愛らしくて、鼻につく感じなぞはしませんし、結構気を惹かれて面白い感じがします。不思議な魅力と存在感を放って感じられる気もします。

原題の「THE LINGUINI INCIDENT」もそうですが、邦題の「ニューヨーク恋泥棒」というのは、わからないでもないですが、流石に安易に過ぎる気もします...。

トーマス・ニューマンの手になる音楽は悪くないやに思います。

ツキのない賭けとトリックが導く素敵な運命...明日はどっちなのかしら...。

ジュリアン・レノンがカメオ出演しているとのことです。どこなのかしら...。

この記事こそ、取り留めのない、支離滅裂な苦しいものとなってしまいました...。

【linguini】(複)リングィー二:細く平たいパスタ.{イタリア語.-neは複数形.単数形は-na}

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2008年08月03日

「どろろ」&「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」{テレビ(地上波)放映情報}

明晩8月4日(月)21:00〜23:09にTBSの『月曜ゴールデン』にて『2008夏の映画スペシャル』として以前の投稿記事で取り上げています手塚治虫さん原作の映像化困難といわれた同名漫画作品を塩田明彦監督が脚本も手掛けて、最新のVFXにワイヤーワークを駆使して、今をときめく若手実力派スターの妻夫木聡さんと柴咲コウさんを主演に映画化したファンタジー・アクション・アドべンチャー作品「どろろ」が、7日(木)の晩21:00〜22:54にはテレビ東京の『木曜洋画劇場』にてこちらも以前の『期待外れ』という投稿記事で取り上げていますジョン・ボルソン監督、ロバート・デ・ニーロとダコタ・ファニング主演のサスペンス・ホラー・ドラマ映画作品「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」が放映されます。
「どろろ」につきましては、以前に取り上げています記事からの抜粋になりますが、時間18分の長丁場も、飽きさせることのない展開で、上手くまとめて見せてくれているやには思いますが、反面心なしか窮屈過ぎる嫌いがあり、散漫に感じてしまうところがある気もします。それからこれは多分に好みの問題やも知れませんが、妖怪の造形は頂けない気がします。個人的に余りワイヤーワークアクションをフィーチャーした演出は好みでないのですが、前宣伝で受けた印象程はこれ見よがしな感じはせず、鼻につくという程でもなく、私としては、適度な気がしますし、アクションは、主人公の"百鬼丸"を演じている妻夫木さんも殺陣やワイヤーワークをかなり訓練されたとでもありますし、面白味あり、まずまず見応えあるやに思います。ただ妖怪たちとの闘いのシーンは、アクションそのものよりも、上述の妖怪の造形の頂けなさについつい気を取られてしまいます...。
「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」につきましても、以前に取り上げています記事からの抜粋になりますが、主演のお二人をはじめとしたキャストとその演技は見応えあるやに見受けられ、面白味はある気はしますし、それ程悪い脚本とも思いませんが、どの段階で書かれたものなのか、間も悪いというか、二番煎じ、三番煎じ感じられてしまう上に、煎じ方に妙は感じられず、惜しい気もするだけに却って、肩すかしを食らったようで、釈然としない思いを強くしてしまいます...。

若き日には、トキワ荘で上述の手塚治虫さんとも寝食を共にしたギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫さんが昨日8月2日午後4時55分に肺炎のため東京都文京区の順天堂病院でお亡くなりになられたとのことです。享年72歳とのことです。私は漫画よりもテレビアニメ化された『ひみつのアッコちゃん』『もーれつア太郎』『天才バカボン』『元祖天才バカボン』の方が馴染みがあったりします(『おそ松くん』はそれ程馴染みがありません)。11年前に上野の森美術館で催された『赤塚不二夫展 これでいいのだ! -トキワ荘の青春から天才バカボンへ- 』に"F氏"と足を運んだ際に上映されているのを観た深沢七郎さんの同名小説を今村昌平監督が脚本も手掛けて、緒形拳さん主演でリメイク映画化したドラマ作品「楢山節考」をパロディにした短編映画作品「楢漬節考」とリチャード・マシスンが自らの短編小説の脚本を手掛け、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化したサスペンス作品「激突!」をパロディした短編映画作品「激突」なぞが思い出されたりもします。ここに心よりご冥福をお祈りいたします。
今程知りましたが、赤塚さんが亡くなられる3日前に、前妻の(江守)登茂子さんが病死されていたとのことです。一昨年の赤塚さんの介護を献身的にされていた奥様の眞知子さんの訃報もそうですが、赤塚さんと眞知子のキューピット役でもあった登茂子さんの訃報もまたショックです。享年68歳とのことです。ここに心よりご冥福をお祈りいたします。

"F氏"と◯◯君には、昨日は『第14回 三遊亭京楽「チャリティー寄席」 親子で楽しもう!ミュージカル環境落語「カラスのグリーン」』にご一緒いただきまして、お疲れ様、ありがとうございました。久しぶりにご一緒できて、大変嬉しく楽しかったです。そして、◯◯君と京楽さんはじめ噺家、演者の皆さん、そしてスタッフ、関係者の皆さんには、今回も本当にお疲れ様でした。ほのぼのと楽しませていただけました。皆さんとその活動の今後益々の発展を願い、次回の開催に期待して、陰ながら応援させて頂きたいと思います。

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posted by ウォルター at 18:25| 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月02日

『時効警察 そーぶくん ストラップ』

先日奇遇にも町でF氏にお会いした際に三木聡さんら脚本/演出、私がファンであるオダギリジョーさんと麻生久美子さん主演のヒットTVコメディミステリー作品『時効警察』シリーズ『時効警察 そーぶくん ストラップ』をいただきました。思いがけない頂き物で、とてもうれしく、ありがたく、感謝しています。ここで、おあらためて、お礼を申し上げさせていただきます(今日もこれからお会いするのですが...)。 いつもいつも色々とありがとうございます。大事に使わせていただきたいと思います。
このストラップは東京駅八重洲口地下街にある地下商店街の一つ、東京駅一番街の各テレビ局なぞのキャラクターグッズ専門店が軒を連ねる東京キャラクターストリートのテレアサショップ 東京駅店で買って来て下さったとのことです。東京キャラクターストリートは今年の3月に開店した東京駅の新名所とのことですが、私はまだ行ったことがありません。
『時効警察』がまた帰って来る日を期待しています。
因みに私が現在携帯電話につけているストラップはテレビ神奈川(tvk)で毎週月曜日から金曜日の朝7時30分から8時と23時30分から24時(当朝の再放送)に放送している『saku saku』の今は亡きディレクター、ご意見番(ゴイゴイ)ことペパーのストラップで、発売して即購入して以来ずっとつけています。ここにあらためてご意見番(ゴイゴイ)またはペパーこと金田真人さんのご冥福をお祈りします。
それでは、本日は、これから、予てより投稿記事でご案内しておりました『第14回 三遊亭京楽「チャリティー寄席」 親子で楽しもう!ミュージカル環境落語「カラスのグリーン」』をそのF氏らと連れ立って観に行って参ります。

時効警察 そーぶくん ストラップs.jpg 時効警察 そーぶくん ストラップ2s.jpg ご意見番 ストラップs.jpg
Click to enlarge

ゴイゴイさんのストラップの画像はピンボケしてしまいました。

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posted by ウォルター at 10:22| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月01日

『第14回 三遊亭京楽「チャリティー寄席」 親子で楽しもう!ミュージカル環境落語「カラスのグリーン」』明日開催のご案内

予てより投稿記事でご案内しております『第14回 三遊亭京楽「チャリティー寄席」 親子で楽しもう!ミュージカル環境落語「カラスのグリーン」』が明日8月2日(土)〔13:00開場 14:00開演 16:45終了予定〕に赤坂区民センター区民ホール〔受付4階〕にて開催されます。環境問題や落語にご興味をお持ちの方は(今回は)是非(親子で)足を運んでみてください。

*詳細・お問い合わせにつきましては、以下のホームページをご参照されるか、
 連絡先へお問い合わせください。

□エスプラナード赤坂商店街振興組合 オフィシャルサイト

◆入場料
 大人(中学生以上)2,000円/子ども(小学生)15,00円
◆お問い合わせ
 03-5561-9125 エクスプロナード赤坂商店街振興組合
 (電話受付時間 平日午前11時〜午後6時とのことです)

※収益金は、日本赤十字社等を通じて環境保全のために寄付されるとのことで
 す。


真打・三遊亭 京楽 プロフィール
平成4年にスピード昇進で真打ちになり、以来古典落語ネタ200席のほか、防災落語、福祉落語、環境ミュージカル落語など新作落語の公演活動にも注力中。平成10年より毎年米国で公演。平成14年には日本赤十字社に功績が認められ、高円宮妃殿下より「金色有功賞」を授与。

三遊亭京楽.gif

尚、演目は、真打による《人の絆を大切に》をテーマとする古典人情噺:「しじみ屋」 、ミュージカル環境落語:「カラスのグリーン」と三遊亭鳳好師匠による《古いものを大切に》をテーマにした古典落語:「道具屋」とのことです。

「カラスのグリーン」 STORY
ケンタ君との出会いにより人の言葉が話せるようになった緑色のカラス「グリーン」。便利な生活のために人間が引き起してしまった環境問題について、グリーンたちはカラスの目を通して、私たちに問いかけます。地球は誰のものか?本当の幸せとは?私たちに出来ることは?未来を担う子ども達に、笑いと感動、自然の大切さ、親子の絆を伝えてくれる物語です。
posted by ウォルター at 00:02| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする