2009年04月12日

「ブルーサンダー」{テレビ(BSアナログ)放映情報}

今週の木曜日、4月16日の午後3:00〜午後4:50にNHK-BS2の『衛星映画劇場』にて、ジョン・バダム監督、ダン・オバノン、ドン・ジャコビー原案/脚本、ロイ・シャイダー主演のヘリコプターアクション映画作品「ブルーサンダー」が放映されます。

主な見所は、何といってもロサンゼルスオリンピックの開催を間近に控え、対テロ用に開発されたとの最新鋭ハイテク戦術ヘリコプター、"ブルーサンダー"がロサンゼルス市街上空で臨場感たっぷり、迫力満点、スリリングに繰り広げる空中戦と思いますが、幾分説得に弱く感じられるところもありつつも、サスペンスとしても手抜かりなく手堅く結構スリリングなものがありますし、スムースな展開をしていて、観やすくて、見応えある作品と思います。クライマックスでのロイ・シャイダー演じるロス市警航空課のベテランパイロット、"フランク・マーフィー"巡査が操る"ブルーサンダー"とマルコム・マクダウェル扮する"マーフィー"とお互いに遺恨を抱く戦友の"コクラン"大佐が操縦する武装ヘリとで繰り広げられるドッグファイトは見応え十分と思います。劇場の大クリーンでないのが残念です。
初めて観たときは、夜を昼をロス上空を舞う"ブルーサンダー"の黒く厳つい機体のフォルムの斬新さと搭載する最新鋭のハイテク機能に目を見張りました。
"マーフィー"が脳に異常をきたすと時間的な感覚がなくなり、5秒も25秒もわからなくなると、署の駐車場で黒のトランザムを駆ってタイムテストをするシーンがなぜかとても印象的です。
マルコム・マクダウェルは、陰険、陰湿でいけ好かない"コクラン"を個性的でアクの強い存在感と演技でいかにも嫌らしく演じて見せてくれていますし、"マーフィー"の上司、"ブラドック"警部を味のある存在感と老練な演技で演じている本作が遺作となったウォーレン・ウォーツをはじめ、脇を固めるキャストの面々も派手さはなく渋目ではありますが、存在感あるしっかりした演技で作品を支え、引き立たせていると思います。マルコム・マクダウェルの蛇のような目が堪りません。"マーフィー"の別居中の妻、"ケイト"を演じているキャンディ・クラークは中々キュートと思います。
日本の高速列車関連のニュースとは何なのかしら...。
本作が劇場公開された前年に以前の投稿記事で取り上げていますフランツ・カフカの代表小説の一作で未完の同名原作をオーソン・ウェルズが監督/脚本を手掛け、アンソニー・パーキンス主演で映画化したサスペンスドラマ作品「審判」にも出演しているロミー・シュナイダーの訃報に触れ、ロイ・シャイダーとしばらく勘違いして残念に思っていたところ、製作中の本作に出演していて健在であることを知り、ロミー・シュナイダーには申し訳ないながら、安堵した覚えがあります。そんな彼も昨年2月に、約4年にわたる多発性骨髄腫との闘病生活も虚しく、感染症のため帰らぬ人となられました。享年75歳だったとのことです。ここに心よりご冥福をお祈りいたします。

エラン・コリリン監督/脚本の淡く切ない、ユーモラスでハートウォーミングなコメディドラマ映画作品「迷子の警察音楽隊」で、文化交流のためイスラエルに新設されたアラブ文化センターに招待され彼の国に赴いたのの、誤って目的地と一文字違いホテルもない辺境の町に迷い込んで途方に暮れるエジプト警察所属のアレキサンドリア警察音楽隊の謹厳実直な隊長、"トゥフィーク"を演じているサッソン・ガーベイがベン・キングスレーに似て映ってしまって、仕方ありません。
迷子になってしまった音楽隊員たちに親切に手を差し伸べるロニ・エルカベッツ演じる気風のいい美人女将、"ディナ"が営む小さな食堂の女の子の扱いに疎い奥手な従業員の男の子にローラーディスコだかで粋な恋の手ほどきをする音楽隊の若くてハンサムでプレイボーイなトランペットが上手いヴァイオリン担当の隊員、"カーレド"を演じているサーレフ・バクリはスマートでファンキーでクールと思います。もしも渡辺信一郎監督/脚本、信本敬子(他)脚本/シリーズ構成で、音楽を菅野よう子さんが手掛けている私も大好きなTVSFアクションドラマアニメ作品『COWBOY BEBOP』をイスラエルで映画化するとしたら(サーレフ・バクリは、イスラエル在住のパレスティナ人とのことですので)、彼に主人公の賞金稼ぎの一人、"スパイク・スピーゲル"を演じ欲しい気がします。恋愛指南のシーンは可笑しくて温かくて素敵に感じます。"ディナ"役のロニ・エルカベッツは、さっぱりした色気が素敵な気持ちのいい女優さんと思います。
心に抱く、悲しみ、寂しさや優しさ、そして想い出が切なくも清々しく、そして美しく素敵に感じます。(無機質で)空虚な空気感の漂いには何だか堪らないものを感じる気がします。

tvk(テレビ神奈川)で毎週土曜日の朝10:00〜10:15に再放送されているくぼたまことさんによる同名漫画をテレビアニメ化した『天体戦士サンレッド』は面白いですし、ほろりとさせられます。漫才コンビ髭男爵の山田ルイ53世が声を好演している"ヴァンプ"将軍大好きです。

allcinema ONLINE 映画データベース

時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
posted by ウォルター at 22:34| | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今晩は。

ロイ・シャイダー、亡くなってたんだ〜。知りませんでした。何だか、さびしいですね。

「ブルーサンダー」は公開時、私も劇場に見に行きました。ディテールをすっかり忘れてしまってるので、今度のBS放映で、こちらもひさしぶりで楽しみたいと思います!

あ、「エミリー・ローズ」は、凄く怖いよ〜〜〜。
Posted by ごみつ at 2009年04月13日 23:19
ごみつさんへ

今晩は。

コメントありがとうございます。

そうなんです。昨年お亡くなりになられたのです。私もごみつさんに同じく、何だか寂しいです。
本作や「JAWS/ジョーズ」シリーズも然ることながら、「フレンチ・コネクション」、「2010年」や「オール・ザット・ジャズ」などでの彼も印象に残っています。

「ブルーサンダー」もこの機に観直してみてください。

ごみつさんは「エミリー・ローズ」ご覧になられたのですね。やはり凄く怖いですか。とりあえず当面観るのはお預けにしようかしら...。
Posted by ウォルター at 2009年04月14日 00:09
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