2007年05月18日

ホッとはしましたが...

愛知県で発生していた長時間に渡る人質立てこもり発砲事件、先程容疑者の身柄が確保されたとのことで、ホッとするとともに、容疑者の凶弾を受けた木本明史巡査部長をはじめ負傷を負われた方々の回復と、殉職された若きSAT隊員、林一歩巡査部長のご冥福を心よりお祈りするものです。
恐いです...。
posted by ウォルター at 21:24| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

犯罪抑止の取り組み

私がニューヨークに語学遊学で滞在していた2年後の1990年にニューヨーク市警が発表した年間の殺人事件発生件数は史上最多の2,246件(内85名は一件の火事による)を記録したとのことで、ニューヨークは米国最大の犯罪都市になってしまったとのことですが、その後ニューヨーク市交通局が凶悪犯罪が多発していた地下鉄の治安回復を目指して、スタンフォード大学の心理学者、フィリップ・ジンバルド教授が1969年に行った実験(この実験は、車を窓ガラスを割った状態で放置するというもので、その結果は、部品の盗難や落書きによって一週間後にはスクラップになる、という衝撃的なものとのことでした。ここから明らかになったのは、割れた窓ガラスというちょっとした秩序の乱れが、さまざまな犯罪を誘発するというメカニズムとのことです)を元にした『ブロークン・ウィンドウズ』理論を提唱するルトガーズ大学のジョージ・ケリング教授のアドバイスの下、まずは巨額を投じて『落書きを消す』取り組みからはじめ、『軽犯罪の取り締まりの強化』に取り組み、1994年には凶悪犯罪は半分にまで減少、治安が回復していったとのことです。そして同じ年、ニューヨーク市長に就任したルドルフ・W・ジュリアーニ氏は、その立役者の一人、元ニューヨーク市交通警察署長のウィリアム・J・ブラットン氏(現54代ロサンゼルス市警警察本部長)を市警本部長に抜擢し、地下鉄で成果を上げた犯罪抑止対策を、ニューヨーク市警に導入し(地域の住民は警察官が徒歩でパトロールすることによって安心感を得る、という調査結果をもとに、警察の役割は犯罪の解決ではなくむしろ秩序の維持にあるのだ、と主張したとのことです。そしてその秩序が維持されていることの象徴として『割れた窓ガラスがない』ことが強調されたとのことです)、地下鉄同様犯罪発生件数が急激に減少し、1998年には殺人事件数も633件まで減少したとのことで、全米の人口100万人以上の都市における総犯罪発生率はニューヨーク市が最も低くなっており、人口10万人以上の200都市の中でも194位と、最も安全な都市の一つとなっているとのことです。因に日本における犯罪発生率は2003年で2.19%とのことです。認知件数2,790,136件で1993年を100として154.9%、死亡者1,432人(前年比64人増)、首都東京のそれは2.43%、299,4406件で、あるデータによりますとこれはニューヨークの約20分の1の数字とのことです。調べた限りでは、統計データには諸説あるようで、必ずしも正確かどうか定かではありません。
昨今では、日本もかつての安全神話が崩壊しつつあり、治安悪化が懸念されていますが、上述の通り、首都東京の犯罪発生率はそれでもまだニューヨークの約20分の1とのことです。日本でももうすでに各地の行政、警察、地域コミュニティーにおいてニューヨークの前例をふまえて犯罪抑止への取り組みが動き始めているとのことで、犯罪現状に関する情報開示広告公示公開提供、具体的活動の視認性向上と我々一人一人の防犯意識と自助努力の高まりと具体的取り組みの提示も含めて、広がりと効果に期待するとともに自分にもでき得ることは、し得る範囲でアプローチを心がけねばならないとも思いはします。

参照 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

参照 F.E.R.C Research Report - File No.1440『ニューヨークで行われた驚異の犯罪撲滅プロジェクトを追え!』

参照 財団法人自治体国際化協会(CLAIR)海外の行政施策 ニューヨーク市警における犯罪抑止への取組みについて 
posted by ウォルター at 00:33| ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月11日

さらばラムズフェルド米国防長官(返答コメント)

いつもありがたくコメントを下さり、お気に入りリンクで紹介しておりますブログ『ごみつ通信 MOVIE LOVER'S DIARY』のごみつさんより昨日の投稿記事『さらばラムズフェルド米国防長官』へのコメントに対する返答コメントをつらつらと書き綴ってみましたら、またしても些か長くなってしまいましたし、かなり四苦八苦もしましたので、返答コメントとしても書き込んでいますし(若干加筆修正を加えています)、甚だしく支離滅裂やも知れませんが、記事としても投稿させて頂きたいと思います。幾度も加筆修正をしているのですが、コメントですと難儀なこともありますので。

米連邦上下両院中間選挙での与党共和党の敗北を受けて、ジョージ・W・ブッシュ大統領により更迭されたドナルド・H・ラムズフェルド国防長官ですが、また性懲りもなく余計なこと(悪巧み)など考えていなければ良いのですが...(苦笑)。

記事にも記しました通り、彼の後任に誰が任命されようとも、余程酷い人物でない限り彼よりはマシやに思います。
(プレーヤーがいたとしても、手札や駒〔使える筆や駒〕なしではゲームをプレイ出来ない、もしくは。少なくとも有利にプレイは出来ないやに思います)
後任に指名されたロバート・M・ゲイツ氏については良くは知りませんが、少なくともラムズフェルド氏よりは穏健派とのことのようです。彼はブッシュ大統領の父親、第41代大統領ジョージ・H・W・ブッシュ政権下でCIA長官を務めたとのことです。任命したブッシュ元大統領も第38代大統領ジェラルド・R・フォード政権下でCIA長官を務めています。
過去にCIA長官と国防長官を歴任したのは第36代大統領リチャード・M・ニクソン及びフォード政権下でそれぞれの任を努めたジェームズ・R・シュレージンガー氏のみとのことです。ラムズフェルド氏が前回国防長官に就任したのは彼の後任としてです。国防長官といえば、第42代大統領ビル・クリントン大統領政権下でその任を努めたウィリアム・S・コーエン氏(民主党政権でしたが、彼は共和党所属だったのですネ)の味わいある悪人面も懐かしく思い出されたりします。

米中央情報局(CIA)という情報機関は、任務とする国策遂行の上で(の情報収集・対外工作〔暗殺・情報操作・プロバカンダ・民衆扇動を含む〕、いわゆる諜報・謀略活動〔ヒューミント〕のため)なのか、組織自身やそこに属する個人、はたまたその他諸々の何かの(利益の)ためなのか、嘘が渦巻きもする秘密を帯びた巨大官僚組織といったところのようです。因に規模・予算ではCIAと同じく国家情報長官によって統括されるインテリジェンス・コミュニティーの中核組織のひとつで、国防総省の諜報機関の一つ国家安全保障局(NSA)の方が3倍上回るとのことのようです。NSAはシギント(電子機器を使った諜報活動)を担当しているとのことですが、あまりに全貌が不明瞭なので「Never Say Anything(何も喋るな)」「No Such Agency(そんな部署はない)」と揶揄されることもあるとのことです。

一昨日の投稿記事の中でも触れていますが、米国は2001年9月11日の同時多発テロ以降恐怖と憤りに苛まれ、ある意味盲目的に保守・愛国心に傾倒を強めて来た中で、世界で3番目に多い3億人を超える人口を抱え、過去6年間で増加した人口の約40%が移民によるもので、人口に占めるその多くが移民であるマイノリティの人たちが3分の1以上に達するに至り、経済のかげりも相俟って"移民の国”として建国した側面を持ち、尊重することを標榜して来たやの"自由と寛容”が薄れて、保守派・保守層を中心に移民問題が取り沙汰されているようです。特に不法移民問題では、昨年不法移民は重罪、雇用主に対しても高額の罰金を課し、メキシコとの国境の約3分の1に及ぶ総延長1100キロ以上のフェンスを設置する"移民改革法"が下院で可決され、建設の後方支援のためともしているようですが、州兵6千人を派兵するなど流入阻止・取り締まり強化を図っているようです。
また移民問題にかこつけた人種差別もより顕著になっているようです。"ミニットマン”なる民間ボランティア組織が不法移民排斥を掲げ、自警団を組織、専門的訓練も受けることなしに一部は武装して、メキシコ国境で不法移民の越境を監視していることから、物議を醸し、人権擁護団体が非難、動向を注視しているとのことです。“ミニットマン”が監視している地域に限っては不法移民の越境が半減したとのことです。同組織は、州や連邦の議員に圧力を掛け、不法移民規制の強化を訴えるアクションも起こしているとのことでもあります。
農業や建設業など労働集約的産業経営者にとって、不法移民は米国人がやりたがらない仕事を安い賃金で引き受ける貴重な労働力であることから、不法移民規制には消極的とのことです。このように不法移民は米国社会を支えている面も多分にあることからも、不法には違いないですが、かといって犯罪者として取り締まりを強化するだけなのはどうなのかと思います。
上院では今年3月に不法移民の取り締まりを強化する一方で、外国からの出稼ぎ労働者に対し2年から6年程度の労働許可を与える短期滞在計画"ゲストワーカープログラム"を導入し、既に国内に滞在が一定期間をすぎた不法移民には、市民権獲得の機会を与えるという内容の法案が提出され、可決されているとのことでもあります。
一方、こうした状況の中、ヒスパニック系を先頭にマイノリティーの人たちの間には不法移民規制強化への抗議と労働環境の改善をはじめとした移民の権利向上を求める声がかなり高まっていて、各所で大規模な集会やデモンストレーションなどが行われているようです。
大変難しい問題やに思いますが、米国社会が長らく苛まれて来た恐怖と憤りによる熱病から目を覚まして、"自由と寛容”を尊重する冷静さを取り戻し、冷静・慎重な議論に基づき、根本的で、有効な解決策が導き出されることを願うものです。
そろそろそうしたチャンスが到来しても良いかと期待を寄せたいやに思います。

"アメリカが清らかだったことはかつて一度もない われわれは移民船の中で純潔を失い、それを悔やんだことは一度もなかった アメリカの堕落を特定の事件や状況のせいにすることはできない 最初からないものを失うことはできないのだ"
ジェイムズ・エルロイ著『アメリカン・タブロイド』より


ヒューミント【HUMINT】【human intelligence】人(スパイ)による情報収集活動。電子機器による情報収集活動に対していう。

インテリジェンス・コミュニティー【Intelligence Community】各国の政府が設置している情報機関によって組織されている機関。情報コミュニティーとも呼ばれる。特に米国やイギリスのものが有名である。日本にも一応、存在はしている。

シギント【SIGINT; signal intelligence】通信、電磁波、信号等を媒介とした諜報活動のこと。

参照/出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

先日白血病の合併症のためニューヨーク市で死去された米CBSテレビ報道記者のエド・ブラッドリー氏のご冥福を心よりお祈り致します。



posted by ウォルター at 08:26| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

チャールズ・ギブソン

野党・民主党が12年ぶりに連邦上下両院で過半数を制し、与党・共和党を敗北たらしめた米連邦上下両院中間選挙ですが、幾つか初の画期的出来事が起きたとのことです。
マサチューセッツ州知事選では、民主党のデバル・パトリック候補が当選を果たし、同州初で史上2人目の黒人知事が誕生し、ミネソタ州選挙区から連邦下院選挙に立候補に立候補していた民主党のキース・エリソン氏が当選を果たし、史上初めてのイスラム教徒の連邦下院議員が誕生し、そして何といってもサンフランシスコ選出の民主党連邦下院議員ナンシー・ペロシ下院少数党院内総務が史上初めての女性下院議長に就任することとなったとのことです。
第42代大統領ビル・クリントン氏の奥様で"最強のファーストレディー”と評されるニューヨーク州選出の民主党のヒラリー・クリントン連邦上院議員が米国史上初の女性大統領を目指して、2年後の大統領選出馬が取りざたされていますが、下院議長は副大統領の次の大統領継承者とのことですので、その時を待たずしても現職のブッシュ大統領と副大統領のディック・チェイニー氏が万が一、何らかの理由により、その職務遂行が不可能となった場合には、副大統領の次の大統領継承者である彼女が大統領職を継承することとなるとのことです。

これからがこの投稿記事の本題なのですが、こうした米連邦上下両院中間選挙に関する情報報道をNHK衛星放送の『ABC World News』でも目にしますが、米国同時多発テロを境に米国中が恐怖と憤りに包まれる中で、ある意味盲目的に保守・愛国心に傾倒を強める中で、冷静かつ中立な報道姿勢を保ち、特にイラク戦争については非難の的となったとの昨年8月に肺癌のためこの世を去った『ABC World News Tonight With Peter Jennings』のアンカー(アンカーマン=メーンキャスター)、ピーター・ジェニングス氏の後任として今年1月から共同アンカーを務めていたボブ・ウッドラフが就任後間もなくイラクでアメリカ軍の従軍取材中、カメラマンと共に道路脇に仕掛けられた爆弾の攻撃を受け重傷を負ってしまい(順調に回復中とのことです)、さらにエリザベス・バーガス氏が産休に入ったため(産休ののちTVニュースマガジン〔週刊ニュース・情報番組〕『20/20』の司会に専念することになり、5月をもって降板したとのことです)、今年5月より単独アンカーに起用されているチャールズ・ギブソン(Charles Dewolf Gibson)氏は観る度に、失礼ながら、つくづく何とも味のある悪人面と思ってしまいます。ハンサムな容姿だったピーター・ジェニングス氏と比較してしまうと一際です。彼は過去19年に渡って同局の『グッド・モーニング・アメリカ』の司会を努めABCの朝の顔として親しまれて来たとのことで、またしても失敬ながら、朝向きの顔容ではないやに思えてしまい、些か意外というか驚きなのが正直な感想です。笑顔が爽やかでチャーミングだったりも感じられなくもないやに思います。今やABCの顔的存在の彼ですが、人は顔や外見(だけ)では判断できない(しきれない)ということを、あらためて知らしめてくれているやに思います。今やお気に入りのアンカーであります。しかめつらしい表情も魅力的にすら映ります。因に今年7月から同番組はインターネット配信などを考慮して、"Tonihgt"を外し『ABC World News With Charles Gibson』と改められたとのことです。

ピーター・ジェニングス氏のご冥福を心よりお祈り致します。

参照 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
posted by ウォルター at 00:29| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

さらばラムズフェルド米国防長官

私もノンポリ(というか政治的中立な立場)であるという点においては鳥肌実さんと共通しているやに思いますが(笑)、米中間選挙で上・下院共に野党・民主党に過半数を制される勢いの与党・共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領が8日午後(日本時間今朝未明)、ワシントンでの記者会見において、ドナルド・H・ラムズフェルド国防長官辞任の発表をしたとの記事を目にして、小躍りしてしまいました。この世界平和への貢献的辞任には、拍手をもって送りたいとさえ思います。この際、政界も引退され、俳優にでもなれば、あの(悪人)面構えをもってすれば、魅力的な(悪)役を演じられ、本当の拍手を送られるやに思ったりもします。
後任長官にはロバート・M・ゲイツ元米中央情報局(CIA)長官が大統領により指名されたとのことです。誰にせよ、ラムズフェルド氏よりはマシやに思います。

出典  Yahoo!ニュース

posted by ウォルター at 05:48| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

少年兵

先日のTVのニュースによりますとジェノサイド(特定の民族や集団に危害を加える集団殺害)や、紛争の起きている地域で拷問や虐殺を行った人など、戦争犯罪を犯した個人の責任を裁くため、4年前オランダのハーグに史上初めて常設の国際法廷として設けられた「国際刑事裁判所」は、17日、15歳以下の子どもを強制的に兵士にして戦闘に参加させたとして、戦争犯罪を定めた国際法に違反した疑いが持たれる、コンゴ民主共和国の反政府武装勢力の指導者、トマス・ルバンガ容疑者を初めて逮捕したとのことです。同じく子どもを強制的に兵士にしたとされるアフリカのウガンダの反政府勢力の指導者ら5人にも逮捕状を出していることでもあります。

世界中で軍隊に駆り出されている18歳以下の子供の数は80万人にもおよぶと見られてるとのことです。7歳の子供を含むおよそ30万人の少年兵たちが戦闘に参加、50万人もの子供たちが準軍事組織、民兵、反乱軍に送り込まれているとのことです。軍に入隊した子どもたちは食事や住む場所を与えられるため、自ら志願する子どももいるのが現状とのことです。特にアフリカ地域が最も多く、紛争に参加している子どもはおよそ12万人。またアジア地域でも、アフガニスタン、ミャンマー、スリランカなどで少年兵の存在が確認されているとのことです。最近の武器は以前より軽く小さい上、殺傷力が強くなっており、子どもでも使いこなすことができてしまうそうです。少年兵として闘った子どもたちには、たとえ戦争が終わってもその影響が色濃く残るとのことです。多くは自分の家族の消息も分からず、また、自らの経験が原因となり、心に闇を抱えたまま生活を続けることになるそうです。ジュネーブ条約4条と1977年の追加議定書では、児童が「直接」戦闘に参加することは禁止されています。

世界各地で戦争、紛争やテロは絶えません。背景事情には容易ならざる問題があるというのやも知れませんが、せめて子供たちを兵士として直接戦闘に巻き込むというようなことはなくして欲しいと切に願います(なくさねばとも思います)。戦争や紛争をはじめ武力を伴う争いやテロは何とか回避し、違った仕方を見いだして問題の解決、改善にあったて欲しいとも強く願うものです。特に利権を得ようとする場合には別の方法があるのではと思いますので。武器や兵器の売り上げは落ちるやも知れませんが...。

引用 国際協力機構(JICA)

「イノセント・ボイス-12歳の戦場-」
posted by ウォルター at 01:44| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする