2009年09月09日

tarrie woo Ceramics with Beauties of Nature
---個展『陶磁展』のご案内---

お気に入りリンクで紹介しております『tarrie woo Ceramics with Beauties of Nature』のご主が来週9月16日の水曜日から再来週の20日の日曜日まで、西荻窪の『FALL shop & gallery』にて、個展『陶磁展』を開催されるとのことです。
ご興味おありの方は、是非足を運んでみてください。
『tarrie woo Ceramics with Beauties of Nature』にも宜しければお立ち寄りになってみてください。店番猫の"つく"さんとご店主があたたかく迎えてくれると思います。

+info+
FALL shop & gallery
167-0042東京都杉並区西荻窪北3-18-10-#102
tel&fax:03-5856-0522
open: 12:00-20:00(close 月・火)
http://fall-gallery.com/
最寄り駅:JR西荻窪駅
※土日はJR中央線が停まりませんので総武線または東西線でお越しくださいとのことです。


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2009年08月14日

「トム・ヤム・クン!」

「トム・ヤム・クン!」
2005年製作 タイ
監督/製作:プラッチャヤー・ピンゲーオ アクション監督:パンナー・リットグライ 撮影:ナタウット・キッティクン
出演:トニー・ジャー、ベットターイ・ウォンカソン、ボンコット・コンマライ、チン・シン、ジョニー・グエン、ネイサン・ジョーンズ、ソートーン・ルンルアン

以前の投稿記事で放映情報を取り上げています『一、CGを使いません 二、ワイヤーを使いません 三、スタントマンを使いません 四、早回しを使いません 五、最強の格闘技ムエタイを使います 六、流石に怪我はします』がキャッチコピーの超絶肉弾格闘アクション・アドベンチャー映画作品「マッハ!」で監督と製作を手掛けているプラッチャヤー・ピンゲーオと主演を務めているトニー・ジャー(ことタッチャコーン・イーラム)が再びタッグを組んで送り出した超絶肉弾アクションがさらにパワーアップ、スケールアップ、グレードアップして炸裂する格闘アクション映画作品です。

「マッハ!」でもそうですが、台詞を余り発していないということもあってか、動物密輸組織に強奪され、遠くオーストラリアはシドニーに連れ去られてしまった王に献上するためにソートーン・ルンルアン演じる父親の"コイ"と共に家族同様に大切に育ててきた象の"ポーヤイ"と子像の"コーン"を助け出すため単身オーストラリアへと赴くタイ東部の小さな村で代々王の護衛軍象の育成調教を司ってきた最強のムエタイ兵士、"チャトゥラバート"の末裔である"カーム"に扮するトニー・ジャー(その人)と彼の演技の印象というのは霞んでしまいそうなほど彼が繰り出す超絶肉弾格闘アクションにはまたしても驚嘆し、堪能し、魅了されてしまいます。「マッハ!』からしてそうですが、ブルース・リーやジャッキー・チェンなぞの先陣へのオマージュ、彼らが培ってきた格闘アクションパフォーマンスの踏襲、格闘アクション活劇原点回帰と飛躍するオリジナリティーを感じるやの正に血湧き肉踊るという感じの強烈なインパクトを受けます。 
トニー・ジャーのお蔭もあってそう映るのか、「マッハ!」にも村から奪われた信仰の象徴である仏像、"オンバク"の首の奪還を村の長老により村の代表として託されバンコクに赴いたトニー・ジャー扮する村一番のムエタイの使い手である孤児の青年、"ティン"に手を貸すこととなる同郷の"ジョージ"役で出演していて、本作でも"カーム"に協力するタイ人の"マーク"巡査を演じているペットターイ・ウォンカムラオをはじめ、脇を固めるキャストの面々は(まずまず)味と灰汁のある、(案外)しっかりした演技で主演のトニー・ジャーを盛り立て、作品を盛り上げているやに見受けられます。
「マッハ!」の極めてシンプルなストーリー展開からすると、本作でのそれはやや意識されているように見受けられるのですが、そのことがその分却ってやや作品全体のヴォルテージを落としてしまっているやにも感じられて、チョッと残念で惜しい気がします。
動物密輸組織のアジトである、タイ・レストラン"トム・ヤム・クン"に単身乗り込んで階段を4階駆け上がりながら4分間以上にも及ぶ長回しで無数の敵を相手に繰り広げるロバート・クローズ監督、ブルース・リー主演の格闘技アクション映画作品「ブルース・リー/死亡遊戯」(やジャッキー・チェン)へのオマージュが伺えるやの格闘シーンはリアルで、アクションパフォーマンスとしては見応えがあって、正しく圧巻ながら、観ているこちらもへとへとになるようだったりもして、必ずしも洗練されて効果的な見せ方なのかどうかと思わなくもなかったりするところもあったりします...。
いたずらにというか、思わせ振りな映像描写が差し込まれていて、うるさい気もしなくもなかったりします...。
ともかく、何はともあれトニー・ジャーによって全編に渡りこれでもかと畳み掛けるように繰り出される驚異・驚愕の超絶肉弾格闘アクションは爽快な疲労感を覚えるほどの見事な見応えがあります。これも映画の一つの素晴らしさというか、凄さやに思います。ところどころに鏤められた何てこともないようなおふざけやユーモアがその驚異・驚愕の超絶肉弾格闘アクションをはじめ、(余りにも)リアルだったり、過激だったり、えげつなかったり、気色悪かったり、痛そうだったりする描写の緩衝剤役割として効果しているやに感じます。特に"マーク"巡査役のペットターイ・ウォンカムラオのユーモラスさは大きいと思います。
トニー・ジャーには是非仮面ライダーのスーツアクトをして欲しいです。アマゾンならば山本大介役もアリかしら...。


先日の投稿記事でこの夏、暇なお休みの日にでも、がっつりというのではなく、ゆったりとリラックスした気持ちで観れそうな映画作品を過去の投稿記事で取り上げた中からとそれ以外から四本挙げてみましたが、ここでテーマとはややずれるやも知れません、もう一本追加して挙げておきたいと思います。その作品はくらもちふさこさんの同名コミックを山下敦弘監督が夏帆さん主演で映画化したみ瑞々しく新鮮で、清々しく心地よい感動を覚えるやの青春ロマンスドラマ作品「天然コケッコー」です。
犯罪サスペンス・ミステリーTVドラマシリーズ『ケータイ刑事(デカ)』『ケータイ刑事 銭形零』、サスペンスドラマ映画作品「ケータイ刑事(デカ) THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状」「ケータイ刑事(デカ) THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森」の夏帆さん主演映画作品ということで、以前からずっと観たいと思ってはいたのですが、原作コミックは未読ですし、恋愛ものを苦手とする向きがある私としては、今風のありきたりな青春ロマンスだったらと観るのを先送りにしていたのですが、今回近所のレンタルビデオ 店でDVDを借りて観ました。
人と人の繋がりの中で生ずる残酷さ、想いの割りきれなさ、心の揺らぎ、気づき、目に見えない絆や思い遣りなぞが夏帆さんの演技と醸す雰囲気と存在感も相俟って気取りのないほのぼのと不思議で素敵なテンション・テンポで瑞々しく、微笑ましく、愛おしく、仄かに、控え目に描かれているやに感じます。
夏帆さんは役にマッチしているやに感じられて、彼女と彼女の演技、リアクション、所作、島根県の石見弁による台詞回し、間の取り方やテンション・テンポ、特に思い巡らす、心の揺らぎや気づきというような感性・感受性の演技は何やら私の琴線・涙腺に触れるものがあるようで、終始思わず涙を誘われてしまいます。とにかく夏帆さんは可愛いです。レレレ顔といか...ピンと来ない、ポケ〜とした、とぼけた表情と味わいが何とも愛らしいくて魅力的です。も何とも愛らしいくて魅力的です。
終盤の場面転換は秀逸やに思います。武藤敬司...。
夏帆さんの主演映画作品では他に田中誠監督/共同脚本、ゴリさんら共演の青春音楽ドラマ「うた魂(たま)」が気づきや情がユーモラツ且つ爽やかに描かれた勇気と元気と優しさをもらえるやの漫画チックに面白く愉快で、ほろりと心地よい、快い見応えのある作品やに感じます。本作の夏帆さんと彼女の演技にもやはり何故か思わず涙を誘われてしまいます。

今回はいつもにも増して取り留めのない、内容のない、カスカスの記事となってしまいました。

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時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
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2009年08月13日

昔描いた矢沢永吉さんの絵

この夏、7月18日(土)から20日(月)に静岡県・つま恋で開催された『ap bank fes’09』の最終日のステージにサプライズゲストとして登場したり、7月31日(金)から8月2日(日)に茨城県・国営ひたち海浜公園で開催された『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009』最終日のメインステージでオープニングアクトを飾るなどロック・フェスティバルにも精力的に出演し、今年還暦を迎えて尚、そのパワフルでエキサイティングなステージ・パフォーマンスでファンのみならず、観衆を魅了している矢沢永吉さんですが、去る7月29日(水)と8月5日(水)の晩にNHK総合テレビで放送された『SONGS 2週連続矢沢永吉スペシャル』や8月3日(月)にNHK教育テレビで放送された『ETV50 もう一度見たい教育テレビ 〜若い広場&YOU〜 若い広場 矢沢永吉からのメッセージ』に於ける矢沢永吉さんの大ファンを自認・公言する俳優の浅野忠信さんとの対談、若者150人とのトーキングライブやジャーナリストの中部博さんによるインタビューを観るに、若き日の、そして年齢と経験を重ねた、変わった、洗練された、変わらないピュアなその説得力のある物言いに、あらためて矢沢永吉さんの人間味のある器の大きい、そして意外と普通な、面白い素敵な面の魅力に触れられて何だか嬉しく、感動に胸熱くなりました。ということで、またしても拙い上手抜きのようでお恥ずかしいですが、昔まだ尖っていた頃の矢沢永吉さんを描いた絵を掲載してみたいと思います。主演している滝田洋二郎郎監督、一色伸幸さん原作/脚本、田中裕子さんら共演のコメディドラマ映画作品「お受験」テレビ朝日系列で放送されている『土曜ワイド劇場』の橋本信也監督、早坂暁さんの原作/脚本、渥美清さん主演による第一回作品『田舎刑事・時よ、とまれ』を『土曜ワイド劇場 戦後50年特別企画』として星田良子監督が平幹二朗さんら共演でリメイクドラマ化した『時よとまれ』での飾らない熱演も中々素敵で見応えあるやに感じます。

矢沢永吉 S.JPG
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2009年08月12日

「伊藤の話」

「伊藤の話」
2008年製作 日本
監督:秋原正俊 原作:小泉八雲『伊藤則資の話』 脚本/編集:落合雪恵 音楽:スティーヴ・エトウ
出演:温水洋一、田丸麻紀、加藤夏希、江口のりこ、市川男寅、十日市秀悦、今村祈履、烏丸せつこ

秋原正俊監督が小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんの小説『伊藤則資の話』をモチーフに舞台を現代の青森は八戸久慈にして、温水洋一さん主演で映画化したファンタジードラマ作品です。

拙ブログの投稿記事にて秋原正俊監督による映画作品を取り上げるのはもう今回で6作目になりますが、本作にもまた魅せられてしまいました。新たに作品を観る毎に濃くと深みが増して感じられる秋原監督独特の、透明感があって、淑やかで上品なセンスが感じられる演出、映像とその描写・表現と出演者の飾らない演技が織りなす不思議で微妙でデリケートな趣、雰囲気やテンションとそして体感しているかのように感じられる空気感をした(魅惑的な)魅力に益々惹かれて飽きません。画面に映し出されているものの雰囲気や空気感のみならず、音までもが感じられるようでもあって、とにかく妙に惹かれるものがあります。日常のそこここに見受けられるような何でもなさ気な被写体や場面の切り取り方、カメラワーク、フォーカシング、レイアウト、構図、構成、唐突だったり、ぶっきらぼうだったり、ざっくりとしているやに感じられる繋ぎも見受けられるものの、テンポの良いカット割と編集の妙や光の使い方による描写の仕方に至るまで、とても興味深く、フィルムに撮り切れては...切っては、画面に映し切っては...切れては、描き切っては...切れてはいないものが感じられて、想像力を掻き立てさせられるものがあります。構成(展開)は、もしかしたら絶妙やも知れません...。一見何でもないようなありきたりなようなオープニングのタイトルバックの刺々しく険しく且つ美しくインパクトある何の林なのかの景観の映像と音響からして眩惑されるが如く、どっぶりと魅了されてしまいます。有機的なのに無機的に感じられるカットバック・インサートされる自然の風景・情景描写にはその美しさや不気味さの中に何かを感じさせられます。作品全体にも濃くと深みが増して感じられる気がします。落合雪恵さんによる脚本と編集にも妙を感じます

幻想的で、神秘的で、怪奇的ながら、おどろおどろしい恐怖、不気味さや毒気の押しつけはなされておらず、日常のそこここ(の片隅)に見受けられるような不思議や、そして何というか、イメージを超越したかの幻想と現実の交錯が、日常・日情感がひしひしと感じられる体感的な雰囲気や空気感をもって大人しく、何やら透明という色が感じられるように感覚的に描かれているやに見受けられて、何とも魅惑・眩惑的に魅力的で惹かれます。本作も残念ながら原作は未読ですが、見事な、もしかしたらそれ以上の映像化なのではないかとすら感じます。
日常に異界がいつしかふと、静かに、密やかに浸食するというような片隅感が、抗えない因縁の哀しさ切なさ残酷さ不気味さや不安を増し、深めて感じさせるような気がします。

温水洋一さん演じる"伊藤則資"がビジネス学科の教授として赴任することとなった八戸大学へ向かうタクシーの中で、以前教師として勤務していた熊谷の女子校の卒業式を回想するシーンのひっそりと冷ややかな描写、教室に舞う塵のそれには何やら堪らないものを感じたりもします。江口のりこさん扮する彼の同僚の冷たく理不尽な英語女教師のスピーチはもっともらしいようで何を言っているのか良くわからなくもあったりします。彼女が抱くエゴセントリック・エゴイスティックな人生の美意識というか、美しさに対する幻想への執着心が卑しく嫌らしく恐ろしいものにすら感じられたりもします。"伊藤"と田丸麻紀さん扮する助手の"寺島みや子"が何気ない会話を交わしながら大学の渡り廊下を歩く二人を後方から撮ったシーンなぞも何だか意味あり気で、とても印象的に感じたりもします。

"伊藤"を主演している温水洋一さんは、全く違和感無いどころか、むしろ役にピッタリマッチして見えてくる味と濃くのある演技を見せてくれていて、二枚目にさえ映るところもある気もします。一見冴えない新赴任の教授、"伊藤"に秘かに心惹かれゆく控え目のようで積極的な助手の"みや子"を演じている田丸麻紀さんは、そのすれていない自然体の演技と醸す清楚で無垢な雰囲気と存在感が素敵で好感が持てます。スタスタした感じやチョッとした所作に彼女なりの演技のリアリティーが感じられるようで面白かったりします。自分を大学に迎えた直後、突如失踪してしまった十日市秀悦さん演じる"小田島"教授の行方を探るべく、自分を推薦してくれたという"琥珀館"の女主人を訪ねた帰り道の"伊藤"を奉公しているという屋敷へと招く古風な言葉遣いの少年に扮している市川男寅さんは、以前の投稿記事で取り上げています秋原監督が宮沢賢治さんの名作童話『銀河鉄道の夜』を現代の東北地方を舞台に映画化した文芸青春ドラマ「銀河鉄道の夜 I carry a ticket of eternity」での可愛らしかった"カムパネルラ"役から随分大人びて映ります。凛々しい目をしています。江口のりこさんは少ししか出演ていませんが、個性的なインパクトある演技、存在感と雰囲気で"伊藤"の元同僚の冷たく理不尽な英語女教師を妙演して見せてくれているやに思います。見目麗しき屋敷に住まう姫君を演じている加藤夏希さんは、重要な役ながら、出演シーンがごく僅かなこともあってか、印象に薄くて、魅力ある女優さんやに思うだけにチョッと残念な気がします。"琥珀館"の女主人にして姫君の乳母に扮している烏丸せつこさんも何となく印象に薄い気がします。もっと灰汁のある演技を見せて欲しかった気もします。

いちご煮、締め鯖に八戸ラーメン(お稲荷さん付き)...もっと食事をするシーンを盛り込んでくれても良かったかなと思ったりもします。

千年の因縁と共に久慈の屋敷に住まう長き眠りから目醒めしいにしえの目見麗しき琥珀の妖精の姫君...差し詰め千年カマキリ姫たるあやかしか、魑魅魍魎...に焦がれられ、惑わされ、魅入られたことで、自らの日常現実への幻滅に気づかされるのか、眩惑・錯覚させられるのかして、そして魂を彷徨わせ浮遊させられて、異界へと境界を越え誘われる...愛というのだろうか、如何わしくピュアで、哀しく切なく残酷な想い...迷惑な話...としても...。
ハーロックは宇宙(そら) へ...素子は情報の海へ...そして伊藤は...。
かけがえのない何かを見出してしまったことによる孤独と愁いに満たされぬ自分と自分の心、思・想いに突き動かされ、誘われているかのようで...何やらペーソスとシンパシーを感じる気がします...。

今市子さんの人気妖怪・ホラー・ミステリーコミック『百鬼夜行抄』好きとしても堪らないものがあります。

まどろみにふと現実と異界の狭間の迷宮に陥り、彷徨ってみるのも...。

思い入れのせいもあってか、今回も久方振りの投稿だというのに、またかなり支離滅裂な苦しい記事となってしまいました。語彙、表現力、文章力のなさがもどかしいです...。

*心覚え(作品中に登場する台詞・人物・言葉・事物等)
"たつとりあとをにごさず”
"因果性に共時性と受け取れる事象をかけ 交わることのない因縁の別離したバランスを開放し浮遊する そのバランスは無数の(に)根を張り (そして)絡まり 一つの因果として(なって)開放されるのだ (私は)その共時性と受け取れる(思われる)ような事象を (その)浮遊した(自分)自身を安定させるために(開放することを)”
"その内行ってみましょうか"


先日までは涼しい日が何日か続きましたが、夏の暑さもまだまだこれからだと思います。そこでこの夏、暇なお休みの日にでも、がっつりというのではなく、ゆったりとリラックスした気持ちで観れそうな映画作品を過去の投稿記事で取り上げた中からとそれ以外から二三挙げてみたいと思います。まず一本目は大林宣彦監督が「尾道三部作」の第一作とされる青春ファンタジックコメディ映画作品「転校生」の原作ジュブナイル『おれがあいつであいつがおれで』、完結編とされる青春ファンタジックロマンス映画作品「さびしんぼう」の原作ジュブナイル『なんだかへんて子』とノスタルジックファンタジーロマンス映画作品「はるか、ノスタルジィ」同名原作小説に続き児童よみもの作家(児童文学作家)の山中恒さんのジュブナイル『とんでろ じいちゃん』を脚本をも手掛けて映画化した「新・尾道三部作」完結編となる若草の香るような熱く、濃く淡い、切な気な想いの思い出と想・思いやつきまとう苦い記憶と悔恨の念などの想・思いの継承のファンタジックな描写が絶妙な気がするファンタジードラマ作品「あの、夏の日 〜とんでろ じいちゃん〜」です。二本目はスティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒット海洋生物サスペンス・パニック・アドベンチャー映画作品「JAWS/ジョーズ」原作と脚本を手掛けている(TVレポーター役で出演もしています)ピーター・ベンチリー自らがトレイシー・キーナン・ウィンと共に脚本化した自身の同名小説をピーター・イエーツ監督がロバート・ショウ、ジャクリーン・ビセット、ニック・ノルティやルイス・ゴセット・Jrら共演で映画化した中々サスペンスフルで結構な迫力を感じる海洋アドベンチャーサスペンス作品「ザ・ディープ」です。三本目は古屋兎丸(ふるやうさまる)さんの短編漫画集『Wsamarus 2001』に収録されている同名の一遍をミュージックビデオ出身で本作が映画監督デビューとなるウスイヒロシさんが加藤ローサさん主演で映画化した胸騒ぎを覚えるような危う気でファンタジックでメルヘンチックな清涼感ある清々しく綺麗なドラマ作品「いちばんきれいな水」です。そして、おまけとして佐藤竜雄監督によるTVSFラブコメディロボットアニメ作品『機動戦艦ナデシコ』の続編に当たる劇場版アニメ作品「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」です。「あの、夏の日 〜とんでろ じいちゃん〜」につきましては、尾道の空の色の青さをはじめ映像は瑞々しく鮮やかで、趣きも感じられますし、暑い夏の映像描写なぞには懐かしき少年(子供)の日を思い出させられるようで、秀逸に感じられます。「ザ・ディープ」につきましては、クライマックス、海底に沈む難破船内で繰り広げられる対決シーンはドキドキハラハラ、エキサイティングで見応えあるやに思いますし、クールで知的に美しくエネルギッシュでセクシーな日焼けしたジャクリーン・ビセットの肢体(白いTシャツ姿)と青く美しい海が眩しくて心地良く、魅惑的に感じます。「いちばんきれいな水」につきましては、とにかく11年間眠り続けていた現代の『いばら姫』"谷村愛"を演じている加藤ローサさんの可愛さ綺麗さに魅了されてしまいます。「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」につきましては、冒頭、タイトルデザインがスクリーンに浮かび上がるシーンは何だか、何とも(夏)休み映画っぽい感じがしたりします。

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2009年07月27日

山田辰夫さん逝く

青柳裕介さんの同名コミックを中原果南さんを主人公の中居、"はるちゃん"役にTVドラマ化した『はるちゃん』シリーズで"和田"支配人役などを演じているの山田辰夫さんが昨日7月26日に胃癌のため亡くなられたとのことです。享年53歳とのことです。味のある名脇役としてジャンルを問わず、数多くのバラエティーに富んだ映画、テレビドラマに出演していますが、松田優作さん原案・主演、工藤栄一さん監督、丸山昇一さん脚本、仙元誠三さん撮影、小池要之助さん助監督のアクションドラマ映画作品「ヨコハマBJブルース」で優作さん扮する生活のため私立探偵をする元刑事の売れないブルース・シンガー、"BJ"に絡む不良少年、"ヨシヲ“役とその掛け合いも印象的だったりします。

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「君よ憤怒の河を渉れ」

先日ふとしたことから、久しぶりに西村寿行さんの同名小説を佐藤純弥監督が田坂啓さんと共に脚本を手掛け、高倉健さん主演、原田芳雄さんや中野良子さんら共演で映画化したサスペンス・アクション作品「君よ憤怒の河を渉れ」を観ました。以前といっても、随分前に観たときにはかなり面白いと感じた印象を持っていたのですが...。今観てみるとお話自体には、目新しさというのは感じないものの、展開のテンポは悪くないですし、無実の罪を着せられ、警察の追跡を逃れながら真犯人を捜す現職東京地検検事の"杜丘冬人(もりおかふゆと)"を無骨ながらも誠実で男気たっぷりに演じて魅せてくれている高倉健さんはいうまでもなくとにかくカッコイイですし、"杜丘"を執拗な追跡で追い詰める警視庁捜査一課の警部、"矢村"をやさぐれていて、ニヒルで男臭く演じている原田芳雄さんのその魅力を如何なく魅せてくれている演技と存在感は面白く印象的で見応えがありますし、自分を無実の罪に陥れた虚偽の罪の供述をした、田中邦衛さん演じる"寺田俊明"こと"横路敬二"を捜して向かった北海道の様似(さまに)で、待ち受けていた警察を逃れて日高山中に逃げ込んだ"杜丘"にヒグマに襲われ、あわやというところを助けられ、"杜丘"に心惹かれる若く美しい令嬢、"真由美"に扮している中野良子さんは知的で凛々しく美しいですし、"杜丘"の上司で、検察・警察組織の対面の保持ばかりにこだわり、事件捜査(処理)にあたる検事正の"伊藤"を演じている池部良さんと精神病院の院長、"堂塔"に扮している岡田英次さんの小役人ぶりと悪党振りも中々捨て難いものがありますし、ハードボイルドというか、シリアスで硬派な雰囲気の中にチョッピリ可笑しみが盛り込まれていたりもして愉しかたりもしますし、青山八郎さんの手になる音楽、特に沢田靖司さんのスキャットによる『孤独の逃亡』と、どこかで聴いたことがあるような軽快でサスペンスフルなシーンに場違いにも聴こえる『白いサスペンス』のある意味での秀逸さなぞなぞ見所には欠かないものの、展開や演出はインパクトがあって面白く興味を惹かれる反面、些か強引で、それを補う微妙な"説得"や"納得"にも物足らず、どうも些か拍子抜けをしてしまいました。ともあれ何より、題名の「君よ憤怒の河を渉れ」はインパクトがあって印象的なのは確かと思いますが...。

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「トゥームストーン/TOMBSTONE」

「トゥームストーン/TOMBSTONE」
1993年製作 米国
監督:ジョルジ・パン・コスマトス 製作:ジェームズ・ジャック、ショーン・ダニエル、ボブ・ミシオロウスキー 製作総指揮:アンドリュー・G・ヴァイナ、バズ・フェイトシャンズ 脚本:ケヴィン・ジャール 撮影:ウィリアム・A・フレイカー 音楽:ブルース・プロートン ナレーション:ロバート・ミッチャム

出演:カート・ラッセル、ヴァル・キルマー、サム・エリオット、ビル・バクストン、パワーズ・ブース、マイケル・ビーン、チャールトン・ヘストン、ジェイソン・プリーストリー、スティーヴン・ラング、ダナ・デラニー、ジョアンナ・パクラ、ダナ・ウィーラー=ニコルソン、マイケル・ルーカー、ハリー・ケリー・Jr.、ビリー・ゼイン、クリストファー・ミッチャム、ロバート・ジョン・バーク、ビリー・ボブ・ソーントン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ボーラ・マルコムソン、テリー・オクィン、フランク・スタローン、ワイアット・アープ

公開時に劇場で観たときには"ドク・ホリデイ"を演じているヴァル・キルマーや"ジョニー・リンゴ"役のマイケル・ビーンの演技がうるさくて、鼻につく感じがして、作品としても何となく色が薄く大味な印象で、後半部分なぞは余り覚えてもいなかったりしましたが、今回久しぶりも久しぶりに観てみるとなかなかどうして見応えがあって面白かったです。

やや緩くて締まり切らないところもないではない気もしますし、もうチョッとじっくり見せて欲しいところもありますが、西部劇・活劇と人生ドラマがややもするとどっちつかづで共倒れになりそうなところを、程よく微妙なバランス・アンバランスでブレンドされていて、痛快でワクワクさせられるおもしろみがありながら感動も覚えさせられる、見応えある作品やに感じます。どことなくクラシカルな西部劇のムードの漂いを感じる気がしますが、史実にかなり忠実に描かれているということもあるせいか、作品を通しては何となく外連味に薄い気がして、やや緊迫感にも欠けているところもあるやに見受けられますが、キメるところは見事にキメてくれていますし、魅せるところは見事に魅せてくれていて、その垢抜け切らなさというか、華やかな飾り気の薄さとうかも魅力に感じたりします。

中盤のクライマックスでのO.K.牧場の決闘シーンや終盤のクライマックスでの"アープ"ら自警団による"カウボーイズ"への復讐行のシーンをはじめ、アクションはあっさり目ながら、スピーディで小気味良いテンポと歯切れの展開をしていて飽きさせられることはありません。余韻を残すという閉じ方ではないですが、心地よいものを感じる気がします。

主人公の"ワイアット・アープ"を演じているカート・ラッセル、その兄の"バージル"に扮するサム・エリオットや弟の"モーガン"役のビル・パクストンをはじめ、マイケル・ルーカー、ビリー・ボブ・ソーントンやテリー・オクィンと、男臭く渋目ながら中々豪華な顔ぶれの男優陣を擁したキャストをしていて、その中でも特に歯学博士の称号を持つ肺病やみの早撃ちギャンブラー、"ドク・ホリデイ"を演じているヴァル・キルマーの存在感、演技は見事でとても印象的に映ります。病に常に薄らと汗をかいた蒼白くやつれた顔が何とも...。"ワイアット・アープ"が心惹かれる舞台女優の"ジョセフィーヌ・マーカス"を演じているダナ・デラニーや"ドク"の恋人、"ケイト"に扮するジョアンナ・パクラをはじめとした女優陣のキャストもやや印象薄めながらまずまずと思います。パワーズ・ブース扮する"カーリー・ビル"率いる無法者の"カウボーイズ"の憎々しさ、特にマイケル・ビーン演じる"ジョニー・リンゴ"の残忍なそれは面白くて見応えが感じられます。"ドク"と"リンゴ"の嫌悪とシンパシー相俟った冷たく火花を散らす掛け合いはスリリングで見応えあるやに感じます。

1990年から2000年に米国のフォックス放送で放送され、一世を風靡した青春学園ドラマ作品『ビバリーヒルズ高校白書』シリーズで"ブランドン・ウォルシュ"を演じているジェイソン・プリーストリーが"カウボーイズ"に組する"ビリー・ブリッケンリッジ"副保安官役で出演しています。O.K.牧場の決闘に"カウボーイズ"の知り合いとして参加し、生き残った"ビリー・クレイボーン"を演じているワイアット・アープは、本作の主人公である"ワイアット・アープ"の遠い親戚にあたるとのことです。旅回りの一座の座長、"ファビアン"に扮しているビリー・ゼインは北村一輝さんにチョッと似ている気がします。
晩年ワイアット・ワープは、ロサンゼルスに定住し、映画監督のジョン・フォードらと親交を持ち西部劇製作に影響を与え、1929年に膀胱炎のため80歳でその生涯を閉じたとのことです。

シャロン・ストーンは「トゥームストーン」に出演していないのかしら...。

*心覚え(作品中に登場する台詞・人物・言葉・事物等)
『長年牛の牧場で働いて、一度だけ撃ち合いをした。おれが相手の命を奪った。ひどい気持ちだった。あんな気持ちは二度と味わいたくない』 ー "In all that time workin' those cow towns, I was only ever mixed up in one shootin', just one! But a man lost his life and I took it! You don't know how that feels, and believe me boy, you don't ever want to know. Not ever! "

『リンゴのような男はなぜ悪事を重ねる?』『リンゴみたいな男は ー 体の真ん中にとても大きな空洞がある。いくら殺しても、いくら盗んでも満たされない、良心の痛みも感じないんだ』『必要なものは?』『復讐さ』『何への?』『生まれたた事だ』 ー "What makes a man like Ringo, Doc? What makes him do the things he does?" "A man like Ringo has got a great big hole, right in the middle of him. He can never kill enough, or steal enough, or inflict enough pain to ever fill it." "What does he need?" "Revenge." "For what?" "Bein' born. "

『お前の望みは』『普通の人生を送りたい』『'普通の人生"はない、人生は波乱があるのさ、うまくやれ』『やり方は?』『簡単だよ。おれに別れを言え、そしてあの美しい女優をモノにしろ。あの美女と駆け落ちするんだ。人生の一瞬一瞬を楽しむんだ。生きろ、ワイアット。あれの分も。もしおれの友達なら ー 少しでも俺を思ってるのなら、立ち去れ、行くんだ...頼む』『いつまでも友達だぜ』 ー "What do you want Wyatt?" "Just to live a normal life." "There is no normal life, Wyatt, there's just life, ya live it." "I don't know how." "Sure ya do, say goodbye to me, go grab that spirited actress and make her your own. Take that spirit from her and don't look back. Live every second, live right on through to the end. Live Wyatt, live for me. Wyatt, if you were ever my friend... if ya ever had even the slightest of feelin' for me, leave now, leave now... please." "Thanks for always being there, Doc. "

出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
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2009年07月25日

「あぁ、結婚生活/MARRIED LIFE」

「あぁ、結婚生活/MARRIED LIFE」
2007年製作 米国
監督/製作/脚本:アイラ・サックス 製作:スティーヴ・ゴリン、シドニー・キンメル、ジャワル・ガー 製作総指揮:アリックス・マディガン=ヨーキン、ブルース・トール、ジェフ・スタイアー、アダム・シュルマン、マット・リッティン、ウィリアム・ホーバーグ、デヴィッド・ニックセイ 原作:ジョン・ビンガム 脚本:オーレン・ムーヴァーマン 撮影:ピーター・デミング プロダクションデザイン:ヒューゴ・ルジュック=ウィオウスキ 衣装デザイン:マイケル・デニソン 編集:アフォンソン・ゴンサルヴェス 音楽:ディコン・ハインクリウフェ 音楽館集:スーザン・ジェイコブス
出演:クリス・クーパー、ピアース・ブロスナン、パトリシア・クラークソン、レイチェル・マクアダムス、デヴィッド・リッチモンド=ベック、ティモシー・ウェッバー、デヴィッド・ウェンハム、アンナ・ウィリアムス

先日毎度お馴染みの近所のレンタルビデオ店に赴き、何を借りようかと陳列棚を物色していたところ、本作のDVDジャケットをたまたま目にし、私の好きな外国人男優ヒーローの一人にして、人気長寿スパイ・アクション映画「007」シリーズの歴代ボンド役で私が最も好きなピアース・ブロスナンが出演しているということのみで、借りてフラットな気持ちというか気持ちをブランクにして観てみました。ジョン・ビンガムの小説『Five Roundabouts to Heaven』を基に新鋭、アイラ・サックスが監督、製作とトッド・ヘンンズ監督、原案によるポピュラー音楽界の生ける伝説、シンガーソングライターのボブ・ディランの半生をクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア・ヒース・レジャー、ベン・ウィショーというバラエティーに富んだ6人の俳優がディランのさまざまな顔をフューチャーした6人のディランを演じて描いた音楽伝記ドラマ作品「アイム・ノット・ゼア」でトッド・ヘンンズと共に脚本を手掛けているオーレン・ムーヴァーマン共に脚本を手掛けて映画化した犯罪コメディドラマ作品とのことです。

ビターでシニカルなユーモアと軽妙な緊迫感とでもいうのうなものが感じられて、ズッシリとしたそれではありませんが、マイルド、スムースで素敵な見応をした作品に感じます。これとしってインパクトがある何かはない気もしますが、含蓄あり気で品と落ち着きのある良くできたお話を変に盛上りを煽ることなく、控え目でしっかりとしたそつのない演出と演技で見せてくれている気がします。1948年の時代設定をしていて、クラシカルな雰囲気を漂わせつつ、古臭くはなく、当世風、現代的であり、普遍的なものを感じる気もします。

シリアス、シビアで重厚で濃くのある力作というのでもありませんし、お洒落でスタイリッシュというのでもありませんが、案外スリリングでサスペンスフルだったりして、どっぷりとではないですが、観ているうちに自然と惹き込まれてしまうといった作品です。心を揺さぶられ、涙するというのではないですが、しみじみと切実に心に来るものがあります。

レイチェル・マクアダムス扮する若く美しい戦争未亡人の"ケイ"との恋に溺れてしまい、自分なしでは生きられないとの思い込みから離婚を切り出せないでいるパトリシア・クラークソン演じる妻の"パット"を愛するが故に苦しめるくらいならとの身勝手な理由で狡くて愚かな彼女の毒殺計画を目論むまじめで良き家庭人の中年会社経営者、"ハリー・アレン"に扮する常に苦虫を噛みつぶしたよう悪人面のクリス・クーパーの微妙で豊な表情の変化が素敵で魅力的に感じます。"ハリー"の親友で物語の語部でもある"リチャード"を演じているピアース・ブロスナンは年を重ね、そのハンサムでセクシーな容姿に甘さと深みと肉付きが増した大人の魅力が益々素敵に感じます。"パット"に扮するパトリシア・クラークソンは一見するといわゆる典型的な美人さんではないやにも映りますが、奥目がちな瞳がチャーミングに感じられる、味のある素敵な女優さんと思います。タレント、女優、歌手のYOUさんに似た雰囲気をしている気がしたりもします。

ディコン・ハインクリフェによる優し気で眩惑魅惑的にムーディーな音楽は些か落ち着かない気持ちにもさせられるようで、耳に残るものがあります。

DVDにはさらなる後日談が描かれている3パターンの別エンディングが収録されていますが、それぞれにさりげない味わいが感じられて、余韻が残るものがあります。別エンディングで1966年に22歳で初めて愛した人と結婚式を挙げる"ハリー"と"パット"の孫息子、"リッチー"を演じているのはジュード・ロウかしら...。

因に"ハリー"の若く美しい愛人、"ケイ"を演じているレイチェル・マクアダムスは、来年、2010年の春に日本劇場公開予定のガイ・リッチー監督作品で、アーサー・コナン・ドイルが生み出した世紀の名探偵、史上初の私立・諮問探偵としてヴィクトリア朝後期の英国、繁栄の裏にどんより淀んで横たわる暗部・闇に犯罪はびこるロンドンの街を主な舞台に活躍した”シャーロック・ホームズ”をロバート・ダウニー・Jr.が主演し、相棒で、唯一の親友とされている"ジョン・H・ワトスン"博士"をジュード・ロウが共演するミステリーアドベンチャードラマ映画「シャーロック・ホームズ(原題)」に"ホームズ"が"あの女'(ひと)"と呼ぶ生涯ただ一人の忘れかたき女性、"アイリーン・アドラー"役で出演しているとのことです。トレーラーを観る限り、スピーディー、スリリング、アクティブで期待が持てそうです。レイチェル・マクアダムスは、おでこがキュートで、クラシカルでコケティッシュな雰囲気を醸して感じられる女優さんで、今後更なる魅力の開花が期待できる気がしたりします。

邦題の「あぁ、結婚生活」は、まあ、良しとしたいと思います。

*心覚え(作品中に登場する台詞・人物・言葉・事物等)
『愛とは本当に不思議なものだ』-"It's funny, isn't it?" "What we do for love."

この間、何故かずっと欲しいという誘惑に駆られながら、恥ずかしいという思いが先んじて、なかなか手が出せないでいた佐藤藍子さんの初イメージDVD『佐藤藍子/藍 Love』を遂に購入してしまいました。まだ早送り再生でしか、観ていませんが、結構露出度の高い刺激的なシーンも収録されている模様です。何だか正視するのは恥ずかしい気がします。

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2009年07月23日

朝方六時過ぎに

先日の日曜日の朝方六時過ぎに犬の咳声のような、もしくは何かの機械音のような音で目を覚ましました。燐家ので飼われている犬が喉に何か詰まらせでもして苦しんでいるのではと外に出て燐家の車庫脇にある犬小屋の辺りを覗き込もうとしてみたところ、どうもその音はそちらの方角からはするのではなく、上方から聞えるようで、ふと見上げると燐家の軒先に灰色のふさふさとした尾の長い、そしてそうは可愛らしくも映らない小動物が鳴き声というか雄叫びとの奇声をあげていたのです。と、そこへ前の家ご夫人が家からすごすごと出て来られたので、朝の挨拶を交わしがてら何なのか、ご存知か尋ねてみると、どうもリスのようだとのことでした。我が家の周辺でも、昨今では宅地開発により緑が徐々に減って来ているとはいえ、まだ緑多く、リスを目にすることもないではないのですが、鳴き声を聞いたのは初めてのことで、イメージと違ったので、チョッと驚きました。ひとしきり、奇声をあげていましたが、何だったのかしら、威嚇する相手も見受けられませんでしたし...、ニワトリのような習性なのかしら、それとも朝から何か気に入らないことでもあったのかしら...。

その晩には家の玄関先の壁にヤモリくんがへばりついていました。

ヤモリ-02.jpg
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2009年07月20日

カンちゃん

F氏とYくんには、先日は以前の投稿記事でご案内しておりました『三遊亭京楽 チャリティー寄席 ミュージカル環境落語「シマミミズ ラッパーの恋」』にご一緒いただきまして、お疲れ様、ありがとうございました(Yくんには特に体調が余り優れない中、おつきあいいただきまして...)。昨年に続き今年も ご一緒できて、大変嬉しく楽しかったです。そして、T君と今回も環境、家族・夫婦・親子の絆、未来を生きる子どもたちに対する一方ならぬ熱い思・想いがひしひしと感じられる熱演で現代の親子・夫婦・家族へ送るメッセージが込められた古典落語の「子別れ」とミュージカル環境落語の「シマミミズ ラッパーの恋」の2席を披露してくださった京楽師匠はじめ、汗びっしょりの熱演で会場を沸かせてくれました二つ目の三遊亭きつつきさん、その他出演者の皆さん、そして主催者、スタッフ、関係者の皆さんには、今回も本当にお疲れ様でした。熱く楽しませていただけました。皆さんとその活動の今後益々の発展を願い、次回、来年夏の開催に期待して、陰ながら応援させて頂きたいと思います。

『三遊亭京楽 チャリティー寄席 ミュージカル環境落語「シマミミズ ラッパーの恋」』観覧後、F氏とYくんと連れだって"闘うモンゴリアン・蒙古の怪人"ことブロレスラーのキラーカンさんが新宿は歌舞伎町で営む『キラーカンの店 ちゃんこ居酒屋 カンちゃん』に行ってきました。久方振りの新宿は歌舞伎町界隈にして、初めて訪れるお店ということもあって、些かまごついたりもしまいましたが、予約時間の開店時間、午後6時には余裕を持って到着することができました。お店があるのは歌舞伎町2丁目で歌舞伎町のど真ん中にあるビジネスホテル『クイーンズタウンホテル』のすぐ近くで、辺りに飲食店や夜のお店、特に目立ったのはホストクラブがひしめいていて、お店に行く目的がなければ足を踏み入れることはまずないようなやや年季の入った『新宿リービル II』なる雑居ビルの五階にあり、この雑居ビル自体にも夜のお店がたくさん入っているようです。土曜日とはいえ、開店直後でお客さんは我々のみで、残念ながらキラーカンさんもまだお店に出られていませんでした。店内はカウンター席、座敷席とテラステーブル席があり、我々は座敷席に通されました。一見でも違和感無く気楽に落ち着ける雰囲気のお店でした。生ビール、枝豆、もつ煮、食べかけの上にピンボケですが撮影した写真を下に掲載しています焼き鳥だったかとそしてこちらも写真を下に掲載してありますお目当てのカンちゃん鍋なぞを頼みました。このカンちゃん鍋が大したもので、辛さもちょうど良く、食べやすい味をしたキムチベースのオリジナルスープをしているのですが、何せ写真を見ての通り、野菜、肉、魚介、豆腐類の具がてんこ盛りで、Yくんの体調が余り優れなかったこともあり、決して小食とはいえない、F氏と私も食べ切るのに難儀した程です。これで一人前なのですから...。我々がお腹いっぱい呑んで食べ、お店も満席になっていた頃にいよいよ待望の真打、キラーカンさんがお店に登場され、割烹着姿になるなり、その巨体で、決して広いとはいえないお店の中を動き回り、フランクというか、有無をいわせぬというか、プロレスラーらしからぬといった染み付いた口調の商売上手なセールストークを矢継ぎ早に繰り出して接客に勤しみ始めました。我々もせっかくなのでキラーカンさんに何かオーダーしたかったのですが、もう流石にお腹いっぱいで呑めず食べれず、断念せざるを得ませんでした。後ろ髪惹かれる思いもありつつ、お勘定をしてもらうと、キラーカンさんが初めて来店かと声をかけてくれて、自身が歌う『ふるさと真っ赤っか/上越線は男の鉄路』のシングルミュージックテープを下さた上に写真撮影の申し出にも快く応じてくださり、それぞれツーショットで写真を撮らせて頂きました。去り際に交わしてくださった握手の握力・迫力は力強いものがありました。
キラーカンさん、お店の皆さん、ご馳走様、ありがとうございましたでした。
お店に行く前はあのキラーカンさんに会えるやもと、やや緊張気味な私でしたが、お店の雰囲気の好さ、料理とお酒、そしてキラーカンさんの人柄もあり、愉しい一時を過ごせました。お店を予約して連れて行ってくれたF氏にもここであらためて感謝したいと思います。ありがとうございました。
因にミュージックテープはまだ聴いていません...。
最後にあらためて、F氏もYくんもお疲れ様でした。

カンちゃん鍋-01.jpg カンちゃん焼き鳥?-01.jpg キラーカンさんと-01.jpg
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