2007年04月04日

『百日紅の下にて』

随分以前に購入して未読のまま棚に眠らせていた(積ん読本)都筑道夫さんの短編推理小説『退職刑事 3』を読もうと本棚を探していましたら、都筑道夫さん選で、日本ペンクラブ編の短編ミステリー・アンソロジー『名探偵が八人』が目に止まり、その中の一遍、横溝正史さん著書で終戦後、南方、ニューギニアのウエワクより復員した金田一耕助が最初に解き明かす事件を描いた短編小説『百日紅の下にて』を久しぶりに読んでしまいました(初めは"さるすべり"と読めませんでした)。
焼け崩れた廃墟に哀しく、懐かしく、愛おしく、色鮮やかな赤い花を咲かせる百日紅の下で、無念(未練)の内に逝った戦友の想い願いを酌んだ金田一耕助により解き明かされるあの事件の謎と真実による哀しみと救いが心を静かに揺さぶるやに思います。
直後に金田一耕助が向かう瀬戸内に浮かぶ一孤島で直面する難事件についてより面白く読む観る助けになるやも知れません。
因に『退職刑事 3』はまだ見つかっていません。
posted by ウォルター at 00:32| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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