2009年04月17日

「真夏の夜の夢(Anime)」{テレビ(BSアナログ)放映情報}

来月5月7日(木)の午後2:00〜午後3:39にNHK-BS2の『衛星映画劇場』にて、人形劇大国チェコが誇る人形アニメの巨匠、イジー・トルンカが監督と脚本を手掛けて、ウィリアム・シェイクスピアの喜劇戯曲の代表作のひとつ、『夏の夜の夢』を人形アニメ映画化した「真夏の夜の夢」が放映されます。未見ですので、是非ビデオにエアチェックして、観てみたいと思います。
『夏の夜の夢』は、私がはじめてまともに読んだシェイクスピアの戯曲です。高校生のとき、当時から泡坂妻夫さん、仁木悦子さん、都筑道夫さん、佐野洋さんや大藪晴彦さんなぞのミステリーやハードボイルド小説ばかりを貪るように読んでいた私は、ある日ふと、名著といわれるような本も読まねばと思い立ち、先ずは、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『マクベス』、アーネスト・ヘミングウェイの代表長編小説のひとつ『日はまた昇る』とヴィクター・フレミング監督、ヴィヴィアン・リー主演による映画化作品を観て感動した、マーガレット・ミッチェルによる時代長編小説『風と共に去りぬ』を今はなき、後にアルバイトとしてお世話になる近所の本屋さんで購入して読んでみました。『日はまた昇る』は何とか最後まで読めたのですが、『風と共に去りぬ』については、何せ映画の印象が強かったですし、その上長かったので、『ハムレット』については、新潮文庫版で、正味100ページ余りと短かったですが、何せ悲劇ですし、当時の私には、正直、面白さがどうも良くわからず、途中で読むのを断念してしまいました。そこで、一冊くらいまともにシェイクスピアの作品を読んでおきたいと思い、購入して読んだのが、幻想喜劇の『夏の夜の夢・あらし』に所収されている『夏の夜の夢』でした。『夏の夜の夢』は、若い時分、英国へ初めて語学遊学をした際に在学していたロンドンから電車で1時間弱、ケンブリッジから車で25分程の小さな街の寮制の語学学校のエクスカージョン(課外授業)でロンドンはリージェンツ・パークのオープン・エア・シアターで上演されていた本作の舞台を観劇したことがあります。いうまでもなく、全編英語な上、原戯曲のままの古典英語、つたない英語力の私には何をいっているのかさっぱりわからず、まるで歌舞伎の舞台を観ているかのようでしたが、本を読んでいたおかげで、ストーリーは知っていましたので、何となくついていくことができましたし、幻想的な世界観、雰囲気と演出に繰り広げられる舞台と夏の夜空の下、劇場に満ちた夢のような不思議で素敵な熱気と雰囲気には落ち着かない気持ちになりつつ、酔わされるものがあり、とても堪能できました。帰りは集合場所のトラファルガー広場・ナショナル・ギャラリー前で待つバスの出発時間に遅れそうで、最寄りのベイカー・ストリート駅までクラスメイトらと共にダッシュした覚えがあります。同書に所収されているもう一作、ロマンス戯曲の『あらし』については、『夏の夜の夢』を読んだことで満足してしまったのと、当時はまだ『あらし』がデレク・ジャーマン監督なぞのによって映像化されていた『テンペスト』だとは知らなかったこともあり、読んだのはずっと後のことです。『夏の夜の夢・あらし』と一緒に購入したのは、サントリーウィスキーローヤルのTVCMで馴染みがあった早熟の詩人アルチュール・ランボーの詩集『ランボー詩集』でした。こちらも読んではみたものの、そもそも詩なぞにさして興味を抱いていなかったこともあり、何だか良くわかりませんでした。その後、シェイクスピアの作品は、四代悲劇の『ハムレット』『リア王』や、喜劇『ヴェニスの商人』に悲劇『タイタス・アンドロニカス』なぞを読んでみましたが、正直今一つピンと来ていませんでした。読みかけの『マクベス』を読み直したのは、ビデオリリースされた黒澤明監督/製作/共同脚本による、人間の業の深さを幻想と恐怖の中に描いている翻案映画化戦国時代劇サスペンスドラマ作品「蜘蛛巣城」を観(直し)た後でしたので、かなり年月が経ってからのことです。おかげでようやくシェイクスピア作品の面白さに気づいた気がしましたが、皮肉にもシェイクスピア作品をきちんと読んだのはそれきりです。
これまで観たシェイクスピア作品の映像化作品では、喜劇『空騒ぎ』を映画化したケネス・ブラナー監督/製作/脚本/主演、ブラナーの奥様だったエマ・トンプソンやデンゼル・ワシントンら豪華キャスト共演の愉快爽快な ヒットコメディ・ロマンスドラマ作品「から騒ぎ」、同じくケネス・ブラナー監督/脚本/主演の見応え十二分な歴史犯罪サスペンス・ロマンスドラマ映画作品「ハムレット」同名悲劇を映画化したフランコ・ゼフィレッリ監督/共同脚本の悲劇のヒロイン、"ジュリエット"を初々しく演じている後に布施明さんの奥様になるオリヴィア・ハッセーの美しさ、可愛らしさも見所なロマンスドラマ作品「ロミオとジュリエット」、『タイタス・アンドロニカス』をジュリー・テイモア監督が製作と脚本をも手掛けて、斬新、奇抜で現代的な演出、設定と脚色をもって、アンソニー・ホプキンス主演で映画化した歴史残酷復讐スペクタクル作品「タイタス」、上述の「蜘蛛巣城」、フランコ・ゼフィレッリ監督/脚本、意外にも"ハムレット"役が様になっているメル・ギブソン主演によるロマンスドラマ映画作品「ハムレット」同名悲劇をオリヴァー・パーカー監督が脚本をも手掛けて、ローレンス・フィッシュバーン主演、ケネス・ブラナーら共演で映画化したロマンスドラマ作品「オセロ」や、マイケル・ラドフォード監督/脚本、アル・パチーノやジェレミー・アイアンズら実力派キャストの迫真の演技も見所な、スリリングで深みがあり、粋に痛快で感動的なヒューマンドラマ映画作品「ヴェニスの商人」が印象に残っています。マイケル・アルメイダが監督と脚本を手掛けて、舞台を現代のニューヨークに翻案して、スタイリッシュな映像と冷たく虚ろでもどかしく堪え難いような世界観をもってして、イーサン・ホーク主演、カイル・マクラクラン、サム・シェパードやビル・マーレイら共演で映画化したロマンス・サスペンスドラマ作品「ハムレット」や、ケネス・ブラナー監督が自らオリジナル脚本を書き下ろし、マイケル・マロニー演じる仕事にあぶれた役者、"ジョー・ハーパー"が、役者生命を賭けて、クリスマスに郷里の片田舎の古い教会でデンマークの〈憂鬱〉な王子『ハムレット』を演じるため、ジョーン・コリンズ扮するエージェントの"マージ"から援助してもらった僅かばかりの資金で寄せ集めたジュリア・ソワルハ演じるヒロインの"オフィーリア"役の近眼の癖に眼鏡もコンタクトも拒否する"ニーナ"をはじめ、それぞれに憂鬱な問題を抱えた、いわば変人の三文役者たちと公演の成功を目指し、ごたごたやトラブルを乗り越え、心を通わせ合いながら、奮闘する様子を描いたハートフルな群像コメディ映画作品「世にも憂鬱なハムレットたち」も好きだったりします。
ローレンス・オリヴィエ監督/製作/脚本/主演による歴史文芸ドラマ映画作品「ハムレット」やスチュアート・バージ監督、ローレンス・オリヴィエ主演のドラマ映画作品「オセロ」なぞも観たことがありますが、尺が長い上、まだシェイクスピア作品に興味を抱く前だったこともあって、それほど好印象は覚えていないのが、正直なところです。
マイケル・ホフマン監督/製作/と脚本、ケヴィン・クライン、ミシェル・ファイファー、ルパート・エヴェレット、キャリスタ・フロックハート、クリスチャン・ベイルやソフィー・マルソーら出演で映画化したエロチックなファンタジック・ロマンス・コメディ作品「真夏の夜の夢」や、『マクベス』を前嶋輝監督が、いのうえひでのり演出、宮藤官九郎脚色、内野聖陽さん、松たか子さんや森山未來さんら出演で、広い空間・大きなスクリーンで演劇の映像を楽しむという【ゲキXシネ】化したSF音楽ドラマ作品「メタルマクベス」は観てみたい気がします。

allcinema ONLINE 映画データベース

時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
posted by ウォルター at 02:03| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画にまつわる... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
綾瀬はるか あのポカリ動 画の別角度映 像が流 出

「生茶」のCMでいつ見てもかわいいなぁと思う綾瀬はるかちゃんの
数年前にでていたポカリCMの別角度の映像が存在していている事がわかり、その映像は乳首が見えていたことで没になり闇に葬り去られたはずだった映像が今ごろになって流出した。

http://rosuewsa.blogspot.com/
Posted by 綾瀬はるか あのポカリ動 画の別角度映 像が流 出 at 2009年04月22日 12:31
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