2007年06月01日

『光の帝国―常野物語』

先日の投稿記事でシャーロット・アームストロングのサスペンス小説『毒薬と小壜』を読み始めていると記しましたが、序盤で早々に躓いてしまい、代わりに恩田陸さんのファンタジー小説『光の帝国―常野物語』を読みました。特殊な力を持つ常野(とこの)一族の物語を描いた短編集で、各々様々なエッセンスを織り込みつつ、繋がりを持たせ、大切な何かについて通して綴られている気がします。…この世界では常に良いことも悪いことも、楽しく喜ばしいこと辛く悲しいことも起こっていますし、知っていること知らないことも、分かることも分からないこともあります...目を背けず、覆い隠すことなく、有体を受止めたままに継いで行かねば...行くよりないやに思ったりします…。不思議な優しささや温かみと恐さや切なさのような何かを感じる気がします。以前の投稿記事で取り上げた『象と耳鳴り』を読んだときに感じた懐かしさ、雰囲気や空気感はやや薄らいで感じられる気がしますが、昔から朧げに抱いている心象とシンクロするようでとても興味深く、惹かれる作品です。『常野物語』シリーズとして本作に引き続き、長編小説の『蒲公英草紙 - 常野物語』『エンド・ゲーム―常野物語』が出版されているとのことですので、何れ読んでみたいと思います。本作は、NHKの連続ドラマシリーズ『ドラマDモード』にて前田愛さん主演でドラマ化されているとのことでが、今のところDVDはリリースされていない模様ですので、再放送されない限り観れません。

以前の投稿記事で取り上げていますロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演のミステリー・サスペンス映画作品「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウンによる原作小説を先日購入してみましたが、当然まだ読めていません。上・中・下巻には別れていますが、各巻は割と薄めで、活字も大き目なので、読めそうな自信が沸く気はします。
posted by ウォルター at 12:46| ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 読んだ本について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シリーズ2作、面白かったですよ。
トラックバックさせていただきました。

トラックバックお待ちしていますね。
Posted by 藍色 at 2009年03月28日 15:50
藍色さんへ

コメント及びトラックバックありがとうございます。

今程トラックバックさせていただきました。

『常野物語』シリーズ続編の『蒲公英草紙』と『エンド・ゲーム』の二作品も何れ是非読んでみたいと思っています。
Posted by ウォルター at 2009年03月28日 16:35
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光の帝国常野物語 恩田陸
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Tracked: 2009-03-28 15:48