2008年09月25日

復調かしら...

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鑑賞映画についての投稿記事を中々まとめられませんので、先の第65回ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞しましたダーレン・アロノフスキー監督のプロレス・アクション・コメディ・ドラマ映画作品「ザ・レスラー(原題)」に主演しているミッキー・ロークを以前に描いたへたくそな絵ですが、掲載して、またしてもお茶を濁したいと思います。以前の投稿記事で取り上げていますウィリアム・ヒョーツバーグの原作小説『堕ちる天使』をアラン・パーカーが監督と脚本を手掛けて映画化したホラー・ミステリー作品「エンゼル・ハート」のワンシーンを描いたものと思われます。当時のセクシーな危険な容貌が懐かしまれたりもします。デジカメで撮影したのですが、異なった撮影モードで撮影した2点を掲載しておいてみたいと思います。

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時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
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2008年09月18日

「テネシー・ナイツ/TENNESSEE NIGHTS」

「テネシー・ナイツ/TENNESSEE NIGHTS」
1990年製作 米国
監督/脚本:ニコラス・ゲスナー 製作:ベルナール・ラング、ピーター=クリスチャン・フューター 製作総指揮:ユルグ・シュタオブリ、ロジャー・ウェイル 原作:ヴェルナー・ケッテンバッハ 脚本:レアード・コーニッグ 撮影:ビオ・コラッティ 音楽:ガブリエル・ヤーレ
出演:ジェリアン・サンズ、ネッド・ビーティ、ロッド・スタイガー、ステイシー・ダッシュ、エド・ローター、ジョニー・キャッシュ

雰囲気は好きな作品です。冒頭で画面に映し出される雨模様のテネシーの街の夕景、夕陽に浮かぶステイシー・ダッシュ扮する少女、"ミニー"の長く美しい四肢のシルエットやラストでの"ミニー"の去り行く後ろ姿には何か堪らないものを感じます。テネシーでの束の間の休暇を釣りをして楽しもうとしていた矢先、宿泊先のモテルで起こった銀行強盗の仲間割れによる殺人事件に巻き込まれ、犯人と思しきに付け狙われる英国人弁護士、"ウルフガング・レイトン"を演じているジュリアン・サンズは美しくハンサムです。ジュリアン・サンズ演じる"ウルフガング"は、真面目で融通が利かない割に優柔不断、お人好しで人間味があり、どこか掴み所がないというか、抜けている感じが面白くも滑稽で、愛おしい気がします。"ウルフガング"の唯一の協力者となるヒッチハイカーの少女、"ミニー"はミステリアスにキュートで背伸びした悪戯ぽいセクシーさが魅力的に感じます。クールでピュアで悪戯っぽくもある眼差しが印象的です。エロティックさやインモラルさも仄かに漂わせた"ウルフガング"と"ミニー"の微妙な距離感が危うく、そして甘く温かくも切なくも感じられる気がします。自らに降りかかり得る殺人の嫌疑を晴らすために犯行現場と思しきモテルに不法侵入をした"ウルフガング"を取り調べする保安官代理の"キーファー"を演じているネッド・ビーティの嫌らしく意地悪な如何にも憎々しい演技は味があって見応えあるやに感じます。真意は如何に...。"ウルフガング"を裁く"プレスコット"判事に扮しているロッド・スタイガーは何だかエキセントリックな感じもしつつ、成熟した深みある演技を魅せてくれているやにも思います。真意は如何に...。

うまく言い表せないのですが、プロット展開において、流れの中に漂って感じられる不気味な嫌らしさ、不可思議で悪戯な想いや不条理な行き詰まりなのかなぞが微妙なバランスをしているというか、アンバランスというか、うまくまとまっているようには感じられません。描き方もなおざりというか、さらりとし過ぎているような気もしてしまいます。もう一歩踏み込んで描いてくれていたらと思ったりします。展開のテンポはそう悪くない気はしますし、雰囲気に浸れたら、最後までわりと飽きることも、嫌気が差すこともなく何となく観れてしまう気はします。アートシアター系の映画として(も)...。

ほのかで、淡い一時のロマンティックな受難劇といった感じがします。

観終わって、淡く切ない思・想いとサスペンスの余韻が残る気がします。

男と女と犯罪と...切ない...。

またしても取り留めのない記事となってしまいました。

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2008年09月14日

「ライフポッド<TVM>/LIFEPOD」

「ライフポッド<TVM>/LIFEPOD」
1993年製作 米国
監督/出演:ロン・シルヴァー 製作:マーク・スターン、ティム・ハーバート 製作総指揮:リチャード・B・ルイス、ジョン・ワトソン、スコット・バージル 製作総指揮/脚本:ペン・ディンシャム 原作:アルフレッド・ヒッチコック、ハリー・シルベスター 脚本:M・ジョン・リーチ撮影:ロバート・シテッドマン 音楽:マーク・マンシーナ
出演:ロバート・ロジア、ジェシカ・タッグ、スタン・ショウ、CCH・パウンダー、エド・ゲイル、ケリー・ウィリアムズ、リサ・ワルツ、アダム・ストーク

ジョン・スタインベック原作、アルフレッド・ヒッチコック監督の戦争サスペンス映画作品「救命艇<未>」を個性派俳優のロン・シルバーが監督・出演して、舞台設定を第二次世界大戦下の魚雷攻撃を受けた船から脱出した生存者たちがたどり着いた一隻の救命艇内から2169年のテロにより大爆発を起こした宇宙豪華客船から危うく難を逃れた生存者たちが乗り込んだ緊急避難用ポッド(ライフポッド)内に移し、リメイクTV映画化したSF映画作品とのことです。「救命艇<未>」については未見です。

とにかく絶望的な極限状況の設定が際立って感じられるというのが一番の印象です。プロットや設定、そしてところどころに配されている細かな設定やガジェットなぞも面白い気がしますし、出演者も渋めながら、ロバート・ロジア、CCH・パウンダーや監督を兼ねているロン・シルヴァーをはじめ、まずまずの顔ぶれで、ワンシチュエーションの密室劇という難しい設定で、しっかりしたそつのない演技を見せてくれていると思いますが、(メカニカル)デザインのチープさや特定の登場人物にフォーカスしていないこともあってか、これでもかと絶え間なく、様々な事件・アクシデントが襲い来る絶望的な極限状況下に生ずる焦燥感、悲観、絶望感、猜疑心、疑念や疑心なぞが渦巻く人間ドラマの描写に生々しさなり厚みなりインパクトなり、心に来るものは余り感じられず、密室劇(サスペンス)の醍醐味・スリリングさに欠ける気がします。ライフポッドの操縦士、"メイビーン"を演じているCCH・パウンダーの演技や存在感は印象的なものがあります。

何かもう一つも二つも物足りない感じはしますが、展開のテンポが良くて、最後までわりと飽きることも、嫌気が差すこともなく観れてしまう気はします。散漫な感じがするわけでもありませんが、何をか、というのは余り良くわからず伝わって来ない気がします。もっと濃くのある映像と惹きつけてくれる心理描写をして欲しかった気もします。

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2008年09月11日

「ハンガー」{テレビ(地上波)放映情報}

来る9月15日(月)の深夜26:29〜28:00に日本テレビの『月曜映画』にてホイットリー・ストリーバーの小説『薔薇の渇き』をトニー・スコット監督がカトリーヌ・ドヌーヴ主演、デヴィッド・ボウイやスーザン・サランドン共演で映画化したヴァンパイア・ホラー小説「ハンガー」が放映されます。原作小説は文庫本を購入はしてありますが、まだ未読のままです。続編の『ラスト・ヴァンパイア』は読んでいますが...。目新しく現代的な設定にミステリアス、スタイリッシュ、ロマンティック、デカダンス、静かで抑制的な中に激しい恐れ・恐怖、愛や悲哀なぞの激情や非情が感じられるやの映像、演出描写や雰囲気をした興味深いヴァンパイア映画やに感じます。冒頭のナイトクラブのシーンでライブパフォーマンスをしているバウハウスが歌う『べラ・ルゴシの死/Bela Lugoshi's Dead』をはじめ、劇中で流れる曲は印象的で効果的に感じます。リドリー・スコットとトニー・スコット製作総指揮を手掛け、トニー・スコットらが監督を務めているTVホラー・ミステリー・ドラマ作品『ザ・ハンガー プレミアム』シリーズは、日本でDVDリリースされているデヴィッド・ボウイがナビゲーションや主演を務める6編を観る限り、チョッと...な気がします。

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この間、やんごとない理由によりしばらくの間更新をお休みされていましたお気に入りリンクで紹介していますごみつさんのブログ『ごみつ通信 MOVIE LOVER'S DIARY』がこの度AOLブログからココログに転居され、晴れて再開されました。

I would like to express my condolence with all americans affected by the tragic events of September 11,2001.
Also I would like to give my thought and prayer to all who became innocent casualties and their families.
May god bless everyone in this of sorrow.
posted by ウォルター at 19:43| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月09日

「眠れぬ夜のために/INTO THE NIGHT」

「眠れぬ夜のために/INTO THE NIGHT」
1984年製作 米国
監督:ジョン・ランディス 製作:ジョージ・フォルシー・Jr. 脚本:ロン・コスロー 撮影:ロバート・ペインター 音楽:アイラ・ニューボーン
出演:ジェフ・ゴールドブラム、ミシェル・ファイファー、ダン・エイクロイド、デヴィッド・ボウイ、リチャード・ファーンズワース、イレーネ・パパス、キャスリン・ハロルド、ヴェラ・マイルズ、クルー・ギャラガー、カール・ゴットリーブ

本作は、若い時分の英国遊学中もしくは米国遊学中にテレビ放映されていたのを観たのが初めてです。

主人公の不眠症に苛まれて、眠れぬ夜に当てもないドライブに出かけたことで、秘宝のエメラルドをめぐる国際密輸組織の暗躍に巻き込まれてしまう男、"エド"を演じている若きジェフ・ゴールドブラムの長身、濃い顔、何を考えているのかと思わせるようなギョロッとした目にぼんやりもっさり加減、いつの間にか空港に向かっていた"エド"の車にイラン秘密警察の4人の殺し屋に追われて、突如飛び込んで来て、彼に救われ、行動を共にすることとなる見ず知らずの美女、"ダイアナ"に扮する若きミシェル・ファイファーの初々しいセクシーさ、愛らしい美しさ、颯爽としたスタイルのカッコ好さ、そして少年のような白く美しい裸体、エンディング曲として流れるB・B・キングが歌うところの『IN THE MIDNIGHT HOUR』(本作でこの曲を聴いたのがきっかけで何故かROXY MUSICのLPアルバム 『Flesh & Blood』を購入したのでした)やジョン・ランディス監督作品らしい色と雰囲気、ミステリアスさ、ファンタジックさ、シニカルさやくすり、ニヤリとさせられるユーモア、お遊び、おふざけ感が印象的な作品です。

本作の監督を務めるジョン・ランディスがイラン秘密警察の4人の殺し屋のうちの一人を演じているのをはじめ、ジャック・アーノルド、デヴィッド・クローネンバーグ、ジョナサン・デミ、リチャード・フランクリン、エイミー・ヘッカリング、ジム・ヘンソン、コリン・ヒギンス、ローレンス・カスダン、ジョナサン・リン、ポール・マザースキー、ダニエル・ペトリ、ドン・シーゲル、ロジェ・ヴァディムら錚々たる顔ぶれの監督と撮影監督のロバート・ペインターも出演していますが、全員が何処に何の役で出ているかは確認し切れていません。他にもダン・エイクロイド、ヴェラ・マイルズ、カール・パーキンス、クルー・ギャラガー、ブルース・マッギル、リチャード・ファーンズワース、キャスリン・ハロルド、カール・ゴットリーブやミシェル・ファイファーの妹さんのディディ・ファイファーら結構多彩で豪華な顔ぶれのキャストです。

イラン秘密警察のボス、"シャヒーン"役のイレーネ・パパスの凛々しい眉毛が印象的です。殺し屋、"コリン・モリス"を演じているデヴィッド・ボウイは怪・妖しい存在感を放っていて、出演時間は短いながら印象的ですが、役については、ぽくは感じますが、何だか良くわからなくもあります。

イラン秘密警察の4人組の殺し屋のオトボケ・パープリン振りが滑稽で不気味だったりにも感じます。死の描写には、生々しく陰惨なものを感じる気がします。空港での銃撃戦にも凄惨な感じを抱かされる気がします。

アイスクリームなのかがとても美味しそうでうす。

親指を立てて"バイザイ"といわれても...."ヤカムラ"花店とは...。

"エド"が"シャヒーン"にハッタリをかますシーンは見応えあるやに思います。

ラストは結構粋でカッコ好いと思います。

お話の展開はわかりやすくはないような気がしますので、作品の雰囲気やテイストに浸れたなら、見知らぬ同士の男と女の、眠れぬ夜に起きながら見る夢やのようなファンタジックでスリリングな非日常の奔走劇に飽くことなく付き合えるやに思います。

"エド"は眠ることが出来て何よりと思います。

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posted by ウォルター at 20:59| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 鑑賞映画について(外国映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

「ノーマッズ<未>/NORMADS」

「ノーマッズ<未>/NORMADS」
1985年製作 米国
監督/原作/脚本:ジョン・マクティアナン 製作:エリオット・カストナー 撮影:スティーブン・ラムゼイ 音楽:ビル・コンティ
出演:レスリー=アン・ダウン、ピアース・ブロスナン、アンナ=マリア・モンティチェリ、アダム・アント、ヘクター・マーカド、ニナ・フォック、メアリー・ウォロノフ

本作は日本劇場未公開作品で、随分昔に今は無き近所のレンタルビデオ店でビデオを借りて観たのが最初です。93分の短尺でやや舌足らずなのか、唐突な感じもしないではないですが、その設定に現実とそれを追体験させる幻覚を交錯させた演出描写は興味深く、ついつい惹き付けられて観てしまう見せ方の勘所を得たやの何とも得体の知れない恐怖をした映画との印象です。監督、原作、脚本を手掛けているのは本作が映画監督デビュー作となったジョン・マクティアナンです。

アンナ=マリア・モンティチェリ演じる妻の"Niki"と過去に惨劇があったロサンゼルスの一軒家に引っ越して来てしまったピアース・ブロスナン扮する人類学者の"Jean Charles Pommier"に付き纏う惨劇があった場所を好んで徘徊するイヌアッツ(エスキモーの言葉で見かけは人だが人間ではないものという意味)=悪霊たちの"Number One"をアダム・アントが演じているということをこの記事を書くまで知りませんでした。瀕死の状態で病院に担ぎ込まれ死亡した"Pommier"と接触したことで彼の体験の追体験をする幻覚に苛まれ、"Niki"の元を訪れる女医の"Flax"を演じているレスリー=アン・ダウンは力のこもった演技を見せてくれていると思います。

ピアース・ブロスナンは本作でもその走りを披露していますし(脚を痛めてもなお、走ります)、細身ながらイイ体をしていると思います。見栄を切るというか、決めとポーズを取るというか、オーバーアクト気味にも映る演技が面白い気がします。本作の二年後に製作されたリンドン・マレットの小説『Taffin』をフランシス・メゲイなる監督が映画化した主演アクション・サスペンス作品「孤独のヒーロー/タフィン」、私は好きなのですが.....。

ラストシーンには何ともいえない恐怖と感慨を覚える気がします。悪夢なのか現実なのか"Pommier"が真夜中の街で悪霊達に追われ、逃げ込む廃屋のような教会のシーンと、そこに現れ、"Pommier"に"彼ら(悪霊たち)から逃れるために街を出て、仕事を変え、身を隠し、決して彼らと闘おうとしてはいけない"と説く盲目の尼僧、"パートリル"が幻想的で恐くて印象的です。

イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』を想起する気もします。

雰囲気やテイストは以前の投稿記事で取り上げていますJ・ラリー・キャロル監督、藤岡弘さん主演のSF映画作品「SFソードキル」と似たような感じを受ける気もしたりします。

悪霊が実在しようとしまいと、人はそれに取り憑かれ、囚われたりするものやに思います。

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posted by ウォルター at 23:24| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞映画について(外国映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

「危険な天使/FATAL BEAUTY」

「危険な天使/FATAL BEAUTY」
1987年製作 米国
監督:トム・ホランド 製作:レオナード・クロール 原案:ビル・スヴァノー 脚本:ヒラリー・ヘンキン、ディーン・リーズナー 撮影:デヴィッド・M・ウォルシュ 音楽:ハロルド・フォルターメイヤー
出演:ウーピー・ゴールドバーグ、サム・エリオット、ルーベン・ブラデス、ハリス・ユーリン、ブラッド・デューリフ、ジェニファー・ウォーレン

ビデオリリース時に今はなき近所のレンタルビデオ店でふとパッケージを目にして、借りて観てみた作品です。監督を務めているのは、クリス・サランドン主演のヴァンパイアものの勘所を心得たヴァンパイアホラー映画作品「フライトナイト」、キャサロリン・ヒックス、クリス・サランドンやアレックス・ヴィンセントら出演の殺人人形"チャッキー"の誕生と殺戮を描いたホラー映画作品「チャイルド・プレイ」やスティーヴン・キングの同名小説をロバート・ジョン・バーク主演で映画化したホラー作品「痩せゆく男」などで監督と脚本を手掛けていて、私が大好きなヴァンパイア小説、『ヴァンパイア奇譚』シリーズの著者でもあるトム・ホランドです。

チョッとどうも釈然としない、引っ掛かってしまうところがありはしますが、飽きのこない展開、演出が施されていて、104分という短めの尺にそつ無くまとめられている気がします。アクションシーンもまずまず見応えあるやに思います。

とにかく、主人公の麻薬に関する暗い過去を持ち、麻薬の取り締り捜査に明け暮れる口八丁手八丁の麻薬課刑事、"リタ・リゾーリ"を演じているウーピー・ゴールドバーグとその(抑え気味の)演技の小気味好さ、さり気なくクールなかっこ好さや、そしてセクシーさ...に魅せられてしまう気がします。娼婦の(イメージの)ような派手派手な変装衣装に身を纏った姿もセクシーに感じてしまうのです...。彼女の口から繰り出される歯に絹着せぬ辛辣でジョーキーな言葉、悪態もまた小気味好く、時に重く響きます。そのコミカルさとシリアスさのバランスも魅力に感じます。またこうした設定の役をウーピー・ゴールドバーグが演じると妙に説得力を感じる気もします。ブラッド・ドゥーリフとマイク・ジョリー扮する"レオ・ノバ"と"アール"に強奪された超高純度のコカイン、"危険な天使/FATARL BEAUTY"の元の所有者であるハリス・ユーリン演じる街の麻薬商売の黒幕で市議会にさえ顔がきく大物実業家の"コンラッド・クロール"に彼の邸宅の警備主任として雇われていて、"クロール"を捜査する"リゾーリ"と接し関わり、次第に"クロール"の実像を明らかになる中で、彼女に惹かれ協力するようになる"マイク・マーシェク"を演じているサム・エリオットは長髪の銀髪に口髭がチャーミングで渋くて素敵でカッコイイです。ブラッド・ドゥーリフは相変わらず病的・怪し気で意地悪・冷酷そうなインパクとある存在感と演技を見せてくれているやに感じます。"リゾーリ"の同僚刑事、"カール"を演じているルーベン・ブラデスをはじめ他の配役も渋めながら、まずまずの顔ぶれで、しっかりした演技を見せてくれていると思います。

スケール感は小粒ながら、作品としてもキャラクターとしても、エディ・マーフィ主演のアクション・コメディ映画作品「ビバリー・ヒルズ・コップ」とその主人公のデトロイト市警の熱血刑事、"アクセル・フォーリー"のウーピー・ゴールドバーグ版という気がします。同じ年にリチャード・ドナー監督/製作、メル・ギブソンとダニー・グローヴァー主演の犯罪サスペンス・アクション映画作品「リーサル・ウェポン」が製作されているのも興味深い気がします。

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【fatal】1 (…の)命にかかわる, (…に)致命的な;死を招いた((to ...)) 2 破壊[破滅]的な, (…に)(きっと)災いをもたらす((to ...)) 3 〈時・事件などが〉決定的な, 運命を決するような;運命の 4 宿命的な, 不可避の.

時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。

知識人程、意外と思考停滞・停止しがちだったりすることもあるのやも知れません...。
posted by ウォルター at 21:09| ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 鑑賞映画について(外国映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月01日

「トレスパス/TRESPASS」

「トレスパス/TRESPASS」
1992年製作 米国
監督:ウォルター・ヒル 製作:ニール・キャントン 製作総指揮/脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル 撮影:ロイド・エイハーン 音楽:ライ・クーダー
出演:ピル・パクストン、ウィリアム・サドラー、アイス・T、アイス・キューブ、アート・エヴァンス、デヴロー・ホワイト、ストーニー・ジャクソン、対ニー・リスター・Jr.、ブルース・A・ヤング、グレン・プラマー

この作品は今まで何度か観返していて、お話自体や設定は悪くない気もしますし、ウォルター・ヒル監督作品の持ち味ともいえるハードで骨太のアクションと男臭さに溢れては感じられますが、演出や展開のテンポが悪い気がして、緊迫感よりもじれったさが勝ってしまっているように感じられてしまいますし、どうもピル・パクストンとウィリアム・サドラー扮する主人公のある工場の廃屋で宝探しをし、そこで出くわしてしまうアイス・T演じる"KJ”率いる犯罪組織に命を狙われる羽目に陥る消防士の"ヴィンス"と"ドン"をはじめ、登場人物たちの何れにも感情移入し切れなかったりします。それに流石にウィリアム・サドラー、アイス・Tにアイス・キューブと三人もの悪人面を揃えられると食傷気味になる気もしたりします。アイス・Tの悪人面を目にすると特に本作におけるそれを観るに、どうしても本作の前年に製作されたジョエル・シルバーら製作、ラッセル・マイケル監督、デンゼル・ワシントン主演、ジョン・リスゴーら共演のアクション映画作品「リコシェ」を思い出してしまったりします。
そもそもほぼワンシチュエーション で展開する作品ですので、難しさもあるのやも知れませんし、ジリジリする切迫感や緊迫感を前面に描きたかったのやも知れませんが、もう一工夫なりしてもっとスピーディーにスリリングでエキサイティングに描いて欲しかった気がします。ビル・パクストンは中々面白くて見応えある演技を見せてくれていると思います。
ウォルター・ヒル監督による"男"を描いた、描きたかった作品の一本という感じはします。

"Trespassers"というような設定の映画作品では、本作の翌年に製作されたスティーヴン・ホプキンス監督、エミリオ・エステベス、キューバ・グッディング・Jr.、ジェレミー・ピーヴン、ジェレミー・ピーヴン、デニス・リアリーら出演のサスペンス・アクション映画作品「ジャッジメント・ナイト」はスリリング、アクショナブルで面白く楽しめて見応えあると思います。

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【trespass】《法》 (1)(土地・家屋への)不法侵入;(財産・権利への)不法侵害;(身体への)暴力行使. (2)((1)の損害賠償を求める)訴訟. 2 《聖》(道義・宗教上の)罪, 違反,...

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posted by ウォルター at 00:13| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞映画について(外国映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする