2007年09月09日

「いちばんきれいな水」

「いちばんきれいな水」
2006年製作 日本
監督:ウスイヒロシ プロデューサー:盛夏子、松本整 企画;石田雄治、宇田川寧 原作:古屋兎丸『いちばんきれいな水』(イースト・プレス刊) 脚本:三浦有為子 撮影:蔦井孝洋 美術:須坂文昭 編集:茶圓一郎 アニメーション:小林淳夫 音楽:沢田穣治 CG:小林淳夫 VE:石上正治 照明;中須岳士 製作統括:宮下昌幸、安永義郎、渡辺淳一 録音:江坂強志 助監督:武正晴
出演;加藤ローサ、菅野莉央、カヒミ・カリィ、南果歩、田中哲司、松田洋治、峯村リエ、高谷基史

古屋兎丸(ふるやうさまる)さんという漫画家の短編漫画集『Wsamarus 2001』に収録されている同名の一遍をミュージックビデオ出身で本作が映画監督デビューとなるウスイヒロシが映画化したドラマ作品です。

とにかく11年間眠り続けていた現代の『いばら姫』"谷村愛"を演じている加藤ローサさんの可愛さ綺麗さに魅了されてしまいます。彼女の突き抜けた天真爛漫さというか、純真なお馬鹿っぽさが役にピッタリやに思います。演技の危うさも何のその、魅力に映ります。女優さんとして、とてもユニークなキャラクターをしているやに思います。荒俣宏さん原作の小説『シム・フースイ』シリーズを信本敬子他脚本、椎名桔平さん主演で映画化したSFホラー映画作品「東京龍」で"有吉ミヅチ”役を演じていた中山エミリさんを思い出したりします。小さな体で"愛"ちゃんをおぶる妹の"谷村夏美"役を演じている菅野莉央さんは健気で可愛いやに思います。イイ顔をしているやに思います。お二人とも目が印象的やに思います。二人の叔母でカメラマンの"真理子"役のカヒミ・カリィさんは歌い手さんとのことですが、とても綺麗ですし、イイ雰囲気を持っているやに思います。お父さんの"谷村薫"とお母さんの"谷村陽子"を演じている田中哲司さんと南果歩さんも何だかとっても好い感じやに思います。南さんはイイ女優さんと思います。

『カロリーヌとおともだち』は懐かしいです。

"愛"と"夏美"がいちばんきれいな水”のある場所でまるで人魚のように水と戯れるシーンは涼しげで幻想的に綺麗やに思います。

綺麗な『いばら姫』のたった一夏の束の間の目覚めが齎す8歳の姉と12歳の妹との綺麗で大切な思い出...大事な秘密を...真実を伝えたかった真心の想いの深い透明さと綺麗さに涙が頬を伝います。変わらないいものとチョッとした優しい勇気がホンノリ大人の香りをかぐわせたチョッピリ新しい自分にするのやも知れません。

胸騒ぎを覚えるような危う気でファンタジックでメルヘンチックな清涼感ある清々しく綺麗な映画やに思います。その他はさておきたい気持ちになります...。

ラストのカット大好きです。

ただそこに居てくれさえすれば...またいつの日か目覚める日をいつまでだって楽しみに、温かく待っていたい...。

*心覚え(作品中に登場する台詞・人物・言葉・事物等)
『お父さん、愛ちゃんの番お願いね』
『夏美ちゃん大きくなったね』
『愛ちゃんがお姉ちゃんでがっかりした?』
『この夏は一回だけなんだよ!楽しいいことしよ』

いちばんきれいな水:オフィシャル・サイト

allcinema ONLINE 映画データベース
posted by ウォルター at 00:22| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞映画について(邦画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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