2009年02月04日

訃報 泡坂妻夫さん

以前の投稿記事で取り上げています松田優作さん主演のミステリ映画作品「乱れからくり」の原作者で、私が中学生から専門学生にかけて仁木悦子さん、都筑道夫さん、佐野洋さんや大藪晴彦さんとならんで愛読していた作家の泡坂妻夫(本名・厚川昌男・筆名は本名のアナグラムです)さんが去る2月3日(火)に死去されたとのことです。
ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。ありがとうございます。
久しぶりも久しぶりに”亜愛一郎”シリーズ『11枚のトランプ』『湖底のまつり』『喜劇悲奇劇』『妖女のねむり』なぞなぞを本棚の奥から取り出して読んでみようかと思います。

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時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
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特報!!

遅ればせながらやも知れませんが、渡辺信一郎監督/脚本、信本敬子(他)脚本/シリーズ構成で、音楽を菅野よう子さんが手掛けている私も大好きなTVSFアクションドラマアニメ作品『COWBOY BEBOP』が2011年にハリウッドで、20世紀FOX配給により、主人公の賞金稼ぎの一人、"スパイク・スピーゲル"を演じるキアヌ・リーヴスの熱望もあって、実写映画化されるとのことです。映画化にあたっては、オリジナルのアニメ版を制作した日本のサンライズ社も密に関わるとのことで、同社の代表取締役社長を務める内田健二さんをはじめ、渡辺信一郎さんや信本敬子さんがアソシエイトプロデューサーとして、プロデューサーの南雅彦さんがプロダクションコンサルタントとして参加されるとのことです。お話はオリジナルアニメ版の第一話/Session #1『アステロイド・ブルース/Asteroid Blues』に登場する非合法目薬、"レッド・アイ(ブラッディ・アイ)"にヒントを得たものになると現在ピーター・クレイグと共にシナリオ開発に取り掛かっているというキアヌ・リーヴスが語っているとのことです。尚、"ジェット・ブラック"はじめ、その他の登場人物の配役については、残念ながら現在のところ未確認です。ハリウッド実写映画化版の音楽も是非菅野よう子さんに手掛けてほしいものです。

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2009年01月12日

「スターフィッシュホテル」

「スターフィッシュホテル」
2005年製作 日本
監督/脚本:ジョン・ウィリアムズ プロデューサー:マーティン・ライクラフト、古川実咲子、戸山剛 エグゼクティブプロデューサー:ブライアン・ホルス 撮影:ベニート・ストランジオ 特殊メイク:原口智生 美術:金田克美 衣装:会田晶子 編集:矢船陽介 音楽:武石聡、永井晶子 主題歌:ケイコ・リー『夢幻蒼』 コンセプチャルデザイン:斉藤岩男 音響効果:渡部健一照明:仲西佑介 装飾:松田光畝 録音:山方浩 助監督:松田光畝
出演:佐藤浩市、木村多江、KIKI、綾田俊樹、歌川雅子、大楽源太、北川さおり、縄田一男、上田耕一、串田和美、柄本明

日本は名古屋在住の英国人映画監督、ジョン・ウィリアムズ(かの有名な米国人作曲家、指揮者と同姓同名ですが、もちろん全くの別人ですし、何ら関係もありません)が、監督、製作、脚本と編集を務めて撮り上げたドラマ映画作品「いちばん美しい夏」に続いて、監督と脚本を手掛けて撮り上げた長編映画第二弾となる古典的な日本の怪談と西洋の童話、ルイス・キャロルこと英国の数学者にして作家のチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンによる古典児童小説『不思議の国のアリス』をモチーフにしたファンタジック・ミステリー・ドラマ作品です。

ニュートラルながら、日常と非日常、現実と幻想、そしてそれらの狭間と裏側を揺れ動き彷徨い漂う感覚とでもいうやのものを微妙に醸して感じられる気がして、ディープ過ぎも、ダーク過ぎもしない優(・霊)美でデリケートにファンタジックでミステリアスで不安で危うく、そして怪奇でホラーチックもあって、デイヴィッド・リンチの映像作品や小泉八雲の著作品に見るやのテイストの世界観・雰囲気の仄かな漂いや、透き通って冷めた空気感が感じられる綺麗な映像と、その質感や色彩感覚には惹かれるものがあって好きです。欧州の、欧州映画の雰囲気の漂いを感じる気もしたりします。絶妙な和洋折衷を感じる気がしたりもします。

作品、作風や役柄と柄本明さん扮するウサギの着ぐるみを着た不気味な男との出会いをきっかけに、木村多江さん演じる妻、"ちさと"の突然の失踪など不可解な出来事に見舞われるようになり、混沌と迷宮(不思議な国)へと誘われ、徐々に引き寄せられて行き、その淵に立たされる主人公のかつては作家を志したこともあるミステリー小説ファンのサラリーマン、"有須(ありす)"を演じている佐藤浩市さんをはじめとした出演者たちのイメージとの微妙な差異や違和感も魅力やに感じます。

"ちさと"が建築事務所に勤務しているという設定から、"有須"の自宅マンション居間の本棚には、作品の重要な要素となっている"有須"が愛読している串田和美さん演じるミステリー作家、"黒田ジョウ"の小説と並んで英国の建築家、リチャード・ロジャースに関する書籍やオランダ人建築家レム・コールハース、彼が主宰する建築設計事務所のOffice for Metropolitan Architecture(OMA)とカナダ人のグラフィックデザイナーのブルース・マウの共著書である『S,M,L,XL』なぞの建築関連書籍なぞが納まっていたりするのも興味深かったりします。"黒田ジョウ"の小説は読んでみたい気がします。

"ちさと"の行方を探す"有須"が彼女の鞄の名刺入れの中に残された名刺を見つけて訪ねる上田耕一さん扮する探偵、"森敏郎"の事務所の水槽でもがくように漂い泳いでいるスッポン姿・様は、登場人物達を投影・比喩しているやに感じられたりします。

映像の明暗のコントラスト加減や暗の使い方はとても印象的・効果的で、場面の、作品の雰囲気や世界観を大いに盛り上げているやに感じます。特に、"有須"がKIKIさん演じる不倫相手の"佳世子"の行方を探しに東北にある"スターフィッシュホテル"へ向かう夜の列車内の灯りが消灯したり、点灯したりして、暗くなったり、明るくなったりを繰り返すごく短いシーンの映像描写は、何でもないような気もしつつも、やはりとても印象的・効果的で、場面の、作品の雰囲気や世界観により深みと厚みを持たせていますし、彼の心象をさり気なく(、うまく)仄めかし表現している気がします。"有須"が"佳世子"との密会に"スターフィッシュホテル"へと向かう日中の列車の車窓から臨む雪景色や彼が独り座席に佇む車中の風景は冷たく素敵で印象的に感じます。カメラワークやアングルにも妙を感じるところがある気がします。控え目でデリケートな演出表現はインパクトには薄い気もしますが、かえってうるさくなくて観やすいと感じます。暗転も効果的と思います。

佐藤さんは、上述のように、作風や役と彼のイメージとの微妙な差異や違和感に魅力を感じますし、オーソドックスなようで、独自の雰囲気をまとった渋いダンディーな大人の見応えある演技と存在感を魅せてくれていて、作品を引き締めてくれているやに感じます。戸惑いや狼狽えなぞの心の揺らぎや弱さの演技表現や、どこか虚ろさを漂わせた表情も見応えがあると思います。
KIKIさんは、端整な顔立ちをしていて、クールでエキゾチックでミステリアスな中にコケティッシュさを垣間見せながら、自然に抑制されたクールで朴訥とした演技を魅せてくれていて、作品の雰囲気を盛り上げているやに感じます。妖しさや艶かしさはやや目なのかしら...と感じます。やはり佐伯日菜子さんに雰囲気がチョッと似て映ります。綺麗です...。
純和風の切れ長の目が魅力的なクールビューティーの木村さんは、ナチュラルな艶かしさを醸しつつ、しっとりと落ち着いた雰囲気、演技と存在感を魅せてくれていると思います。
串田さんは、その自然で重厚な趣ある演技と存在感で作品に(謎めいた)深みを与えているやに感じます。
"ちさと"の行方を探す"有須"に彼女が"ワンダーランド"なるいかがわしい会員制クラブで働いていると耳打ちをするウサギの着ぐるみを着た不気味な男を演じている柄本さんは、ややうるさい気もしつつ、インパクトと見応えある演技や存在感と佐藤さんとは異なった意味で作品、作風や役と彼のイメージとの微妙な差異や違和感に魅力を感じる気がします。ウサギの着ぐるみ姿というのは『不思議の国のアリス』をモチーフにしてのことと思いますが、リチャード・ケリー監督、脚本、ジェイク・ギレンホール主演の過去に遡って話しが進むいわゆるリバースムービーと呼ばれ、本国米国のみならず、世界的に話題を呼んだ青春ファンタジーミステリー映画作品「ドニー・ダーコ」やデヴィッド・リンチ監督、製作、脚本、撮影、ローラ・ダーン主演の奇妙奇天烈なミステリー・ドラマ映画作品「インランド・エンパイア」を想起したりします。
"ちさと"の失踪にまつわる事件の捜査をする刑事役の綾田俊樹さんやその部下の刑事を演じている大楽源太をはじめ、その他脇を固めるキャストの面々も味と癖のある個性的な演技や存在感で作品を支えているやに思います。

日常の...常軌・常気の...暗闇に目が慣れる...混沌、迷宮...ミステリー...錯覚しながら日常を生きている...。

泡沫の夢幻なのか...救いの手を差し伸べに..."デイル・クーパー"のように...惹き込まれるように...堕ちるようにして閉じられるラストも結構好きです..."草薙素子"ならば、誘わない...。

夢の見方を見失い、夢が見難い...心の内外、心と現実、自分と他者や社会...。

現実という幻想に溺れ過ぎているが故に想像を逸している気がしたりします。
想像や妄想に浸っても、幻想に溺れたくはありません。

またしても何が言いたいのやら私は...今回もまた支離滅裂な内容を含んだ苦しい記事となってしまいました...。

本作についても、フランツ・カフカの代表小説の一作、『変身』にみるような衝撃的な不条理感や不安感よなものなぞはさして感じません。

しっとりほのかなファンタジックワンダーダークミステリーといった感じの作品で、さして癖無く観やすい気がします。

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時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
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2009年01月03日

「白椿」

「白椿」
2007年製作 日本
監督:秋原正俊 原作:夢野久作 脚本:落合雪恵 音楽:福原まり
出演:畑野ひろ子、加藤夏希、志村東吾、新倉恵子、うえむらちか、辻玲花、財津一郎

怪奇幻想作家として知られる夢野久作さんの同名短編小説を拙ブログではお馴染みの秋原正俊監督が舞台を現代の広島県は福山市の鞆の浦にして脚色・加味し、映画化した文芸童話ドラマ作品です。本作については、何と珍しく原作を読んだことがあります。

神秘的で寓話的なお話が織りなす不可思議な魅力も然ることながら、秋原監督独特の、透明感があって、淑やかで上品なセンスが感じられる演出、映像とその描写・表現が織りなす不思議で微妙でデリケートな趣、雰囲気やテンションとそして体感しているかのように感じられる空気感をした(魅惑的な)魅力に惹かれて飽きません。福原まりさんによる音楽、テーマ曲の『le pas d'amour(機甲部隊のステップ)』は軽快なリズムをしているようで、アンニュイというか、幻想的というか、情緒的というかで、印象的で、耳に残ります。鞆の浦の景観、街並、風情の美しさと共に作品と作品の趣や雰囲気の魅力を盛り上げていると思います。

本作の主人公の一人で、押し寄せる受験のプレッシャーに押しつぶされそうで、心は現実を受止めるだけで精一杯で、疲弊し、ついつい重苦しく苦い現実から逃げてばかりの日々を過ごしてしまっていて、いつもつまらなそうにしている、そしてそんな自分に辟易している浪人生の"鈴"を演じている加藤夏希さんは力強い目と鼻孔の開きに意思の強さを感じさせる凛々しさと、その中に可愛らしさを垣間見せる顔立ちと表情をしていて、エキゾチックな雰囲気を漂わせる、魅力ある女優さんやに思います。やはり、秋原監督が宮沢賢治さんの名作童話『銀河鉄道の夜』を現代の東北地方を舞台に映画化した文芸青春ドラマ作品『銀河鉄道の夜 I carry a ticket of eternity』を取り上げました投稿記事の中で加藤夏希さんに似ているかしらと記した谷村美月さんに似ているかしらと思います。"鈴"の母親、"澄子"を演じているモデルの新倉恵子さんはその不思議なおっとりしたテンションとテンポで作品の不思議で微妙な趣、雰囲気やテンションを更に盛り上げているやに感じます。本作のもう一人の主人公で、映画のオリジナルキャラクターである仕事に追われて、志村東吾さん扮する夫の"幸治"に家事・家庭をおろそかにしていると言われる小言に辟易しつつ、心の片隅では夫の言う家庭を守る良き主婦になるべきなのかしらと思いながら、いつも辻玲花さん演じる娘の"真琴"の面倒を喜んで快く見てくれる財津一郎さん扮する父親の"薫"の理解と応援もあって何とか忙しない日々を送って来た"知美"を演じている今回映画初出演にして初主演の畑野ひろ子さんは秋原監督もおっしゃられているように、気負いのない自然な演技を見せてくれていると思います。財津さんは演技・芸達者で存在感、遊び心と説得力が感じられる素敵な演技を見せてくれていますし、辻さんは笑い声や走り方も可愛らしい、しっかりした演技を見せてくれていますし、志村さんはそつのない演技を見せてくれていると思います。一見すると少ない登場人物ながら、出演者の皆さんの演技には統一感がないようにも感じられるのですが、その実、不思議で微妙なバランスというか、ハーモニーを見せている気がします。

現実逃避をしているばかりでも、もしくは現実へ逃避してばかりいても...それが生きるためならば、でなければ...綺麗と愛でる...綺麗さに魅せられる...白椿...残酷な仕打ちをして気づき、確かめをもたらす...気づき、確かめた...そのときは後の祭りなのだろうか...変化を、再生を遂げられたにせよ、促したにせよ、もたらしたにせよ、何れにせよ...(ありがた)迷惑な話ではないだろうか...シニカル・アイロニカルな(現代社会への)風刺を感じる気がします..."はっくしょん!!"とくしゃみをすると"ハクション大魔王"が飛び出てくるのだったらよかったとつくづく思ったりします...。
新年早々何が言いたいのやら私は...。

フランツ・カフカの代表小説の一作、『変身』にみるような衝撃的な不条理感や不安感のようなものなぞはさして感じません。

"People need to live the life they want to live," Jesse said. "They can't live it the way somebody else wants them to."
Dix smiled and raised his eyebrows.
"Everybody knows that," Jesse said.
Dix nodded.
"And few people actually believe it," Jesse said.
"There's often gap between what we know and what we do," Dix said.
"Let me write that down," Jesse said.
              ロバート・B・パーカー著『 STONE COLD』より

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2008年12月31日

「素敵な人生のはじめ方<未>/10 ITEMS OR LESS」

「素敵な人生のはじめ方<未>/10 ITEMS OR LESS」
2006年製作 米国
監督/製作/脚本:ブラッド・シルバーリング 製作:ローリー・マクレアリー、ジェリー・リン 製作総指揮/出演:モーガン・フリーマン 撮影:フェドン・パパマイケル プロダクションデザイン:デニス・ピッツィーニ 衣装デザイン:アイシス・マッセンデン 編集:マイケル・カーン音楽:アントニオ・ピント 音楽監修:ドーン・ソーラー
出演:バス・ベガ、ボビー・カナヴェイル、アン・デュデック、ジョナ・ヒル、ダニー・デヴィート、 リー・パールマン

近所のレンタルビデオ店で何を借りようかと物色していて、DVDのジャケットのタイトルを目にして、ロブ・ライナー製作・監督、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン共演のアドでンチャー・コメディ・ドラマ映画作品「最高の人生の見つけ方」と勘違いして手に取りましたが、他にめぼしい作品も見当たらなかったので借りて観てみることにしました。これもとんだめっけものでした。観てみてめずらしく自分の勘違いを褒めてやりたいと思いました。1週間レンタルをして、年末で何やかやと忙しく、風邪気味の中、3回観てしまいました。
本作は日本劇場未公開で、本国米国でも、わずか15館でしか上映されなかったとのことです...何とももったいない気がします...。

4年ぶりの映画出演を思いあぐねながら、小さなスーパーマーケットの夜間店長という役のリサーチのためにロサンゼルス郊外の都市、カーソンの閑散と寂れた安っぽい"アーチーのスーパーマーケット"を訪れる、過去の栄光を持ちながらも、その陰りへの不安からこの4年間1度も映画に出演していない有名俳優の"彼"を演じているモーガン・フリーマンの素敵な魅力が素敵に溢れて感じられる、温かく優しく粋で(、伊達や酔狂も感じられるようで)、親しみやすく、ウィットに富んだユーモアに溢れていて、偉そうでも嫌味でも押し付けがましくもなく、能弁・雄弁で説得力があって、人生のやり切れなさやほろ苦さ、希望や再生、機微、そして人と人、心と心の触れ合いの温もりが感じられる、愉快、爽快、そして爽やかにほろりと心温まるというやのファンタスティックに素敵な作品と思います。さり気ない旨味、巧みや面白味が82分という短めの尺ながら、たっぷりコンパクトに盛り込まれて感じられます。Strong Ending...しっとりしとやかで素敵な閉じ方をして感じられますが...さよならはわかれのことばじゃなくて ふたたびあうまでのとおいやくそくと思いたいです。作り手の作品への思・想いが遊び心や茶目っ気たっぷりに込められて感じられるエンドロールでの細工と、エンドロールに差し挟まれる映像はとても愉快でほがらかに素敵で、見逃せないと思います。

モーガン・フリーマンは、その人となりが感じられるやの温かく優しく粋で(、伊達や酔狂も感じられるようで)、親しみやすく、ウィットに富んだユーモアに溢れていて、面白くて、愉快で、偉そうでも嫌味でも押し付けがましくもなく、能弁・雄弁で説得力があって、機微なぞを感じさせる、雰囲気と存在感のある、リアルで、ナチュラルでさり気ない素敵な"(演技の)演技"を魅せてくれていると思います。気さくで人懐っこい口八丁の演技には寅さんを想起させられるものがある気がします。お腹はちょっぴりぷっくり出ていたりしますが、革ジャン、ジーンズに包んだ長い四肢もカッコ良く、何気ない、さり気ない所作・仕草も素敵に映ります。公衆電話のプッシュボタンの押し方が何だか可笑しいというか、微笑ましいというか、チャーミングに映ったりします。"彼"(=モーガン・フリーマン)のような素敵な人に出逢えたらと思います。
"彼"が役のリサーチのために訪れる"アーチーのスーパーマーケット"の"10品目か、それ以下(10 ITEMS OR LESS)"専用のエクスプレス・レジを担当する"スカーレット"を演じているバス・ベガも見所、見応えのある自然体でさり気なく情熱的でセクシーで、面白くてチャーミングに魅力的で素敵な演技と存在感を見せてくれていて、相手役のモーガン・フリーマンとの息もピッタリという感じがします。序盤、"スカーレット"がレジでお客さんたちとやりとりをするというか、客さんたちをあしらうシーンは、シーンとしても彼女の演技も面白くて素敵で最高と思います。ウィノナ・ライダーやペネロペ・クルスに雰囲気が似ている気がします。
"アーチーのスーパーマーケット"の耳が遠い老店長代理の"リー"を演じているクマール・パラーナの演技も、存在感や雰囲気も含めて見所、見応えがあって、面白くてチャーミングで魅力的で素敵で最高と思います。
建設会社の面接に臨む"スカーレット"の服を買うために訪れる彼女が働く"アーチーのスーパーマーケット"とは打って変わって、流行の、しゃれた大型スーパーマーケットの店員、"トレーシー"を演じているジェニファー・エコールスもちょこっとしか登場しませんが、面白味のある印象的な、素敵な演技を見せてくれていると思います。
"アーチーのスーパーマーケット"で買い物をする中年夫婦を演じているFrancisca HernandezとNacho Pinaをはじめとした他の出演者もチャーミングだったり、ユニークだったりして、愛おしさを感じる素敵な演技や存在感で作品を支えていると思います。
"アーチーのスーパーマーケット"の店内でおままごとをして遊んでいる女の子たちや、ボビー・カナヴェール扮する"スカーレット"の別居中の旦那、"ボビー"がアン・デュデック扮する浮気相手の"アーチーのスーパーマーケット"の一番レジ担当のあばずれ、"ロレーヌ"と同棲するトレーラーハウスだったかの何とかいう集合住宅でお母さんの選択の手伝いをしている女の子は可愛らしく映ります。
ダニー・デヴィートとリー・パールマン夫妻が"彼"の友人の"ビッグD"夫妻役でカメオ出演しています。

閑散と寂れた安っぽい"アーチーのスーパーマーケット"ですが、何でも売っている感じがして、その雰囲気も含めて大好きです。
空気感、雰囲気、時刻感や陽気感も心地良く、素敵で惹かれるものを感じます。
音楽と映像のマッチングが絶妙で素敵で、作品を素敵に盛り上げていると思います。
派手さや華やかさはありませんが、お話の良さ、素敵さも然ることながら、ほのかな趣、"説得"や"納得"にかなった面白くて旨い設定、そしてそつのない構成と展開をしている、程好い作りをした作品と思います。

孤立しているわけでも、想われていないわけでも、愛されていないわけでも、そして幸せでないわけでもない...人を思いやれるから...でも孤独なのです。寅さんも"彼"も同じような思いを抱いている気がします。この孤独の中にある彼らが切なく愛おしく、そしてそのハードボイルドに惹かれます。セックスもバイオレンスもなく...素晴らしいです。人は孤独の中にある...。

例え何かを諦めたとしても、諦めざるを得なかったとしても、だからといって、全てを諦めてしまうのではなく、それが何であれ、何か一つでも、気負い過ぎずとも、チャレンジしようと、やろうと思えるようにあらねば、ありたいと思います。
時として、面倒だったり、煩わしかったりしたとしても、人と触れ合い、交流することと、それを通じて、自分と向き合うことと、それによってもたらされる気づきを大切にせねば、したいと思います。厄介で辛かったりしても...。
変化を、再生を...。

何が言いたいのやら私は...2008年最後に投稿する記事だというのに、またしても支離滅裂な苦しい記事となってしまいました...私らしいといえば、私らしい、締まらない一年の締めくくりなのやも知れませんが...。

*心覚え(作品中に登場する台詞・人物・言葉・事物等)
"Dynamite" "Very Tasty"
"そうさ人との交流は素晴らしい" "人生のスパイスだ"
"私も観たよ"
"ありがとうダイナースクラブ"
"You Don't Say"
"Strong Ending"
"We'll never see each other again" "Never."

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それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。

一昨年の2月からスタートした当方のブログ、拙い記事を読んで下さった方々、更にはトラックバックや、コメントし辛い記事ばかりにも関わらずコメントを下さった方々、特にCENTER PUBさん、お気に入りリンクで紹介させて頂いています『ふるちんの「頭の中は魑魅魍魎」』のふるさん、『まい・ふぇいばりっと・あるばむ』のOZZYさん、『みるよむ・・・Mrs.のAZ Stories』のJ美さん、『新☆クマ・ミュージックの部屋』のNanja-Kanjaさんと『ごみつ通信 MOVIE LOVER'S DIARY』のごみつさん、『Over the Sky 〜 ビートルズを聴きながら・・・・・』のfighter-kさん、そして記事を書くにあたり、色々とご協力下さったF氏にはここであらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今回も私が最も好きな映画作品の一本である恩田陸さん原作の同名ミステリーの映画化「木曜組曲」についての記事を投稿するに至りませんでした。
posted by ウォルター at 22:25| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞映画について(外国映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

『BSアニメ夜話』第12弾(放送情報)

来年2月24日(火)から26日(木)の深夜24:00〜24:55にBS2(NHK衛星第二テレビジョン)にて『BSアニメ夜話』第12弾の放送があります。ラインナップは第一夜目の放送で取り上げられる作品は、手塚治虫先生や石ノ森章太郎さんと並び称される漫画界の巨匠、横山光輝さん(と小沢さとるさん)のSFロボット漫画『ジャイアントロボ』を今川泰宏さんが総監督を務め、横山光輝さんへのリスペクトとオマージュを込めて、遊び心満載にオリジナル・ビデオ・アニメーション化した、ある意味驚愕の作品『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』です。出演はレギュラーパネリストである作家の岡田斗司夫さん、『アニメマエストロ』のコーナーを担当するアニメ評論家の氷川竜介さんと、ゲストとしてお笑いコンビのアメリカザリガニほかとのことです。第ニ夜目に取り上げられる作品は手塚治虫先生の同名漫画を西崎義展さんがプロデュースを手掛け、富野喜幸さんが総監督を務めて、富野色(富野節)色濃くテレビアニメーション化した海洋アドベンチャー『海のトリトン』です。出演は岡田斗司夫さん、『アニペディア』のコーナーを担当するアニメ評論家の藤津亮太さんと、ゲストとして同作の主人公で、七つの海を支配し、暴虐を尽くすポセイドン族と戦う海棲人類トリトン族の最後の生き残りである"トリトン"の声を演じられている声優の塩屋翼さんをはじめ、女優・声優の朴ロ美さん、作家の小谷真理さんほかとのことです。そして最終第三夜目に取り上げられる作品は何と嬉しいことに、押井守監督が映画化して大きな話題を引き起こした士郎正宗さん原作の同名傑作近未来サイバー・ポリス・アクション・サスペンス漫画を押井塾の塾生、神山健治監督がテレビアニメ化した私が大好きな『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 』』です。出演は岡田斗司夫さん、氷川竜介さんと、同作で作画監督を務めています後藤隆幸さん、こちらも嬉しいことに、同作の主人公で、"攻殻機動隊"こと"公安9課"のリーダー、"少佐"こと"草薙素子"の声を演じている私がファンである田中敦子さん、タレントの松嶋初音さん、社会学者の宮台真司さんとのことです。未確認ですが、司会を務めるのは今回もNHKアナウンサーの里匠さんと女優の加藤夏希さんと思われます。本当に放送が今から待ち遠しいです。皆さんももし宜しければご覧になってみてください。深夜の放送、夜更かしは禁物ですが、是非リアルタイムで観たいと思います。勿論エアチェックも忘れずに。

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2008年12月29日

店番猫のいる手作りうつわの店 tarrie woo
---□□□ 『セール』 □□□のご案内---

お気に入りリンクで紹介しております『店番猫のいる手作りうつわの店 tarrie woo』にて、来春1月5日(月)22:00より1月30日(金)22:00まで、セールを開催されるとのことです。過去に販売したボウル、ティーポット、鉢、皿を60%OFFで販売されるとのことです。
宜しければお立ち寄りになってみて下さい。店番猫の”つくし”さんとご店主があたたかく迎えてくれると思います。目をつけていたお気に入りが、もしかすると登場するかも???とのことです。
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「叫」&「メゾン・ド・ヒミコ」{テレビ(地上波)放映情報}

来春元旦(木)の深夜25:05〜27:13{2日(金)午前1:05〜3:13}にTBSの『新春シネマシアター』にて、以前に投稿記事で取り上げています黒沢清監督/脚本、一瀬隆重さんプロデュース、役所広司さん主演のミステリー・ホラー映画作品「叫」が、2日(金)の深夜26:40〜29:00{3日午前2:40〜5:00}には日本テレビの『ミッドナイト・ロードショー』にて、こちらも以前の投稿記事で取り上げています犬童一心監督、オダギリジョーさんと柴崎コウさん主演のドラマ映画作品「メゾン・ド・ヒミコ」が放映されます。
以前の記事からの抜粋になりますが、「叫」につきましては、私としてはとても悩ましくも興味深い作品との印象を持っています。終始惹き込まれ、固唾を呑んで観てしまいますし、黒沢清監督作品としては、より洗練され完成度が高く、揺るぎ無い感じさえする気がしますし、宣伝文句の通り、黒沢清監督の最高傑作と感じなくもないですが、釈然としないというのとかとは別に、何か物足らない、何かこうもう一つ来ない気がして仕方ありません。或るステージに到達してしまったような感じと、アンチホラー、アンチ黒沢清(ホラー)テイストのようなものが感じられる気がしたりもします。黒沢清監督は独自の見せ方を持っている監督さんで、本作でもそれは発揮されているやに思います。余韻も感じさせてくれているやに思います。
「メゾン・ド・ヒミコ」につきましては、家族、同性愛、異性愛、生、老い、病、死、そして(ゆれる)想いなど、シビアなテーマをしているだけに入り込めるかどうか、些か不安を抱きつつ、鑑賞した作品ですが、違和感なく、面白く観ることができました。ゆったりとした感じ...微妙さにも惹かれるものを感じたりもして、程良く見応えあるやに思います。愛憎の描写はシリアスでリアリティーがあり、尚かつ滑稽で馬鹿馬鹿しくありもし、心打たれたり、温かくユーモラスに感じたりして面白かったりします。癌で余命幾ばくもないゲイの老人でゲイのための老人ホーム”メゾン・ド・ヒミコ"を設立、運営する"卑弥呼”を演じる田中泯さんは、演技も然ることながら、表情や仕草には味があり、存在感は圧倒的に感じます。舞踏家の鍛え上げられた肉体は美しいですが、末期癌に侵されていることを思い出すと、面白い感じもします。ドラマチックで、もどかしくて、興味深く愉快な作品やにも思います。
余り知られていないとのことですが、、犬童監督は、大林宣彦監督、薬師丸ひろ子さん主演の青春・ファンタジー・サスペンス映画作品「ねらわれた学園」にチョイ役で出演しているとのことです。
老人ホーム”メゾン・ド・ヒミコ"のロケーションには静岡県御前崎にある海辺のレストラン「Cafe Welcome Tea」が使用されているとのことですが、残念ながら同店は昨年閉店してしまったとのことです。

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2008年12月21日

「ミスト/THE MIST」

「ミスト/THE MIST」
2007年製作 米国
監督/製作/脚本:フランク・ダラボン 製作: リズ・グロッツァー 製作総指揮:リチャード・サバースタイン、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン 原作:スティーヴン・キング『霧』(扶桑社刊『スケルトン・クルー 1 骸骨乗組員』所収) 撮影:ロン・シュミット クリーシャーデザイン:グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガー プロダクションデザイン:グレゴリー・メルトン 編集:ハンター・M・ヴィア 音楽:マーク・アイシャム
出演:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーディン、ローリー・ホールデン、アンドレ・ブラウアー、トビー・ジョーンズ、ウィリアム・サンドラー、ジェフリー・デマン、フランシス・スターンハーゲン、アレクサ・タヴァロス、ネイサン・ギャンブル、クリス・オーウェン、ロバート・トレヴァイラー、デヴィッド・ジェンセン、ゲリー・コリンズ・リンツ

この作品も近所のレンタルビデオ店で何を借りようかとDVDを物色していて、ジャケットを目にしたときにお気に入りリンクで紹介していますごみつさんのブログ『ごみつ通信 MOVIE LOVER'S DIARY』『ごみつ通信@AOL』の本作についての記事を思い出して借りてみることにしました。

"モダンホラーの帝王"と称されるスティーヴン・キングがホラー小説アンソロジー『闇の展覧会』のために書き下ろし、一部書き直されたものが自身の短編集『骸骨乗組員』に収録されている中編小説『霧』をキングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』と同名長編小説を映画化したヒューマンドラマ作品「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の監督、脚本や製作を手掛けているフランク・ダラボンが監督/製作/脚本を務めて映画化したホラー・ミステリードラマ映画作品です。

確かに観ている間、特に前半は序盤から前夜激しい嵐に襲われ、停電し、通信網も破断されたメイン州西部ののどかな田舎町を覆い尽くす不気味な深い霧、そして突如としてその霧の中に潜む正体不明の生物たちによる矢継ぎ早の襲撃に見舞われ、不安、困惑、困惑、狼狽、不信、恐怖、激情や思考停止なぞに陥る登場人物たちのさりげない巧みさをして、且つ(些か単純化し過ぎている嫌いはしつつも、)わかりやすくて、緊張感・緊迫感に満ちた、心理、行動描写、性格設定、構図、活かし方や勢いあるテンポの巧い展開にハラハラドキドキ、手に褪せ握ったり、胸をかきむしられる想い駆られたりとすっかり作品に惹き込まれてしまいましたが、終盤にさしかかる頃になって明かされる霧と霧の中に潜む謎の生物の発生原因(と正体)には(なぜかどうしても)興醒めを覚えてしまい、ややテンションを削がれてしまいました。それでも最後まで飽きることなく見応えを感じながら観れたのですが、観終わってみると、やはり霧と霧の中に潜む謎の生物の発生原因(と正体)には腑に落ちないというか、違和感を覚えるというか、どうしても気に入らないせいか、作品全体としても示唆や含蓄に富み、どこか教条じみてもいて、色々と考えさせられはするものの、読解力ならぬ観解力不足からか、何だか良くわからず、もう一つ雰囲気、空気感や趣に薄い上、"説得"や"納得"に欠けても感じられてしまいます。それから、本作についても原作は未読ながら、原作とは異なるオリジナルのエンディングについても作品を評価する上で大きなポイントとなるのではないかと思います。私としては、ある意味インパクとある巧みあるそれとは感じつつも、作品全体を通してもそうですが、あからさまに過ぎるかなという感じもしますので、もっとさりげなくひっそり余韻を残し想像を促す終いにして欲しかった気はします。

出演陣は、主人公の映画ポスター画家、"デヴィッド・ドレイトン"を演じているトーマス・ジェーンをはじめ、極限状況におかれた皆を煽動する狂信的なキリスト教信者である"ミセス・カーモディ"に扮する日本でも暮らしたことがあるとのマーシャ・ゲイ・ハーデン、ネイサン・ギャンブル扮する"デヴィッド"の息子、"トビー"の小学校の新人教師、"アマンダ・ダンフリー"を演じる90年代に世界中で一大ブームを巻き起こしたクリス・カーター監督/製作総指揮/企画/脚本、デヴィッド・ドゥカヴニーとジリアン・アンダーソン主演のTVSFサスペンス『X-ファイル』シリーズのシーズン4〜7と9でデヴィッド・ドゥカヴニー扮する"フォックス・モルダー"にシンジケートの情報を提供する国連職員の"マリタ・コバルービアス"を演じているローリー・ホールデンやウィリアム・サドラーなど派手さはありませんが、面白味・実力・癖があって、しっかりしたそつのない演技を見せてくれていると思います。中でも特にマーシャ・ゲイ・ハーデンの不愉快極まりない演技は見事で見応え十分に感じます。惜しむらくは、それが作品として消化しきれていないようにも感じられてしまうのはやはり残念な気がします。

しっかり丁寧な作りをした見応えある作品とは思います...。

同じトーマス・ジェーンの主演で、スティーヴン・キング原作の映画化作品では、以前の投稿記事で放映情報を取り上げていますローレンス・カスダンが、キングの同名ベストセラー小説を、監督、製作、共同脚本を手掛けて映画化したサスペンス・ホラー「ドリームキャッチャー」は、記事やごみつさんよりの記事へのコメントに対する返答コメントにも記していますようにストーリー(展開)的には遊びが多くて、誇大夢想的な思い出話というか、現実化された夢を見せられているような気がしますし、作品を通して妙に不思議に美しい映像もそうですが、突き放したというか、諦観のようにも感じられる美しい映像とお話の微妙なミスマッチのようなものが醸す雰囲気にも惹き付けられる魅力を感じて、ワクワクして面白いといった感じではないのですが、キングの真骨頂でもある少年の心が(不思議と)嫌味無く(自然に)表現されていて、心の琴線をすっと、そっと撫でられるような気がしたりもして、同じくキングの同名小説をロブ・ライナー監督がリバー・フェニックスら主演で映画化した青春映画の金字塔と評される青春ドラマ作品「スタンド・バイ・ミー」のSF版といっては言い過ぎやもしれませんが、それに近い印象を受けたりもします。掴みどころがないようでもあって、正直なところ何がどう好いのか、ハッキリとはわからなかったりしますが、...気がついてみると何とはなしに観返してしまいますし、ある意味正しくキングテイストの映画作品やに感じたりもします。
トーマス・ジェーンはダイアン・レインの元旦那様のクリストファー・ランバートにチョッと似ている気がします。

自分が...、自分も含めた人間は最もやっかいな脅威になり得る最も身近な存在でもあるでしょうから...。

防護服に身を包んだ米兵が火炎放射器で焼き払っているのが何やら妙に印象的に感じます...。

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絢香さんとコブクロのコラボレート・ソング『あなたと』プロモーションビデオに私の知人で、現在、歌手としてメジャーデビューを目指して、モデル・芸能活動に勤しみながら、ボイストレーニングなどに励んでいる天野啓くんが(終盤チラッと)出演しています。今後メディアへの露出も増えていくものと思いますので、皆さん彼のことを覚えておいて、目に耳にしたら注目して応援してあげてください。

時効事案も含めて未解決事件が一つでも多く早期の解決を見ることを望むものです。
posted by ウォルター at 14:23| ☔| Comment(4) | TrackBack(1) | 鑑賞映画について(外国映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

今年のみかん

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今年も叔父貴の家の庭に植わっているみかんの木に鮮やかなみかん色をした美味しい実が生りました。今年の冬は暖かいせいか、例年よりも熟するのは少し早いですが、やや小振りな気がしますし、甘さもやや控え目という感じがします。

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posted by ウォルター at 14:22| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする