2009年08月14日

「トム・ヤム・クン!」

「トム・ヤム・クン!」
2005年製作 タイ
監督/製作:プラッチャヤー・ピンゲーオ アクション監督:パンナー・リットグライ 撮影:ナタウット・キッティクン
出演:トニー・ジャー、ベットターイ・ウォンカソン、ボンコット・コンマライ、チン・シン、ジョニー・グエン、ネイサン・ジョーンズ、ソートーン・ルンルアン

以前の投稿記事で放映情報を取り上げています『一、CGを使いません 二、ワイヤーを使いません 三、スタントマンを使いません 四、早回しを使いません 五、最強の格闘技ムエタイを使います 六、流石に怪我はします』がキャッチコピーの超絶肉弾格闘アクション・アドベンチャー映画作品「マッハ!」で監督と製作を手掛けているプラッチャヤー・ピンゲーオと主演を務めているトニー・ジャー(ことタッチャコーン・イーラム)が再びタッグを組んで送り出した超絶肉弾アクションがさらにパワーアップ、スケールアップ、グレードアップして炸裂する格闘アクション映画作品です。

「マッハ!」でもそうですが、台詞を余り発していないということもあってか、動物密輸組織に強奪され、遠くオーストラリアはシドニーに連れ去られてしまった王に献上するためにソートーン・ルンルアン演じる父親の"コイ"と共に家族同様に大切に育ててきた象の"ポーヤイ"と子像の"コーン"を助け出すため単身オーストラリアへと赴くタイ東部の小さな村で代々王の護衛軍象の育成調教を司ってきた最強のムエタイ兵士、"チャトゥラバート"の末裔である"カーム"に扮するトニー・ジャー(その人)と彼の演技の印象というのは霞んでしまいそうなほど彼が繰り出す超絶肉弾格闘アクションにはまたしても驚嘆し、堪能し、魅了されてしまいます。「マッハ!』からしてそうですが、ブルース・リーやジャッキー・チェンなぞの先陣へのオマージュ、彼らが培ってきた格闘アクションパフォーマンスの踏襲、格闘アクション活劇原点回帰と飛躍するオリジナリティーを感じるやの正に血湧き肉踊るという感じの強烈なインパクトを受けます。 
トニー・ジャーのお蔭もあってそう映るのか、「マッハ!」にも村から奪われた信仰の象徴である仏像、"オンバク"の首の奪還を村の長老により村の代表として託されバンコクに赴いたトニー・ジャー扮する村一番のムエタイの使い手である孤児の青年、"ティン"に手を貸すこととなる同郷の"ジョージ"役で出演していて、本作でも"カーム"に協力するタイ人の"マーク"巡査を演じているペットターイ・ウォンカムラオをはじめ、脇を固めるキャストの面々は(まずまず)味と灰汁のある、(案外)しっかりした演技で主演のトニー・ジャーを盛り立て、作品を盛り上げているやに見受けられます。
「マッハ!」の極めてシンプルなストーリー展開からすると、本作でのそれはやや意識されているように見受けられるのですが、そのことがその分却ってやや作品全体のヴォルテージを落としてしまっているやにも感じられて、チョッと残念で惜しい気がします。
動物密輸組織のアジトである、タイ・レストラン"トム・ヤム・クン"に単身乗り込んで階段を4階駆け上がりながら4分間以上にも及ぶ長回しで無数の敵を相手に繰り広げるロバート・クローズ監督、ブルース・リー主演の格闘技アクション映画作品「ブルース・リー/死亡遊戯」(やジャッキー・チェン)へのオマージュが伺えるやの格闘シーンはリアルで、アクションパフォーマンスとしては見応えがあって、正しく圧巻ながら、観ているこちらもへとへとになるようだったりもして、必ずしも洗練されて効果的な見せ方なのかどうかと思わなくもなかったりするところもあったりします...。
いたずらにというか、思わせ振りな映像描写が差し込まれていて、うるさい気もしなくもなかったりします...。
ともかく、何はともあれトニー・ジャーによって全編に渡りこれでもかと畳み掛けるように繰り出される驚異・驚愕の超絶肉弾格闘アクションは爽快な疲労感を覚えるほどの見事な見応えがあります。これも映画の一つの素晴らしさというか、凄さやに思います。ところどころに鏤められた何てこともないようなおふざけやユーモアがその驚異・驚愕の超絶肉弾格闘アクションをはじめ、(余りにも)リアルだったり、過激だったり、えげつなかったり、気色悪かったり、痛そうだったりする描写の緩衝剤役割として効果しているやに感じます。特に"マーク"巡査役のペットターイ・ウォンカムラオのユーモラスさは大きいと思います。
トニー・ジャーには是非仮面ライダーのスーツアクトをして欲しいです。アマゾンならば山本大介役もアリかしら...。


先日の投稿記事でこの夏、暇なお休みの日にでも、がっつりというのではなく、ゆったりとリラックスした気持ちで観れそうな映画作品を過去の投稿記事で取り上げた中からとそれ以外から四本挙げてみましたが、ここでテーマとはややずれるやも知れません、もう一本追加して挙げておきたいと思います。その作品はくらもちふさこさんの同名コミックを山下敦弘監督が夏帆さん主演で映画化したみ瑞々しく新鮮で、清々しく心地よい感動を覚えるやの青春ロマンスドラマ作品「天然コケッコー」です。
犯罪サスペンス・ミステリーTVドラマシリーズ『ケータイ刑事(デカ)』『ケータイ刑事 銭形零』、サスペンスドラマ映画作品「ケータイ刑事(デカ) THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状」「ケータイ刑事(デカ) THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森」の夏帆さん主演映画作品ということで、以前からずっと観たいと思ってはいたのですが、原作コミックは未読ですし、恋愛ものを苦手とする向きがある私としては、今風のありきたりな青春ロマンスだったらと観るのを先送りにしていたのですが、今回近所のレンタルビデオ 店でDVDを借りて観ました。
人と人の繋がりの中で生ずる残酷さ、想いの割りきれなさ、心の揺らぎ、気づき、目に見えない絆や思い遣りなぞが夏帆さんの演技と醸す雰囲気と存在感も相俟って気取りのないほのぼのと不思議で素敵なテンション・テンポで瑞々しく、微笑ましく、愛おしく、仄かに、控え目に描かれているやに感じます。
夏帆さんは役にマッチしているやに感じられて、彼女と彼女の演技、リアクション、所作、島根県の石見弁による台詞回し、間の取り方やテンション・テンポ、特に思い巡らす、心の揺らぎや気づきというような感性・感受性の演技は何やら私の琴線・涙腺に触れるものがあるようで、終始思わず涙を誘われてしまいます。とにかく夏帆さんは可愛いです。レレレ顔といか...ピンと来ない、ポケ〜とした、とぼけた表情と味わいが何とも愛らしいくて魅力的です。も何とも愛らしいくて魅力的です。
終盤の場面転換は秀逸やに思います。武藤敬司...。
夏帆さんの主演映画作品では他に田中誠監督/共同脚本、ゴリさんら共演の青春音楽ドラマ「うた魂(たま)」が気づきや情がユーモラツ且つ爽やかに描かれた勇気と元気と優しさをもらえるやの漫画チックに面白く愉快で、ほろりと心地よい、快い見応えのある作品やに感じます。本作の夏帆さんと彼女の演技にもやはり何故か思わず涙を誘われてしまいます。

今回はいつもにも増して取り留めのない、内容のない、カスカスの記事となってしまいました。

allcinema ONLINE 映画データベース

時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
posted by ウォルター at 21:18| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞映画について(外国映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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