2009年02月24日

「プレイス・イン・ザ・ハート」{テレビ(BSアナログ)放映情報}

来る3月4日(水)の午後9:00〜10:52にNHK-BS2の『衛星映画劇場』にて、『アカデミー賞受賞作品特集』として、ロバート・ベントン監督/脚本、サリー・フィールド主演、ダニー・グローヴァーやジョン・マルコヴィッチら共演のドラマ映画作品「プレイス・イン・ザ・ハート」が放映されます。
今はなき八重洲スター座で本作を初めて観たときは感涙に目頭を熱くし、涙でスクリーンが霞みました。以来何度か観ているのですが、その度に感涙に目頭を熱くしています。ラストのカーテンコールまで素敵で心温まる作品と思います。
1935年の米国はテキサスで、ある日突然レイ・ベイカー扮する保安官である夫、"ロイス・スポルディング"をデヴロー・ホワイト演じる酒によ酔った黒人少年、"ワイリー"に誤って射殺されてしまい、突如一家の主としてヤンクトン・ハットンとジェニー・ジェームズ扮する幼い二人の子供、"フランク"と"ポッサム"と家を守るため、家の借金返済と生活を支えるべく、ある日仕事を求めに現れたダニー・グローヴァー演じる黒人青年の"モーゼス"の助言により、彼を雇って家の前の畑で綿花の栽培に奮闘することとなるか弱くもひたむきで健気で誠実で、優しく芯が強い未亡人、専業主婦で'ザ・母'という風に言っても過言でないやにも感じられる母親の"エドナ"を好演しているサリー・フィールドはもとより、脇を固めるグローヴァーや"スポルディング"家に下宿することとなる頑に心を閉ざした盲目の青年、"ウィル"役のジョン・マルコヴィッチなぞが見応えのある素敵な演技と存在感を魅せてくれていると思います。ジェニー・ジェームズの可憐な愛らしさや冒頭の"スポルディング"家の朝食のシーンで食卓に並べられたビスケット(スコーン)のようなパンやフライドチキンが美味しそうで、印象的だったりします。本作と同年に製作されて、前年に日本で劇場公開された私の青春の一本であるウォルター・ヒル監督/脚本、マイケル・パレ主演の青春アクション映画作品「ストリート・オブ・ファイヤー」で、ウィレム・デフォー演じる"レイヴィン"に率いられたストリートギャング、"ボンバーズ"に連れ去られたダイアン・レイン扮する高架線と路地裏の多い街、リッチモンドのロック・クイーン、"エレン・エイム"を救出すべく街に戻ったマイケル・パレ演じる"エレン"のかつての恋人、"トム・コーディ"と意気投合し、手助けをする元陸軍の車輛係をしていた女兵士、"マッコイ"を演じているエイミー・マディガンが、リンゼイ・クルーズ演じる"エドナ"の姉の"マーガレット・Lomax"の夫、エド・ハリス扮する"ウエイン"の親友、テリー・オクィン演じる"バディー・カーシー."の妻で、不倫相手の"ヴィオラ"を演じているのには、その演技はさておき、どうしても些か違和感を感じてしまいます。
当時の米国南部の厳しい時代背景と、そし過去から現在に至る忌まわしい歴史のバックグランドと共に、母親の、女性の、人間のバイタリティー、家族愛、人間愛、人生の悲喜、苦楽、禍福や機微、そして何というか削ぎ落とされたような懸命で真摯でピュアな心と生をひしひしと感じる気がします。バラック・オバマ上院議員が米国政治史上初のアフリカ系大統領に就任した今日、そしてさらにはその就任演説を聞くに今またあらためて観てみると感じるところ大きい、多い気もしたりします。

祈り...祈りし者の心と生...。

本作は1984年、第57回米アカデミー賞で作品賞を含む計7部門にノミネートされ、サリー・フィールドが主演女優賞をロバート・ベントンが脚本賞を受賞しています。

allcinema ONLINE 映画データベース

時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
posted by ウォルター at 21:38| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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